昨日の山陽新聞のスポーツ欄のファジ特集にも、なかなかいい記事が出ていました。抜粋して紹介。
岡山の場合、行政支援の弱さは否めない。昨夏は一時期、優先使用できるはずの岡山市内の天然芝のグラウンドが、使用過多やコンディション不良で利用できず、数日先の練習場所が見つからない時期のあったとか。
灘崎町総合運動公園サッカー場に証明設備が完成するが、昼間練習するチームにとっては急ぐ話ではなく、地元要望を優先した形、ってどうなの?という話です。
チームが要望していた人工芝はやっと来季から使用可で、「施設はみんなのもの。1チームの意向だけ聞けない」というコメントがあったとか。
県スポーツ振興課も「サッカーだけに肩入れするわきにはいかない」とコメントし、岡山に初めて誕生したスポーツチームに積極的にかかわろうとする姿勢は見えてこないと記事では言っております。
全国1,800の市町村のうち、Jチームのホームタウンはわずか70程度。他県では出資金や補助金を出すばかりか、職員を派遣する自治体も少なくないとか。
出資などについては当クラブでも紹介しています。その記事では役員(取締役)派遣についても紹介しており、「公器」となる素晴らしい先進事例と個人的に思い、紹介しておりますが、職員を入れているという事例も知り、素晴らしい事だと思います。資金だけではなく、手も足りないクラブがほとんどでしょうから。岡山では湯郷ベルが事例になるかもしれません。
「応援するのは当然ですよ」と市民クラブであるJ2水戸がある水戸市の副参事のコメント。水戸市は河川敷の一部を国から占有許可を受け、チームに無償提供されています。'06年からはチームが芝を植えて管理するとか。
「1チームに配慮すれば苦情が出ると考えるのは理解できる。しかし、知恵を絞った支援を根気強く続けなければチームは育たない」と副参事は行政の一貫した後押しの大切さを強調。と水戸市の事例を挙げたメッセージを感じます。
地元行政というのは、何も岡山県、岡山市、倉敷市、津山市だけではありません。県そのものがホームタウンであり、それでこそ県民クラブだと思います。行政の面でも県全体を巻き込んだ支援ができないものでしょうか。
灘崎町サッカー場関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090216
※今日は珍しく、オヤGK氏とかぶってしまいました。
※やっと記念ボトル、飲み干しました。晩酌もしないし、基本的に焼酎派なので、ここまで日がかかりました。さあて、水を入れて飾るか、また考えてみます。明日はフットサル日和だな。