かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

万葉集であるく奈良

2019年12月19日 | Nara ( Japan )



先週、万葉集の講演を聞いた話はしたが、たまたま万葉集がらみの本を見つけたので、即ゲット。
元は、2010年に出た本らしいが、再編集したらしい。

とんぼの本は、何冊か持っているが、まず、写真が美しい。
絵になる写真が、多数。

そして、長い間に歌われた詩の時代に沿った、都周辺の地図が、また素晴らしい。
歴史のポイントがわかりやすく示されている。
奈良は、行き尽くした感があるが、まだまだ、未踏の地がある。

そして、メインの、万葉集の有名な詩の紹介、主要人物の紹介、そして、ミニ紀行文などが、散りばめられる。
全体として、万葉集の流れ、できた時代背景、読み方のポイントがわかるように工夫されている。
三山が登れるとは知らなかったが、結構地元のひとは、登っているらしい。
前回、藤原京に行けたが、まさに万葉集の時代のど真ん中。
奈良三山に囲まれた様は、万葉人の気分を味わえる最高の場所だろう。
藤原京から駅に向かう途中、たまたま歩くことになった下ツ道も、当時の幹線道路だった。

生の、飛鳥時代、奈良時代の雰囲気を味わいたい人にとっては、打ってつけての本。
写真だけでも、見る価値大。
資料としても、有効。

コメント
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