J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

カリスマの存在128 【J特】

2013-02-18 00:02:59 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 天皇杯優勝チームで、昨日少し動きがありました。まずは、公式HPの全面リニューアルです。
 前のフォーマットはもう何年も同じものだったので、グレードアップしたなという印象です。たぶん、フォントや配列など細かい部分を観たら、WEB管理会社も交代したのかなとも思いました。その中で一番印象に残ったページは「クラブの取り組み」です。ちょっと紹介。
               
 将来への宝、みんなの宝、大切な子どもたちのために、柏レイソルが続けていくこと」
 柏レイソルの使命は、『強く、愛されるクラブ』をつくること。 だから、選手の成長とチームの勝利を目指し、世界中どこへ行っても活躍できるプレーヤーとなれるように、一人一人が真剣に、精一杯取り組んでいます。 そんな毎日を、家族やサポーター、ホームタウン、スポンサーのみんなが、温かく見守っていてくれています。応援してくれています。だから、柏レイソルは、ホームタウン、日本、アジア、世界中のみんなの幸せのために少しでも力になっていかなければならないと思っています。 みんなの幸せって? それは、将来を担う「子どもたち」の幸せ。柏レイソルは、特に「子どもたち」の幸せのために、様々な活動を行ってゆきます。その行動のひとつが、世界中の子どもたちのための様々な支援事業を行っている「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」ロゴのユニフォームへの掲出です。「大切な子どもたちへの支援」こそが、柏レイソルが続けていかなければならないもっとも大切な活動です。

 Jクラブを見渡すと、よく「夢を子ども達へ」という風な言葉を見かけますが、こちらの言葉は、より具体的でより気持ちがこもっているように思えます。そして、その行動の一つとして「SCJ」への支援があります。これで数年だけの支援ではなく、ずっと未来へ続く継続事業になりましたね。「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」というページを観ると驚きます。自前のしっかりしたページで何と、昨シーズンのすべての募金報告があります。中には3千円くらいの少額の日もあるのに、恥ずかしがる事なく、しっかりとすべて報告されています。募金箱だけ置いて、今まで全く募金報告をしていないクラブも見受けられますが、えらい違いだと思います。当ブログではよく「社会貢献活動はJクラブの義務」と口にしていますが、これは究極の社会貢献活動ですね。こういう活動を見せられると、やはり当ブログで、このチームを取り上げる回数が増えますね。
J1柏公式HP該当ページ:http://www.reysol.co.jp/club/environment/

 そして、「選手」ページの「トップチーム」の「選手プロフィール」が登場しました。毎年紹介しますが、今回は選手が何人か入れ替わったりした事もあり、過去の年よりもややおとなしい印象が強いかな。面白いコメントを紹介。
№1 桐畑
 一番怒ったら怖い(怖そうな)選手&日本代表に推薦したい選手: レアンドロ
 今、イチオシのお笑い芸人: シュシュッっていう人
№10 レアンドロ
 No.1のイケメン&一番ワイルドな男: 自分
 顔を整形するとしたらどの部分?: ない!
№18 田中
 最近爆笑した出来事、人など: ハイアットホテルを「ヒャットホテル」と言った山中!!
※ちょっと今年は、インパクトのあるコメントが少なかったですね。
J1柏公式HP該当ページ:http://www.reysol.co.jp/team/players/

                    
 そして今回、ついに公式Facebookページが登場しました。カッコいいです。広報日記に情報発信ツールに関するクラブの考え方が載っています。さすが、情報公開・情報共有を第一に考えているクラブだと実感しました。内容を抜粋して紹介します。

 時代の流れで、本当にいろんな情報発信の媒体が身近なものになっている。J1柏ではHP、モバイル、メルマガ、ツイッター、フェイスブック。それぞれに長所があって、ただどのように使い分ければよいのか、正直悩みどころ。緊急の情報を発信する際にすべての媒体で等しく配信すべきであるが、どうしても限界がある。例えば、練習時間の急な変更などあった場合は、まずツイッターにて発信する方針。携帯でもスマホでもPCでも閲覧できるツイッターをまず確認して欲しい。災害時にも情報伝達に役立ったツール。
 もちろん拡散性の高いフェイスブックも有効なツールであり、HPはクラブの「顔」、情報料を支払う利用者にはモバイルだけの特別なものを提供しないといけない。メルマガを登録されている人は、一番クラブの情報を求められている熱心なサポーター。これらのメディアの有効性を探りながら、よりよい広報活動を心がけていきたい。

