J1山形ですが、2005年から地域貢献活動の一環として取り組んでいる「モンテディオ山形『「夢クラス』」という事業があります。日本協会の「ユメセン」が2007年からなので、いわばそのルーツのような存在です。その今年度の実施校が全て決定したそうです。以下抜粋して紹介。
「モンテディオ山形『夢クラス』」とは、授業学習の中で、担任教師のフォローアップとして、選手がゲストティーチャーになる制度。Jリーガーになる夢を叶えたJ1山形の選手が、ホームタウンの子ども達と「夢」について語り合い、自分の体験を交えながらアドバイスを行うようです。子供たちの夢についての発表を聞いたり、子供たちとの等身大の思い出を語ったり、「夢」をテーマに語り合う授業です。
モンテディオ山形「夢クラス」実施校
・(実施済)5月19日(木): 西川町立睦合小、米沢市立塩井小
・6月2日(木): 天童市立天童中部小、尾花沢市立常盤小
・6月30日(木): 山形市立楯山小、鶴岡市立櫛引東小
・7月21日(木): 天童市立成生小、村山市立戸沢小
・7月8日(木): 東根市立高崎小、上山市立中川小、山形市立第一小
・9月21日(水): 山辺町立大寺小、山形市立本沢小
・10月20日(木): 米沢市立東部小、南陽市立宮内小
・10月26日(水): 鶴岡市立櫛引西小、酒田市立広野小
ちなみに日本協会で「JFAこころのプロジェクト」の「ユメセン(夢先生)」をスタートしたのは2007年。つまり、その2年前から山形では、このような立派な選手による社会貢献活動をされていた事になり、見方によっては、ユメセンのモデルになったようにも見えます。
他に某黄色いチームで、「レイソルしま専科」という活動があります。この活動は、Jリーグの理念に基づき、サッカーを通じてホームタウンの子どもたちの健全な育成に寄与することを目的として実施するもの。選手や選手OBが小学校を訪問し、自らの体験を語るトーク、リフティングなどの実技披露、そして実際にボールを使って身体を動かし、サッカーの楽しさを体 験してもらうプログラムなどを通じて、子どもたちと交流する事業。2006年からです。つまり、「レイソルしま専科」も、ユメセンのモデルなのかな。レン選手も参加した事があるとか(本人も楽しかったと)。
今度、こういうユメセンではない、クラブ独自の活動を調べてみましょうかね。ただし、普及コーチばかり行く活動は対象外とします。あくまで「選手」(もしくは選手OB)が夢を与えに行く活動限定です。
J1山形公式HP該当ページ:http://www.montedio.or.jp/info/clubinfo/20110601-03.html
また、J1山形でホームゲームでの各市町村の応援デーが決定したそうです。何と!全市町村が対象です。全市町村で実施するというのは、J2愛媛しか知りません。確かにスポンサーデーを催すスポンサーが余りないためかもしれませんが、このような地域密着活動を積極的にされるというのは素晴らしい事です。以下、抜粋して紹介。
J1山形の「市町村応援デー」は、対象市町村に在住・在勤の方に限り、当日入場券(一部)が半額で購入できるチケットサービス。この企画はJ1山形がJ1昇格時から一昨年で4,780名、昨年で7,080名と多くの方に利用されているとか。今年の内容は以下のとおり。
・4月24日(日)(実施済)/C大阪戦: 金山町 / ・5月3日(祝)(実施済)//柏戦: 該当無し
・5月14日(土)(実施済)/大宮戦: 村山市・三川町 / ・6月18日(土)/神戸戦: 小国町
・6月26日(日)/横浜FM戦: 新庄市・東根市・大蔵村・飯豊町 / ・7月17日(日)/名古屋戦: 天童市・尾花沢市・山辺町・河北町・朝日町・最上町・鮭川村
・8月13日(土)/甲府戦: 遊佐町 / ・8月24日(水)/清水戦: 山形市・寒河江市・中山町・戸沢村
・9月17日(土)/川崎戦: 米沢市・南陽市・大江町・高畠町 / ・10月1日(土)/磐田戦: 酒田市・上山市・長井市・西川町・大石田町・川西町・白鷹町
・11月19日(土)/福岡戦: 舟形町・真室川町・庄内町 / ・12月3日(土)/広島戦: 該当無し
確かJ2岡山でも3年程前に、県が説明会的な事をされ、浅口市役所と一緒に行った事がありましたが、結局ポシャリましたね。結果的には岡山市・倉敷市・津山市の3市のみの開催になっています。個人的には全市町村でなくても、J1鹿島のフレンドリータウン制度のように、ホームタウン(市ではなく県全体だよな)の他に、もう数か所でされたらと思います。まぁ、今の体制では無理かもしれませんが。
J1山形公式HP該当ページ:http://www.montedio.or.jp/info/clubinfo/20110601-02.html
J2愛媛市町村デー関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090222