かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Once Upon a Time in Hollywood

2020年04月05日 | Movie
今日も、基本的には、自宅待機。
ジムと、床屋と、買い物には出たが。



この映画は、評判なのは、知っていたが、永久保存版かと思って、BD販売を待っていた。

まさに、我々世代(60年代ロック好き、60年代が今の世界のベースになっていると信じている)にピッタリだった。

全く予備知識無しに見て、最初に驚かされるのが、60年代の空気の再現度。
おまけでそれが明かされるが、街、車、ファッション、全て手作りで、こだわりをもって再現されている。たかが、50年、されど50年。
まだ、東西冷戦が続いている中、ベトナム戦争も泥沼。
ドラッグも蔓延していた。

そして驚かされるのは、クライマックス。
見ている内に、クライマックスは、シャロンテート事件なのかと思い出したら、カスって、全く違う結末。
謳い文句の、ラストの13分は嘘ではない。
大笑い?
タランティーノ監督の思い入れと、デカプリオ、ピット達のハリウッドスター達の共鳴が生み出した奇跡の映画と言っては言い過ぎか。

音楽も当時の旬の音がいいタイミングで出てくる。
ロックが成熟してきて、いろんな分野に飛び散る時期だ。

エンターテイメントとしてもちろん楽しめるのだが、我々世代から見ると、現代史の大きな転換期を描いた映画のようにも思える。

60年代に興味のある人は是非。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする