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かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Goodbye Tour 1968 Cream

2020年04月06日 | Music



Cream は、短命なバンドだった。
1966年に結成され、1968年秋に解散した。
本CD4枚組は、その解散ツアーの音源。
オークランド、LA、サンディエゴと続き、最後、ロイヤルアルバートホールで締めた。
正直音にはばらつきがある。
特に、録音機材の影響と思うが、低音部の迫力がいまいち。
ドラムがやたりに目立ったりする日もある。
ただ、ツアーが進むに連れ、演奏に迫力が増しているように感じるのは、気のせいか。

そして、もっとも大きいのは、3人の音楽の方向性が違っていたということ。
その後の展開を見ると、CREAMの方向は、クラプトンの方向とは全く違っていた。
そして、ジンジャーとジャックの仲が悪かったというから、長く続く訳がない。
その中で、3人の真剣勝負の演奏が聞ける。
自分たちの将来、ロックシーンの将来を、どう彼らは、考えていたのだろうか。
この辺は、今の、周りがいろいろサポートしてくれるコンサートとは趣が違う。
ブルース、ロックの真髄を極めようとした3人の姿勢がよくわかる。
でもそのストイックさが、短命につながった。



付録の写真集も充実していて、CREAMファンは、マスト?
音質が凄い!というほどの感動はないんだけど。
ジャックと、ジンジャーが亡くなったが悔やまれる。特に、ジンジャーは寸前に来日していたのに。

この3人による、セッションみたいなコンサートは、聴き応えがある。
ソロ部分も、揃っての部分も圧巻。

コメント
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