 ふと、公式のツイッターもフェイスブックもやっていないところは何なんだろかと思ったりもしました。前に全クラブ調査してますね。自分ところの情報をなるべく出したくないという価値観、ファン・サポーターとの情報共有は当たり前という価値観、その違いがJクラブとしての成熟度の違いなのかもしれません。
J1柏公式フェイスブックページ:http://www.facebook.com/ReysolOfficial
J1柏公式HP:http://www.reysol.co.jp/main.php

 話は変わり今日、世界3大カップと(黄色サポに)言われている、ちばぎんカップがありました。残念ながら0-3でJ2千葉に完敗しましたが、黄色サポはそれほどショックでもないようです。まずは、始動期間がまだ短くコンディションが不足している点、ネル監督が前半3バックを試していた点、リーグ優勝した2011年も開幕前2連敗している点です。逆にJ2千葉の強さが気になりました。ジャイールという新外人がすごかったので、J2リーグ戦で暴れるかもしれません。

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Jリーグの話題33 【J特】

2013-02-17 00:30:34 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 J3リーグに、14クラブが参加の意向を示しているというニュースが流れました。予定では10~12クラブでスタートするため、今後は成績や経営面の精査が行われ、9月に参加クラブが決まる見通しだとか以下、抜粋して紹介。
                   
 J3については、クラブライセンス制度は適用されず、早ければ今月のJリーグ理事会で発足が決定。JFLの10クラブに加え、盛岡や奈良など地域リーグから4クラブが名乗りを上げているとか。14年度からの設立で調整されているが、将来的に東西2リーグ制を導入する案が浮上。今月から、Jリーグ幹部が各地域に出向き、クラブ幹部を集めて説明会をスタート。すでに九州と関西地区で、説明会を開催しているとか。
 また、このJ3リーグで見えてくるのがお金の動き。J3の試合もtotoに組み込まれる模様で、toto・BIGが毎週実施され、売り上げ約3割増が見込まれると言われている。BIGは、代表活動中はJ1が実施されないため、発売されないが、J3が加わると代表活動とは関係なく、J2、J3合わせて毎週14試合以上行われるため、シーズン中は毎週BIGが発売。totoの売り上げも約3割増が見込まれている。

ここで改めて、J3リーグの所属チームを予想してみます。が、間に2013年の1シーズンが入るので難しいですね。順番は2013年の状況から挙げてみました。が、正直わかりません(笑)
①町田ゼルビア(前J2)
②AC長野パルセイロ(JFL・Jリーグ準加盟)
③カマタマーレ讃岐(JFL・Jリーグ準加盟)
④MIOびわこ滋賀(JFL)
⑤FC琉球(JFL・2011年申請→不受理)
⑥藤枝MYFC(JFL)
⑦ブラウブリッツ秋田
(JFL・2012年申請)
⑧ツエーゲン金沢(JFL・2011年申請準備→書類不備にて不受理)
⑨福島ユナイテッドFC(JFL・FCペラーダ福島時代の2007年に申請→不認可)
⑩SC相模原(JFL・Jリーグ準加盟)
名乗りを挙げたと予想される地域リーグクラブ: グルージャ盛岡、奈良クラブ、ヴォルカ鹿児島、レノファ山口。

 以前に当ブログに(勝手に)登場してもらっていたセルジオ越後氏がコラムでJ3について論じられています。要約してみます。

 J3構想自体には賛成。しかし、サテライトリーグをなくしているという過去があることも忘れてはならない。ただ頭数を揃えて、とにかく3部制をスタートさせるというように事を急ぐ必要はない。サテライトがなくなったことを考えれば、今のJ1でセカンドチームを持てるクラブがどれだけあるだろうか。個人的には、J1とJ2の数を減らして、より密度の濃い3部制にすべきだと思う。
 実態がおろそかなまま、「J3構想」というただ一点に向って焦り、ただJリーグという価値観を押し付けるようでは、いずれ衰退する。Jリーグの規定をクリアするために、自治体が無理をして、スタジアムも無理をして、背伸びをした結果がどうなっているか考えて欲しい。
 スタジアムが小さくても、無理のない経営で、大切に選手を育てて、ビッグクラブに売る。そういうサイクルで回るクラブがあってもいい。海外では当たり前。今の考えのままJ3を設置しても、入れ替え戦の恐怖に怯え、若手も起用しない、貧しいクラブが増えるだけなような気がする。
 要するに、すべてを興行的に考える必要はない。スポーツはお金を目的にすると、いずれ必ず失敗する。核となる文化、理念があるのか。そこのところをもう一度よく考える必要があると思う。

