かねやんの亜細亜探訪

さすらうサラリーマンが、亜細亜のこと、ロックのこと、その他いろいろ書いてみたいと思ってますが、どうなることやら。

Clapton & Winwood

2011年11月19日 | Music
symbol5&rain今日は、せっかくのいい季節なのに荒天だった。
明日、ゴルフなんだけど、大丈夫かな?
そんな中、風雨をついて、横浜アリーナの、Eric Clapton & Steve Winwood Japan Tour 2011 に行ってきた。



いやぁ、感涙ものとは、こういうコンサートを言うのでしょう(私だけ?)。
DVDが発売された時、単なるリユニオンとは、盛り上がり方が違うぞとは思ったけど、日本で、やってくれるとは。
そもそもDVDが出るまで、Steve Winwoodの名さえ忘れていた。ブラインドフェイスの名をかろうじて覚えていたぐらい。ただ、クリームから、デレク&ドミノスへのつなぎぐらいの印象しかなかった。アルバム1枚作って解散してしまったのだから、これは私が悪いのではない。存続6ヵ月?ジンジャーベイカーがメンバーになった瞬間に、短命が運命付けられたグループだった。

今回のコンサートは、ECが、Winwoodと組んで、曲目をがらっと変えた。何と言っても、Laylaを演らなかった。みんなアンコールでやると思っていたから、演らないで終わった時には、えっ?という感じだった。
今回はこれでいいのだ。まさに、ECとWinnwood が、がっぷり四つの最高のできだった。
Winwoodが、ヴォーカル、キーボード、ギターで、凄かったが、それに触発されてか、ECも凄すぎ。ECの歌のタメがだんだん演歌以上になってきてるような気もしたが、気のせいか?



パンフ買ったら、このマグカップをもらった。確かに、パンフはいつも高いと感じていたので、中国製ではあるが、ちょっと嬉しい。

今回は、定番曲がぐっと減って(もちろんCocaineは、アンコール前のラストソンングだが、その他には、ほとんどない?)、R&Bの名曲のトリビュート的な色彩が強い。

特に、感動は、
Georgia On My Mind
Wonderful Tonight
Gimme Some Lovin
Voodoo Chile
かな?

Georgia On My Mind→レイチャールズ演ってくれるんだ!うぇーん!

Wonderful Tonight→Unplugged で演ったんだっけ?エレキ向けの曲かと思っていたら、アコースティックの方がいい!?

Gimme Some Lovin →大好きなブルーズブラザーズでやっていた曲。原曲がどれだけ有名な曲か知らなかったんだけど、ECが演奏するぐらいだから、すごい歌だったんだろう。コメディソングではない!

Voodoo Chile→DVDでも最高と言ったっけど、生でも最高。1968年というのは、いろんな意味で重要な年(ブラインドフェイスが存在したことはともかく、ヒッピー花盛り、人権運動の高揚)。本曲は、世の中が大きく変わった1968年へのオマージュとも言える。ECが、ジミヘンに見えた。本当に凄い!

ECにちょっとでも興味のある方は、マスト。断言できる!



黒沢楽器さんが、後援だそうで、マーチンのECモデルも販売中。9代目なそうな。いろいろおまけつき(ECのサイン付きギターケースなど)なので、意外とそんなに高くない?
やっぱり高いよね。


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PENSIONERS WALTZ

2011年11月18日 | The Beatles

eqジャンレノがドラエモンとは。絶句。流石に無理筋?



とある懸賞で、PMの自筆原稿のリトグラフが当たった。宝くじでも、最高1万円しか当たったことのない私にとっては、快挙である。

それにしても、この歌詞。見たことがないけど、発表されているのかな?

手書きで、解読難しいんだけど、トライしてみる。コードも、かっこ書きしておくね。
よくわかんないとこは、?印もつけとくね。

PENSIONERS WALTZ apple

(A) I stepped, two, (D min) three,
(E7) waltz with me
(A) Granny of (Dim?) mine,
(E7) Skip to the beat
( D min) Of a lager and (G7)lime,
(C) Move with such grace,
(A7) Smile with such style,
(D min) Hughie is ( E7) green,
(A) but I'm binding ( Anon?) a while,
.......
Thank you Sir,

軽そうな曲。スローテンポな?やっぱり3拍子?

