リスペクトコラムです。
今日、午前中の情報番組「スッキリ」でTリーグの特集をやっていて目を留めました。興行面で昨季よりも更に演出力を強めて、より魅力的になっているというもの。「スッキリ』では、劇場での試合開催、光と音のショーアップ、試合以外も含むコンテンツの提供が支持を受けているという事です。1年目から観ていますが、最初からショーアップになっていたと思います。ただ、更に強まったという事で来週のホーム開幕が楽しみです。
日本代表選手の選考もTリーグの試合内容が反映されるという事ですが、逆に今まで関係なかったのかと思うと、首をかしげてしまいます。何のためのプロ化だったのかと。とにかくTリーグはまだまだよくわからない事が多いです。でも、やっと黒字化したそうで、良かったです。
【Tリーグ きのうの試合】
史上初Tリーグ、異例の劇場開催。新戦略!演出ショーアップ。Tリーグ入場者、昨日の埼玉では1,286席の会場に514人来場。
・試合前にバイオリン ・劇場の開場 ・試合の間にダンス ・照明や音楽で選手入場
【Tリーグ”劇変”】
変化①:試合の演出ショーアップ
変化②:日本代表になるための選考大会
これまで:ワールドツアー、世界選手権などの勝利ポイントで代表に
↓
来シーズン:Tリーグもポイント対象
変化③賞金新設 MVPに100万円 →レベルアップにつながる
その中で「異例の劇場開催」というものがありました。Tリーグの試合といえば、武道館が中心。試合のフィールドである卓球台は小さく、試合スペースも他球技に比べて小さいため、武道館のようなコンパクトな構造が運営しやすいためでしょう。ところが、劇場開催という事で初めてシアターで開催されたようです。コンサート会場で試合をやったのですね。観客からは「椅子フッカフカで疲れないし、見やすかった」という感想だったようですね。
【Tリーグ、異例の劇場開催 彩たま、新エース丹羽の加入も刺激に】
「卓球のノジマTリーグは22日、埼玉・和光市民文化センターサンアゼリアで男子1試合があり、地元の彩たまと2季ぶりの優勝を目指す東京が対戦した。
会場は体育館ではなく、オペラや歌舞伎を上演する劇場。試合前にはバイオリンが演奏され、選手は舞台上でプレーした。劇場開催はリーグ初といい、昨季最下位に終わった彩たまは観客動員アップを目指し、地元開幕戦をもり立てた。さらには東京オリンピック男子団体銅メダルの丹羽孝希が岡山から加入し、プレーオフ進出への期待も高まっている。」
引用:毎日新聞
そうでした。彩たまさんには岡山にいた丹羽選手が移籍していたのでした。岡山時代は正直勝てていなかったですが、移籍後は少し元気が出ていた気がしていました。何で、岡山時代は元気が無かったのか。彩たまさんといえば、岡山の前主将の上田選手もいつの間にか移籍されていました。何か岡山とはやりにくそうな印象。
【劇場で卓球を プロ卓球チーム・T.T彩たまの挑戦「卓球観戦の付加価値を高めたい」】
「18日、卓球TリーグのT.T彩たまは、埼玉県和光市を表敬訪問し、2021-2022シーズンのホームマッチ(5試合)を和光市民文化センターサンアゼリアで行うことを発表した。Tリーグでの試合を劇場で開催するのは、日本初となる。しかもホームマッチ全9試合中5試合を、である。
てっきり固定座席のない小ホールで開催するのかと思いきや、キャパ約1,300席、プロセニアム型のステージと固定座席を持つ、サンアゼリア大ホールで開催するという。」
〔劇場開催を企画した理由〕
「T.T彩たまの代表取締役・柏原哲郎氏はその狙いについて、こう語った。
『卓球の試合を生で観たことのある人の数はまだ少ないんです。今まで観に来たことがない人たちに来てもらって、演劇を観たとき、コンサートを聞いたときと、生で卓球の試合を観たときがどう違うか、お客さん自身に語ってもらいたいんです』
『新しい卓球の楽しみ方を創造することで、卓球観戦の付加価値を高めたい』
観客席からステージ上のプレーを見やすくするために、映像との複合で試合を見せていく方法を検討しているという。」
〔劇場であることのメリット〕
「劇場やホールは、音、光に対して繊細な空間設計がなされている。特に、和光市のサンアゼリア大ホールの音響に関しては、開館以来、多くの実演家からも高い評価を得る、日本有数の公共ホール施設だという。一台進行の卓球台で、トップレベルの選手たちの運動力学が織りなす、光と音の広がりにも期待したい。
そこにT.T彩たまの誇る、ファンたちの“爆援”が加わるとさらに臨場感あふれる空間になるだろうが、感染状況を鑑みると、発声応援は今季も難しいかもしれない。
また、体育館やアリーナの椅子がつらいと感じるお客さんにとっても、今回、劇場大ホールの固定座席に身を沈めて卓球を楽しめる機会としても、貴重な体験になるだろう。
主催する側にとっても、ゼロから会場設営を行う体育館より、座席はもちろん、照明・音響設備の整う劇場で開催するほうが設営面でのコストは低くなる可能性もあるのだ。」
〔公共施設で開催する意義〕
「取材を通して、地方の公共文化施設での開催という点にも意義を感じた。一つは、多くの卓球プレーヤーにとって、本来、公共施設はとても親和性が高いからだ。多くの卓球プレーヤーにとって、スポーツセンターや公民館は、一般的な練習場所だ。スタジアムの場所は知らなくても、卓球台のあるスポーツセンターの場所は知っているという卓球愛好家は多い。
もう一つは、公共文化施設の“貸し館”事業もまた、ウィズコロナの地域社会の中で変わっていくからだ。そのとき、住民の“誇り”や“無形の財産”となりうるものを、地域の公共文化施設は応援し、育てていく役割を担ってほしい。そして、各施設が個性を発揮していくなかに、地元プロ卓球チームのホームゲーム開催、というプログラムがあることが、地元住民にとって一つの誇りになってほしい。競技に必要な面積そのものが小さな卓球には、既存の公共文化施設の新しい活用方法がきっとある。」
引用:Rallys
今日23日は同じ会場で岡山戦でした。岡山の選手達がシアターで試合をしていたのですね。シアターでやるメリットは多いようですね。照明、音響、客席などが優れており、コンサートや演劇を観るように今までのTリーグ観戦よりも満足感が増すという事ですか。確かに椅子は楽ですね。岡山武道館は古い施設なので、席間が狭く、脚を組みにくいとか満足度が低いかもしれない。かといって、ZIPアリーナやCスタの客席が快適かというと、やはり映画館やシアターには負けるでしょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers