湘南ベルマーレの事例２

クラブ概要より。
『多くのボランティアの情熱により湘南ベルマーレは支えられています。もっともっと多くの人々に、私たちベルマーレを知ってもらいたいと思っています。野球が好きな人も、バレーボールが趣味の人にも、ベルマーレを好きになってもらいたい、そう考えています。地域で愛されるために、私たちは更に何をすべきなのかを考えました。その一つの答えがヨーロッパのスポーツクラブをモデルとした、地域密着の総合型スポーツクラブの設立を目指すことです。強く、しかも地域に親しまれるプロサッカーチームのブランドとノウハウを有効に活用しながら多種多様のスポーツ振興にチャレンジし、スポーツの楽しさを共に分かち合う、それが私たちの目指すスポーツクラブです。
　２００２年、ＮＰＯ法人湘南ベルマーレスポーツクラブは、サッカー、ビーチバレー、トライアスロンの３競技５種目（サッカー、バレー、水泳、自転車、陸上）で湘南の百年構想実現に向けて、スタートを切りました』
エリアは７市３町人口165万都市へと広域化しています。
２００１年にビーチバレーボールのヘッドコーチとトライアスロンのヘッドコーチと、相互協力に関して初会合してから、ＮＰＯ法人化に向けた活動と検討を始めたようです。 そしてＪリーグに所属する28チームの中で先駆けて別にNPO法人を作ったのですね。
素晴らしいですね。ＮＰＯ？そういえば岡山にはすでに立派なＮＰＯ法人があるじゃないですか。ベルマーレＳＣが「湘南の百年構想実現」を図るように、「岡山の百年構想」を意識する所が出てきてもいいんじゃないかと思う今日この頃です。
他のスポーツも強い私の個人的な思い、主観的発言なのでお許しいただきたいですが、百年構想というのは「Ｊリーグ」ではなく、「スポーツ」とつけるべきだと思います。「地域のスポーツ文化の百年構想」であるべきであると。確かにＪリーグの存在価値は高く、サッカー競技の資金面等での貢献度は高いとは思いますが、あくまで優等生。特別に尊いわけではないと思います。Ｊリーグがチームから一企業名をはずしていったように、「Ｊリーグ」という一スポーツ名をはずした百年構想がベストではないかと思っています。そうすれば他のスポーツはもっと協力してくれると思います。そういう面で地道に研究していきたいと思いますね。