かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

ジョン・レノン フォーエバー

2020年10月16日 | The Beatles

今日もややひんやりめ。



文藝別冊KAWADEムックのジョンレノン編は、10年毎に3冊目だという。
どれだけ、重複記事があるのかわからないが(たぶん少ないはず)、凄い歴史だ。

中も充実していて、レココレのものよりは、一般受けする内容かもしれない。

巻頭グラビアは、生まれてから、ビートルズ時代を経て、亡くなるまでのジョンを、カラー写真付きで、紹介してある。
全く知らない人にも、わかりやすい内容。
先日ゲットしたインタビューレコードは、変わり種レコードとして、紹介されているが、今回の再発情報を知った上でのことか。
私が、INGで買っていたころのアルバムを初版帯として紹介してあるが、我が家にあるものと同じだろうか。

そして、ジョン・レノンと日本の関わりを徹底解説。
広田さんの寄稿だけあって、充実した内容。
洋子さんと出会う前から、日本(アジア?)に、関心が高かったことがわかる。

そして、これまた有名人の写真家福岡さんのジョン・レノン、ゆかりの地探訪。
武道館関連のところは、トークショーで、たっぷりご説明いただいたので既知の部分だが、それ以外のところは、知らないところも多い。
もちろんプライべートベースでの来日だったので、情報は、限られるし、そもそも40年以上前の話なのだから、限界もある。
その中で、よくこれだけという感じ。
特に軽井沢関連では、知らないことも多かったので、次回訪れる機会があったら、フォローしたい。

そして、ジョンへのインタビューで有名なレイ・コノリー氏のインタビュー記事と(悲劇がなければ、翌日インタビューの予定だった)、ジュリアンの1998年のインタビュー記事。
1998年時点では、まだ洋子とジュリアンの間がぎくしゃくしていたことがわかる。
洋子に走ったジョンに捨てられたようなものだから、やむをえないところ。

そして、ジョンにより残された作品群から読み取れるジョンのメッセージを解読。
アルバム類(ビートルズ時代のもの+ソロ時代のもの)については、議論されつくした感もあるのだが、ライブ&TVパフォーマンスと、アート関連については、新たな切り口で面白かった。
特に、ライブ&TVパフォーマンスについては、ばらばらと持っていたのだが、つなげてみると、かなりコンスタントにマスメディアに登場していたことがわかる。
平和運動にのめりこんでいた時代だったということもあるのだろう。

私が持っているDVD、CDに、紛れ込んでいるものもあるし、One To One Concertのように、完結したイベントになっているものもある。One To One Concertのビデオが出た時、すぐゲットしたが、当時は、高かったけど感動したことを覚えている(本書では、音源の紹介しかないが)。

充実した1冊。

コメント
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