かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

空白の日本古代史

2022年06月24日 | Books
今日も暑い。
完全に梅雨明け?



本書は、本屋で見つけた。
水谷さんの本は、何冊か読ませていただいたが、オーソドックスな書き振りで好感が、もてる。
やや重複感もあると思ったが、カラーで綺麗でもあったので、ゲット。
帯にあるように、邪馬台国から、ヤマト王朝誕生まで、特に、空白の倭の五王時代を、集中的に扱っている。

テーマ毎に、著者が、異なるが、Q&A形式で、ビジュアルも交え、わかりやすく説明。
適度に突っ込んだ記述もあり、楽しく読める。
途中から白黒になってしまうのは、残念。
ここまでカラーにするのなら、最後まで、カラーにして欲しかった。
写真、説明図が、多いので、カラーだと、断然読みやすい。

この時代、どうしても古墳の話が多くなるが、その分布を分析するだけでも、権力の移り変わりを想像することができる

考古学的発見も続いており、それをつなげることにより、まさに空白が、少しづつ埋まってきている。
昨日訪れた近江の国の重要性、吉備の盛衰など、改めて認識させられる。
東北での花粉の発見など、ずいぶん遅かったことも知った。
当時、この古墳は、何だと思われていたのだろうか。
単なる山か、もっと後代のモニュメントか。

古代史入門書として.最適!
古代史の面白さがわかる‼︎
コメント
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