本書も、本屋で、3冊並んでいたものの1冊。
rockin'onは、月刊で頑張っている雑誌だが、しばらく買ったことはなかった。
総力特集とあったので、ゲットしてみた。
基本的には、ジョン・レノンの関する記事しか読んでないが、ちょっとコメント。
太宗を占めるのは、年代別のインタビュー集。
見たことがあるようなものが多く、新味は少ないが、ロストウィークエンドの狂乱振りをここまで書いてあるのは、初めてのような気がする。
ジョンと、フィルと、ニルソンの3狂人?
ここで命を落としてもおかしくなかった?
そして、訪れた平和な5年。
そして、復活直後の悲劇。
今更だが、あまりにも劇的すぎる40年。
そしてディスコグラフィ。
コンパクトだが、的確。
そして、映画IMAGINEの解説。
これもコンパクトなのだが、従来私が見ていたのと、先週末に見たのの違いが解説されていた。
映像も音も、クリーニングされていたそう。
また、難解なシーンの背景等のコメントも参考になる。
日本でのみ、公開されたティッテンハースト・パーク家ツアーは、貴重な映像だったようだ。
家の中にあるもの、飾りなど、興味深かったが、改めてここだけ見に行くほどでもなく。
でももう1回見たいところではあった。
そしてダブルファンタジー展の紹介。
リバプールで開催された時のものを元にしており、日本独自の展示には触れられていない。
まだ展覧会を見ていない人には参考になるが、見た人にとっては、新たな発見はない。
ということで、紙質もよく、きれいな1冊。
ジョン・レノン初心者には、よくまとまっていて、ちょうどいい。