今日は、ジョン・レノンの80歳の誕生日で、リバプールで開かれていた展覧会の、日本での公開初日。
残念ながら今日は行けないのだが、明日(台風の中を?)、行く予定。
今から、楽しみだ。
まさかこのタイミングで、Mary Hopkin の本が、出るとは思わなかった。
藤本さんの渾身の、マニアックな1冊。
Mary Hopkin は、最初大ヒットをしたが、その後、急速に消えてしまい、一発屋のイメージがあったが、本書を読むと、その後も、様々な活躍をされていたことがわかる。
特に、夫となったトムヴィスコンティのプロデュースによる第2作は、ポール色が抜けた傑作だったそうだ(怠慢で、まだ聞いていない)。
しかし、その後、彼女は、声だけを入れるような制作方法に反発して、音楽業界から、距離を置くようになった。しかし、いろんなプロジェクトには、継続的に顔を出していたことを知った。
本書ですごいのは、彼女と、息子、娘へのインタビューに成功していること、そしてメリー・ホプキン研究会なる(メンバー1人らしいが)団体の、コレクション群、そして、大量の写真群だろう。
その他、いろんな方が、寄稿しているが、継続して、フォローしているミュージシャンや評論家の多いことにも驚いた。
一見、普通のポップ歌手だが、ポールが惚れただけあって、オリジナリティが高かったということなのだろう。
たまたま新作も出たばかり(こちらも、まだ聞いていない)。
大阪万博で公演をしたというのも、たまたまかもしれないが、歴史的快挙。
その時のレポートも、大村さんが、作成してくれている。
音源は残っていて、ビートルズの曲もカバーしていたという。
あくまでもマニアックな本だが、楽しい1冊。