 さすがセルジオさん。特に「すべてを興行的に考える必要はない。スポーツはお金を目的にすると、いずれ必ず失敗する」という言葉。聞いてもらいたい顔が浮かびました。当ブログと考え方がやっぱ近いですね。「核となる文化、理念」という表現は、当ブログでいう「Jクラブの付加価値」であり、「公共財としての自覚」だと思います。社会・地域貢献活動を放棄しているところがあれば、「スポンサー離れ→成績低迷→経営崩壊→100年続かない」という図式になる事でしょう。実際にJ1、J2で上位をキープしていたり、優勝しているところは、こういう右肩下がりの流れではなく、右肩上がりの流れになってますね。
セルジオ越後コラム該当ページ:http://news.livedoor.com/article/detail/7352730/
Jリーグ組織問題関連⑧:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130125
   〃          ⑦:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121228
   〃          ⑥:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121217
   〃          ⑤:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121216
   〃          ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121215
   〃          ③:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121214
   〃          ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20121108

   〃          ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120730

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クラブ経営について49

2013-02-16 00:29:22 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 少し前に、「プレミアの財務統制策、ファーガソン監督は実現に懐疑的 ヴェンゲル監督は自由求める」というタイトルで、英プレミアリーグ絡みの情報を見かけました。まだ余り表立ってはいませんが、欧州リーグの放映権のバブル問題がささやかれています。当ブログでも先日の記事で、「無料チャンネル」で欧州でのTV放映権のバブル崩壊説について紹介しています。今回の情報は少し違う内容ですが、バブル絡みではあります。以下、抜粋して紹介。
         
 ロイター通信によると、英・プレミアリーグは、新たに導入する財務統制策を発表し、'13年から16年の3年間における総損失額を上限1億500万ポンド(約154億円)に定めることなどを発表。違反した場合は勝ち点剥奪も視野に入れるという新ルールを受け、マンチェスターUのファーガソン監督らがコメント。

 クラブ側の支出を収入の範囲内に抑えることなどを目標に、UEFAが来年から「ファイナンシャル・フェアプレー規則(FFP)」が導入され、各リーグでも以前から選手の報酬に上限を定める策などが検討されてきたが、このたびプレミアリーグも新ルールを導入することを決定。
 プレミアリーグでは、クラブは分配金のほとんどを選手への年俸として消費しているのが実情だったが、リーグ側ではより安定した運営を目指し、放映権料収入から支払われる各クラブ所属選手の年俸総額に上限も設定。'13-14シーズンからは規定額を超えた場合、プレミアリーグから得られる賃金補助を400万ポンド(約5億9000万円)に制限。不足分は、スポンサー契約料などテレビ放映権料以外の商業収入で補てんする事になる。
 しかし、プレミアリーグでは、こういうルール改正を行なう場合、20クラブ中少なくとも14クラブの賛成が必要となり、スクダモアチーフ・エグゼクティブは、今回のルールが満場一致で可決されたわけではないとコメント。以下は各クラブ監督のコメント。

ファーガソン監督(マンU)
「理論は素晴らしいが、実際の適用は難しいだろう。彼らがどう運用していくのか興味深い。実際にやれるのであればいい事だが、疑わしいと思う。実際に施行するとなれば、問題が出てくるだろう」
ベンゲル監督(アーセナル)
「企業やクラブは収入の範囲内でやり繰りすべきというファイナンシャル・フェアプレーについては賛成。収入の使い道についてはクラブに自由が与えられるべき。資金を何に投じるかはそれぞれの自由にさせるべき」
ベニテス監督(チェルシー)
「UEFAも同じようにするのであれば賛成。最終的にはうまくいくだろう。前向きな話であり、クラブの安定は重要なポイント。例えば、スペインでは多くのクラブが借金をした結果、破産申請に至る状況が続出しており、大混乱となっている。そうした状況を避けられるのであれば、その方がずっといい」

 これはある意味、日本で言うクラブライセンス制度のようにも思えます。当ブログとしては、早合点の域に入っているかもしれませんが、どうせ将来的に無料チャンネルで放映権料がバブルで弾けるのなら、放映権料以外の商業収入中心の経営体質に変えていくべきではないかと思います。スペインリーグでは、国の経済不振もあって内情が良くないようですが、これがヨーロッパ全体に飛び火して、その悪い部分」がJリーグにも飛び火する事がない事を祈ります。そのためにも、Jリーグは余り英・プレミアリーグに目を向けないようにして欲しいです。やはり、当ブログは「J1のプレミア化」は大反対です。
プレミアリーグTV放映権バブル崩壊説関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20130107

