「優勝」というよりは「1位通過」の味です。ビールかけしてたんで、思わず取り上げてしまいました。
昨日プロ野球パリーグの北海道日本ハムファイターズが1位通過を決め、プレーオフ進出します。やはり「新庄劇場」が目立ちますね。サンデーモーニングの張本さんから「喝!」を入れられ続けても、新庄は「札幌ドームを満員にしたい!」をスローガンに北海道を盛り上げて、この日の観客数は43,473人。球団オーナーは「地域のファンの後押しなくして、これからの球団経営は成り立たないと実感した。今季は新しい経営スタイルを示せたと思う」とのコメント。北海道移転3年目ですっかり地域密着を果たしています。巨人と同じ東京ドームが本拠地の頃は客席で閑古鳥が鳴いていましたね。
北海道日本ハムファイターズ:http://www.fighters.co.jp/
日ハムは今、赤いTシャツと「青いイルカ」がブレイクしているそうです。2人の人気選手の象徴で、赤Tは新庄選手、青イルカは小笠原選手とか。小笠原が“同姓”のよしみで親善大使を務める東京都小笠原村のシンボルがイルカであることから、今年夏からファンが勝手に「応援グッズ」として使い始めたそうです。 しかし、新庄は引退、小笠原はFAと来季はどうなるの状態ではありますが・・・
個人的には、北海道へ移転、札幌ドームでの試合、新庄等のスター選手、地域密着型という複数の要素がファンを盛り上げ、チームを盛り上げ、強さにつながった面もあるのではと思います。特に札幌ドームというのはいい施設ですね。
札幌ドーム:http://www.sapporo-dome.co.jp/
コンサドーレ札幌も使用し、いいコラボをしてます。プロの野球とサッカーでの同じ施設でのコラボは他には、神戸くらいじゃないでしょうか。札幌ドームは、サッカー用の天然芝グラウンドと野球用の人工芝グラウンドの両方が使えるそうです。(野球も天然芝を使わせてあげたらいいのに) コンサドーレ札幌のクラブ事務所、北海道日本ハムファイターズの球団事務所も仲良くドームの施設内にあるそうです。普段の活動もコラボしてるのだろか。通常屋外で生育している天然芝グラウンドをホバーリング(空気圧で移動)によってドーム本体に取り入れる世界初の方式で、2つのプロスポーツを両立させているのですね。すごい技術だなあ。2002年に、Jリーグアウォーズで、J1ベストピッチ賞も受賞。元J1のコンサドーレ札幌も早くJ1復帰しないといけませんね。厚別といい、北海道のJの試合は観客が多いというイメージ強いです。
あと、聞いた話では一時期、ドームは使用料が高いから厚別ばかり使っていたが、サポーターの要望が大きいため、ここ最近はまたドーム使用が増えて本拠地化しているとか。これって、神崎山から桃スタに会場変更された事とちょっと似てますね。
コンサドーレ札幌:http://www.consadole-sapporo.jp/
雪が積もる札幌でこういう施設があり、2つのプロスポーツが共存しているというのはうらやましい限りですね。やはりハードが揃っていればスポーツ文化が育っていくということなのか。他のJを目指すクラブが羨む素晴らしいスタジアムが岡山にはありますね。横には桃太郎アリーナという素晴らしい体育館もあるし、いつかいいコラボを見たいものです。