今日は、いよいよカッパドキア。
まず、ホテルのレストランからの眺めで圧倒される。
日の出のタイミングに、無数のバルーンが、空中に浮かぶ。
風が強いと飛ばないそうで、明日の気球ツアーは、キャンセルになった。
このシーンを見られるのも、運が良ければこそ。
最初訪れたのは、鳩の谷。
鳩は、餌があるので、寄ってくるだけであって、要は、景色の良い展望台。
ホテルから近いが、より上にあるので、眺めは、最高。
まさに、絶景!
鳩は、マホメッドを守った鳥として、大切にされている。
エジプトでは、食用だったが。
次に向かったのが、ギョレメ野外博物館。
博物館と名付けられているが、アラブ人の迫害から逃れるために作られた、洞窟を見て回る。
特に見応えがあるのが、教会で、中のフレスコ画が素晴らしい。
莫高窟や、アジャンタの、トルコ版、キリスト教版と捉えると、わかりやすいかもしれない。
撮影不可で、お見せできないのが残念だが、キリストに関する話が、わかりやすく描かれていて、当時の信仰の深さを感じさせる。
教会内部はもちろんだが、周りの岩山も迫力満点。
中は、階段で繋がっているが、相当苦労して、掘り進めた様子がわかる。
ちょっと歩くだけで、様々な姿を見せる。
最後に訪れたのは、洞窟の中にある民家。
いろんなパターンがあるようだが、訪れた家は、子供の学校の関係で、主に夏休み中に住んでいるとのこと。
電気も水道もトイレもある。
代々受け継がれて来たもので、世界遺産のため、勝手な改造は、禁止されている。
その家の上からの眺めも見事。
アーモンドの花が、美しい。
明日も、カッパドキアを巡る予定。