かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

LIVE AT SAN DIEGO '68

2020年04月07日 | Music



いろんな音源が出るが、CREAMの最終公演の4枚組の話はした。
このサンディエゴの演奏の音がいいと聞いたので、ゲットしたのだが、こちらの方がいい。
昨日のセットの3枚目の音源と同じのはずなのだが。

元の音源がいいのか、アレンジの仕方がいいのかわからないが(たぶん後者?)。
観客の声も、こちらの方が、たくさん取り込まれていて、場内の盛り上がり振りがよくわかる。
音圧や、細かな音飛びや、曲間のMCや、こちらの方が、全然いい。
オフィシャルよりブートの方がいいというのも困った話なのだが。
どうなっているんだろう?

当時の熱気が、リ3人の個性のぶつかり合いが、聴衆の前にこれだけリアルに伝わる演奏も珍しいかもしれない。
まだ、ロックが成熟する前、この3人組の果たした役割は大きい(ビートルズがツアーをしていた時代は、まだポップの扱い?)。

必ずしも一枚岩でなかったが、それだけに、偏った?個性を正面からぶつけ合った迫力は、ただものではない。

日本で、このパフォーマンスを見た人はいないのだが、実際見たらどういう感想を持ったのだろうか。
観客の騒ぎ振りを見ると、心底、感動しているように聞こえる。
日本では、まだついていけなかったかもしれない。
3人で、これだけの迫力のある音を作り出せるのか。
ラストのスプーンフルの3人の合体振りが、このグループの凄さを表しているように感じるのだが、どうか。

CREAMは、今や只一人生きているクラプトンが、かつていたバンドということで、語られることが多いが、クラプトンが看板ギタリストであったことは間違いないにしても、まさに3人がっぷり四つであったバンドであったことを強く思い起こさせる。

ヒット曲も網羅されているし、CREAMのベスト盤としてもいいでしょ。

明日から、緊急事態。
どう変わるか?

コメント
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