かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

岐阜 一宮巡り

2022年06月25日 | Other Eastern Japan


昨日まで、関西だったが、今日は、帰りのついでに、岐阜県野一宮巡り。
岐阜羽島駅は、太野伴睦先生で有名。
政治が、もっとドロドロしていた時代の代表格?



円空のふるさととは知らなかった。
自然に溢れる素晴らしい県なのだが、観光アピールがちょっと弱いか。
お土産品も今ひとつ?
一応、高山ラスクなる無難な品をゲットしたが。



最初に向かったのは、高山にある飛騨一宮水無(みなし)神社。
最初は、電車で行こうと思ったのだが、結構不便で、車にした。
飛ばしても2時間かかるが.白川郷も、富山ももう少しだから、無理もない。
若い時車で行った時は、高速もなく秘境感いっぱいだった。
この高速、高低差があり、山河を縫うように走っているので、ドライブ好きの方は、いいかも知れない。
途中、郡上八幡があり、八幡様があるのかと思ったが、お城の名前だそうで、スルーした。

水無は、水を成すという意味だそうで、水源の位山を御神体として奥宮が祀られている。
神社の説明では、水主(みぬし)から来ているという。



創建は、定かではないが、延喜式には、飛騨一宮とあり、平安時代には、あったことがわかる。
鎌倉時代きは、水無大菩薩と称したというから、神仏習合の寺社だった。
祭神は、16柱で、水無大神(みなしのおおかみ)と総称する。



また南に戻るが、途中、ひるがの高原SAでランチ。
まさに高原にあり、その隣りのSAは、高速でのSAとしては、日本で一番高いところにあると言う。
下りのSAの方が景色がらいいが、上りの方でも、十分楽しめる。
スキー場が、見えたのだが、どこかな?



途中、一瞬雷雨になってびっくりしたが、無事垂井にある美濃国一宮の南宮大社に到着。
羽島、大垣から、西に30分ぐらい行ったところにある。



門も拝殿も朱塗りで立派。
説明によれば、関ヶ原の戦いの際、燃えてしまい、1642年に、家光公が、再建したとのこと。
重文に指定されている。



神武天皇の時からあるとされ、崇神天皇の時代に当地に移された。
神功皇后の出身地であり、渡来系の豪族の本拠地だったらしい。
壬申の乱の際、天武天皇は、この地で戦勝祈願されたと伝わる。
奥宮のらある山は、登山道になっており、その先には、日本武尊で有名な伊吹山がある。
数々の歴史の舞台になった地だ。

中の本殿も覗くことができるが、南北に回廊がある南宮造りという独特の構成になっている。



祭神は、天照大神の兄野金山彦命(かなやまひこのみこと)で、いろいろな金物屋が奉納されている。
全国の鉱山、金属業の総本山。
鉄関連ということで、これも渡来系の関連を想起させる。



裏は、奥宮がある南宮山への登山道入り口になっており、末社が並んでいる。
これは聖武天皇が、大仏建立をお祈りした場所とのことだが、この祈りにより東大寺の大仏は、完成したのか。



ここに三重塔があったが、今は、移築されている。
ここも、神仏習合の神社だった。

ということで、駆け足で2社周ったが、それぞれ特徴があって、面白かった。
コメント
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