今日は、結局いい天気。
庭いじりをするために、DIYに行ったら、凄い人出。
人間、考えること一緒。
本書は、本屋で見つけた。
これまで、木簡に関する本は、しっかり読んだことがなかったので、ちょうどいい本だった。
初心者向けでもあり、最新の発見の情報もあり、楽しく読める。
木簡というと、紙が普及する前に多く使われたイメージだが、荷物につけるなどの用途で使い分けられていたことがわかっている。
木簡が大量に発見され出したのは、そんなに古いことではない。
何かのきっかけで、大きなゴミ溜め場に捨てられた多量の木簡が、新たな発掘で、次々に発見されるようになった。
木簡が残るには、適度な水分が必要なそうで、土深くに埋もれたもののみが、1,000年以上の時を経て、現れたのだ。
当時の記紀、万葉集は、写本が伝わるのみだが、木簡は、実際に使われたものだから、真実だ。
そこから、新たな発見が相次いでいる。
長屋王の邸宅跡が特定されたことは有名だが、木簡に書かれた内容の前後関係から、今まで不明だった史実も次々と明らかになっている。
漢字の練習に使われたものもあり、地域により、漢字も違う書き方をされていたこともわかっている。まだ漢字を使える人が少ない時代のことだ。
当時から、今の名産品と同じ産地の奉納物が平城京に運ばれていたこともわかる。
それも、結構遠くから。
木簡は、当時の生の記録という意味で、貴重だし、推理を働かせる古代史の醍醐味も味わえることがわかった。
毎年、正倉院展に合わせて公開しているそうなので、次回、訪れてみたい。
庭いじりをするために、DIYに行ったら、凄い人出。
人間、考えること一緒。
本書は、本屋で見つけた。
これまで、木簡に関する本は、しっかり読んだことがなかったので、ちょうどいい本だった。
初心者向けでもあり、最新の発見の情報もあり、楽しく読める。
木簡というと、紙が普及する前に多く使われたイメージだが、荷物につけるなどの用途で使い分けられていたことがわかっている。
木簡が大量に発見され出したのは、そんなに古いことではない。
何かのきっかけで、大きなゴミ溜め場に捨てられた多量の木簡が、新たな発掘で、次々に発見されるようになった。
木簡が残るには、適度な水分が必要なそうで、土深くに埋もれたもののみが、1,000年以上の時を経て、現れたのだ。
当時の記紀、万葉集は、写本が伝わるのみだが、木簡は、実際に使われたものだから、真実だ。
そこから、新たな発見が相次いでいる。
長屋王の邸宅跡が特定されたことは有名だが、木簡に書かれた内容の前後関係から、今まで不明だった史実も次々と明らかになっている。
漢字の練習に使われたものもあり、地域により、漢字も違う書き方をされていたこともわかっている。まだ漢字を使える人が少ない時代のことだ。
当時から、今の名産品と同じ産地の奉納物が平城京に運ばれていたこともわかる。
それも、結構遠くから。
木簡は、当時の生の記録という意味で、貴重だし、推理を働かせる古代史の醍醐味も味わえることがわかった。
毎年、正倉院展に合わせて公開しているそうなので、次回、訪れてみたい。