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A&BC Chewing Gum その2

2011年11月17日 | The Beatles


先般もご紹介したA&BCチューイングガムのおまけだった、ビートルズブロマイドのセカンドシリーズ45枚をGETした。その前にGETした、ファーストシリーズより、ちょっと状態は、悪いが、当時の匂いをそのまま運んでくれる。相変わらず、白黒写真の上に万年筆風の色で印刷されたサインが生生しい。

昨日のバラカンさんの取り上げた楽曲でも、The Beatles が、3番目だった。ファーストアルバムの、ラストの曲であるTwist And Shout で、ぶっとんだという。バラカンさんの小学校高学年の時だ。
一番最初にぶっとんだのが、The Coasters で(8歳の時)、次が、Ray Charles(10歳頃)。その次が、The Beatlesだから、無理もない。その後、Stones、Dylanと続くのだが、当時、音楽の社会に与えた影響の大きさを再認識した。

イギリス人の生き方、考え方は、彼らが出てから、全く変わった。その流れが、バラカンさんの見立てでは、モンティパイソンに引き継がれたという。
一般的な考え方かどうかはわからないが、音楽が世界を変えた時代だったということは、間違いないのではないか。

残念ながら、今の音楽は、商業主義が、表に出過ぎているように思えてならない。
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音楽漬けの60年

2011年11月16日 | Music

clapブータン国王夫妻が来日している。昨年訪れたブータンだが、確かにすばらしい国だった。その時の様子は、ホームページにアップしているから、見てみてね。天皇陛下がご病気なのは、ちょっと残念だったが、是非、日本にいい印象を持って、日本ファンになっていただければと思う。



今日は、丸ビルでの、ピーターバラカンさんの講演会に行ってきた。



講演会といっても、この紙にある選曲リストに沿って、レコードのジャケットを映しながら、バラカンさんのipodから、その楽曲を流し、その曲の想い出と、バラカンさんの生きざまを語るというユニークな構成だった。

バラカンさんは、ロンドン大学で、日本語を専攻されたのだが、全く日本についての興味もなく、知識もなかったのだという。意外だった。当時、学費がただだったのと、漠然と語学に興味があったのが、その道を選んだ理由だという。当時、イギリスで、日本語を学ぶというのは、相当珍しかったと思うのだが。

4年、日本語漬けの生活を送った後、好きな音楽の仕事ということで、レコード屋に勤務。このままじゃしょうがないと思いたった頃、私が、若かりし頃お世話になった、シンコーミュージックの社員募集がイギリスであり、渡日。そのまま数年勤めるも、日本の会社の社風に馴染めず、退社。
行きつけのレコード屋で、日本語の歌詞の英訳の仕事を紹介されたら、それが、当時YMOの坂本さんの仕事。そのまま、YMOの会社で、5年以上勤められた。シンコーでは、外国の曲を日本に紹介する仕事が中心だったが(著作権ビジネスの本は、たまたま最近読んだ)、YMOでは、日本の曲を外国に紹介する仕事になった訳だ。テクノポップは、ちょっとまだ欧米には、早かったそうだが。その後、ブロードキャスターへの道を歩むことになった。

話が盛りだくさんで、人生60年の半分ぐらいのところで、TIME IS UP ! になったしまったが、波乱万丈というか、行きあたりばったりの人生には驚いた。風貌から、勝手に、学者風の、堅実な人生を歩んだ方かと思っていた。

それにしても、ミュージッシャンでもないのに、音楽でこれだけ人生が変わってしまった人も少ないだろう。

紹介された楽曲には、知っている曲も、知らない曲もあったが、エピソードの一つ一つに納得感があった。ちなみに、来日時に流行っていたのは、スモーキン・ブギで、そのネタ曲は、イギリスにあったという。

こだわりの選曲も多かったが、これは、音楽関係の仕事をする際、ずっと貫いていることなのだという。妥協しないこと!
ちなみに、今の一押しは、Derek Tracksだそうで、来年2月の来日時には、コンサートに行かれるそうだ。私もチケットGETしたから、また会えるかな?



講演会が終わってから、バラカンさんにサインをいただいた。
すばらしい音楽とお話をありがとう。こらからもご活躍を。バラカンさん。

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ブッダの世界

2011年11月15日 | Books

fork今晩は、神谷町で、インド料理をいただいた。インド料理はいつも京橋の店に行っていたのだが、ここもなかなか。
ちょっと前は、豪華か、シャビーかだったように思うが、最近は、中の上ぐらいのリーズナブルな店も増えてきた。もちろん、日本人の舌に合うようになっている。



本書は、いつだったか、ブックオフでGETした。正直、なかなか買いたい本が見つからないブックオフだが、珍しく、INTERESTとマッチした本だった。500円也(定価2300円)。
今も売っていると思う岩波美術館シリーズ全24冊の内の一冊だ。

しばらくぶりに見てみたら、表紙がこの前マトゥラー博物館で見てきたマトゥラー仏。
世界中にある仏像、仏画から、たった24点を厳選した写真集だ。
選ばれたのは、柳宗玄氏。柳宗悦氏の息子さんという。

個人的には、スリランカの薄暗い寺院で出会った天人像が取り上げられていることに感動したのだが、誰でも知ってる像から、これどこのだっけという意外な像が、平等に紹介されていて、選んだ柳さんの目に対する自信がうかがえる。

説明も、専門的な用語を極力抑え、わかりやすく、でも、ディテイルにも踏み込んでいて、勉強になる。

アジア全体に広がった、多様な仏教芸術が、仏教の伝播に貢献したことを実感させる名著ではないか。
しかし、やはりこの選択眼には、恐れ入る。それとも、恐れを知らぬ、大胆な企画というべきか。

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