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下部組織について33 【J特】

2013-02-15 00:02:46 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 山陽新聞の「つかめJ1昇格 ファジアーノ」という連載特集記事の紹介なのですが、中身はJ1広島の事例紹介になります。J1広島の織田強化部長への「選手育成、強化方針」についてのインタビュー記事です。以下、抜粋して紹介。
          
-日本人登録選手24人のうち9人が自前の育成選手
 全身のマツダ時代からぶれなく育成に力を入れてきた事がJ1優勝の成果。
-Jリーグ発足以前から、他クラブに先駆けて選手育成に取り組んできた。
 かつて地方チームは、関東・関西の有望選手の獲得が難しく、地元出身で関東の大学へ行った選手ですら呼び戻すのは困難だったので、高卒選手を手元で育てていく方向性に。
-Jリーグ発足翌年'94年にユース専用寮をいち早く整備
 市の協力もあり、有望選手を集める事が可能になったが、実力のある選手が揃うまでにはある程度の時間を要した。育てた選手がプロで活躍したり、ユース自体が強豪になって広く認知され、優秀な選手が集まるようになった。
-チームの補強は?
 「攻撃サッカー」スタイルが補強に好影響を与えている。ユースはトップチームと同じ方針で一貫指導のため、育成選手がトップ入りすれば、チーム戦術を理解しやすい。
-攻撃サッカーを作ったのはペトロビッチ前監督
 '07年にJ2降格しても監督を替えなかったのが良かった。前監督に任せ続けた事で、攻撃サッカーが構築され、他チームの有力選手が「いいサッカー」と広島へ目を向けるようになった。ぶれない姿勢が大事。
-岡山など地方クラブが一番に取り組むべき事は?
 育成には長い時間がかかる。その間、トップチームが人を引き付けるサッカーをする事が重要。チームに入りたいという子どもが増えれば大きな前進。この流れを継承し、魅力あるプレースタイルを確立していけば、育成型クラブとしての道筋が見えてくる。

 まず、思うのは育成型クラブの強化最高責任者(強化部長やGM等)は、サッカー経験者であるべきなのかもしれないという事。J1柏の吉田ダイレクターも実は元選手。J1広島の織田部長も元選手。サッカーの経験がない人よりもいいのかもしれないと。それがアカデミー出身であれば、完璧かなとちょっと思いました。また、一つのクラブでずっと来ている人もいいですが、メジャークラブである程度経験を積んできた人材も重要かもしれません。これは、他の部分(役員とか)でも言える事かもしれないと、思ったりもしました。

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カリスマの存在127 【J特】

2013-02-14 00:39:56 | カリスマの存在

 事例紹介コラムです。
 何か毎年紹介するネタですが、やはりいい事例なので紹介させていただきたいと思います。某天皇杯優勝チームでは、逆スポンサーとして「SCJ(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)」を支援しておりますが、その話題です。以下、抜粋して紹介。
         
 1月31日に開催した「新体制発表会」において、来場者から集金した入場料の総額からチケット販売時に利用したローソンチケットのシステム使用料を差し引いた全額を、昨年より支援している「公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)」』へ全額寄付。
・今回寄付額: 475,200円
(入場料合計)594,000円 -(システム使用料)118,800円 =(SCJへの寄付金)475,200円
・寄付先: 公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(http://www.savechildren.or.jp/

 SCJは'86年に設立。日本をはじめ世界中で「教育」、「栄養・保健」、「子どもの保護」などの子ども支援の他、紛争や自然災害などの緊急時においても、日本人スタッフの派遣や資金拠出を行うなど様々な支援活動を実施。J1柏では、昨シーズン、社会貢献活動の一環として、SCJの様々な支援活動の中から、ベトナム北部の山岳少数民族の教育事業に金銭的支援を実施。教員研修など子どもたちの学習環境の改善に活用。今シーズンも、分校の校舎の修繕や教材の新調など同事業への金銭的支援を継続。また、アカデミー全カテゴリーのユニフォーム(パンツ)へのSCJロゴ掲出を初めとする広報PR活動などの支援や試合時の募金活動なども継続して実施。

J1柏公式HP該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/news/2013/014801.html

 いいですね。一般向けのキックオフイベントをしないところもあるようですが、こちらはイベントの負担金の中から社会貢献で寄付をするという全然違う世界の話です。しかも、しっかりと募金報告をされています。情報公開を当たり前のようにされています。募金は金額を報告して初めて募金活動だと思います。情報公開していないところにはよく読んで欲しいですね。社会に貢献できないところは「公共財」ではないのかもしれません。
   
