かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Mersey Beat Vol.1

2020年04月21日 | The Beatles



Mersey Beat 誌の第一号をゲット。
リバプールのキャバーンクラブで活躍しているグループの情報を世界に発信し、ビートルズの飛躍のきっかけにもなった新聞だ。
ジョンの同級生だった、Bill Harryが発刊した。
出たのは、1961年7月6日で、1964年まで続いた。
以前紹介した、カメラマンのDick Matthews と組んで、月2回のペースでの発刊。
手作り感あふれる新聞だった。

第一号は、5,000部刷ったが、売り切れたという。
最終的には、75,000部まで発行部数を伸ばした。
値段は、3ペンスとなっている。
表紙の写真は、ジーン・ビンセント。
ジョンが最初にギターを買ってもらったFrank Hessyの広告も。



2ページ目には、Bill Harry による、発刊の辞が。
かなりの苦労を経て、発刊に漕ぎ着けた。
ジョンによる、ビートルズ誕生秘話が掲載されている。
Beatlesに関する本格的記事第一号?
最後に、Pete Bestがメンバーに加わった様子が語られる。
広告の募集も。



Spartacusの映画の紹介も。
クラシックコンサートの案内等もあり、ロックに特化した雑誌ではなかった。
Cilla Blackや、キャバーンクラブの紹介記事も。



最終ページは、キャバーンクラブの全面広告。
音楽のジャンルは、JAZZになっている。
メンバーシップフィーは、1/ーとあるが、1ポンドという意味か。

Mersey Beat ブームの火付け役になった、雑誌の貴重な第一号。
博物館もの?

コメント
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