かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

悠久のエジプトその9 エジプト文明博物館

2024年03月08日 | Europe・Middle East・Africa
無事、夕方成田に到着。
行きは、偏西風に向かっていくので、かなり揺れたが、帰りは、スムーズ。
航路もより南だったが(ゴビ砂漠より南を飛行)、どうコースを決めるのだろうか。
トルコ旅行の整理にも時間がかかるので、まだまだ序盤のエジプト旅行の話の続き。



カイロに戻って行ったのが、国立エジプト文明博物館。
2021年4月に正式オープンしたばかり。



古代だけではなく、現代にいたるまでの様々な時代のエジプト文明を網羅する展示だった。
メインホールは、時計と逆回りで、古代から現代まで、時代に沿った展示を見ることができる。
これは、もちろん古王国時代のスフィンクス。



ミイラの棺のマスクや、副葬品。



古代の王室に迷い込んだようだ。



アメンホテプ2世の像など。



新王国時代の楽器ハープ。
正倉院で見つかったものと似ている。



この辺になると、イスラムの時代。
モスク内の説教壇。



地域により異なる衣装や装飾品。
エジプトの人は、金が好きだそうで、嫁入りの時には、大量の金製品を持たせるという。



この博物館の目玉は、ミイラ室。
写真撮影ができなかったので、本を1冊買ってきたが、ルクソールの王家の谷で、まとまって見つかったものという。
墓の盗掘が絶えなかったので、ミイラだけ、まとめて、別の穴に埋めたのではと考えられている。
羊が見つけた。
それにしても、数千年前のパラオ達のミイラが目の前に安置されている信じがたい世界。
それぞれのミイラの名前も、時代も、血縁もはっきりしている。

元々考古学博物館に収められていたものを、2021年4月、大パレードで、ここに移されたのだといい、その時の映像も、繰り返し流されている。
華々しい国家行事だったことがわかる。
数千年前の王達が、この世に蘇ってカイロの街を行進した感覚だったろう。

1室1体づづ展示されており、血縁関係などについての説明の他、一部副葬品も展示されていた。



博物館を出ると、ナイル川のほとりにあったことがわかる。
絶好の撮影スポットになっている。



高架道路から見下ろした市場。
庶民的な市場はみなこんな感じ。



市場にはまた行く機会があるということで、この日は、スーパーマーケットへ。
亜細亜だといろいろ見っけものがあるものだが、正直大したことはなかった。



値段は安くもなく高くもなく。
エジプトポンドは、50ドルだけ両替したのだが、ほとんど使う機会がなく、ここで使ったらおつりをもらった。



デザインは、エジプトらしくていいのだが、価値は、かなり低い。
あまりにも流通せず、貨幣はほとんどないと聞いていたので、お釣りでもらってびっくりした。
いいお土産?



農産物の加工品が安いかなと思って探したのだが、いまいちの感じで消去法でブルーベリージャムを購入。



はちみつも。
本当は、オリーブオイルを買いたかったのだが、1ロットが多すぎるので、諦めた。



そして、夕方、初のエジプト航空で、かつての都リテーベ、現在のルクソールへ。
1時間ほどのフライトで、ナイル川沿いに南下する。
コメント
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