 そして、これも毎年出てくるネタですが、黄色サポ「RYKN」さんが、ゴール裏プロモーション映像「柏戦記2012」を発表されました。毎回グレードアップしていると思えます。2012年という年がいかに試合が多く、内容が濃かったのかよくわかりました。リーグ戦よりも天皇杯の戦いが主役でしたね。
ACLのシーンで流れていたチャント「柏から世界へ~ 劇場を見せつけよう~ 目の前の敵をぶっつぶせ~ 俺たち柏~」が良かったです。まさにACL専用チャントですね。
 あと、あの方が何度も映っていましたね。やっぱ笑いが自然と起こっていました。やっぱ柏のゴル裏は笑いが似合います。最後は「アジアでを獲る」という言葉で締めくくっていました。所々に笑いを散りばめた、見ごたえあるVでした。
 そして、今度の日曜は「世界3大カップ」と(柏サポに)呼ばれている「千葉銀カップ」です。その次の週はいよいよ「ゼロックススーパーカップ」。もう開幕だ・・・いよいよ開幕だ。
「柏戦記2012」:http://www.hitachidai.net/etc/kashiwasenki-2012.htm

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頑張れ!商店街22 【J特】

2013-02-13 00:03:09 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 今までなかなかJ1名古屋の事例を紹介する事がなかったので、珍しい記事になります。いつものように、他のクラブの公式HPを観ていたら、名古屋さんでいい事例を見つけました。名古屋さんでは、協賛店制度で「勝ち店」といういい制度を実施しているのは前から知っていましたが、いつからなのか、新しい制度が加わっているようです。以下、抜粋して紹介。
                 
 J1名古屋では、愛知県商店街振興組合連合会と連携し、地域・商店街を元気にするサポートタウン事業を実施。'08年からは大須商店街連盟が参加して、現在15団体がサポートタウンに加盟。J1名古屋のイベント開催やスタジアム観戦ツアーの企画・開催等、クラブとサポートタウンが協力して地域の活性化に取り組んでいるとか。

【名古屋市】
 今池商店街連合会、東新商店街振興組合、藤が丘中央商店街振興組合、柳原通商店街振興組合、八事商店街振興組合、平針駅前商店街振興組合、瑞穂通商店街振興組合、仲田本通商店街振興組合、大須商店街連盟、日比野商店街振興組合、柴田商店街振興組合、名古屋駅西銀座通商店街振興組合
【特別地域】
 あらたまグランパスタウン
【名古屋市以外の地域】
 愛商連豊田支部、一宮市本町商店街、安城市商店街連盟、半田市商店街連合会、品野商店街振興組合

 ちなみに「勝ち店」制度ですが、以下のとおりです。
 J1名古屋の勝利をともに分かち合ってくれるお店であり、そのお店ではチームが勝つと特別サービスを提供。ホームゲームはもちろん、アウェイゲームでの勝利後もサービスは実施。
【名古屋市】
 今池商店街連合会、藤が丘中央商店街振興組合、柳原通商店街振興組合、八事商店街振興組合、平針駅前商店街振興組合、瑞穂通商店街振興組合、名古屋駅西銀座通商店街振興組合、日比野商店街振興組合
【名古屋市以外の地域】
 愛商連豊田支部、安城市商店街連盟、半田市商店街連合会

 当ブログでは大昔から「商店」「商店街」を支援の「第4極」と呼んで重要視しています。J1川崎にしろ、付加価値の高いクラブほど地元商店街と連携が強いと思っています。ここで言う地元商店街というのは、スタジアムに近いごく一部の商店街という意味ではなく、商店街連合会なり市内一円の商店街という意味です。商店・商店街への目の向け方がわからないところは、他のクラブの事例を勉強して欲しいです。もっとも、「チームの名前で儲けるんでしょ」という価値観なら無駄ですが。
 商店街との提携でスケールが違うのがFC東京。東京中の商店街と提携しているのですごい数です。詳しくはこちらをご覧下さい。いわゆる協賛店制度でJ1・J2を通して未実施のクラブが2つ・・・ どうしてなんでしょうかねぇ。名古屋さんですが、過去の記事を調べてみると、なかったですね。初めて事例紹介をさせてもらう事になります。名古屋さんは親企業のある企業チームなのかもしれませんが、こういう地域貢献活動を観ると、今後に期待できますね。
J1名古屋公式HP「サポートタウン」ページ:http://nagoya-grampus.jp/hometown/supporttown.html
J1名古屋公式HP「勝ち店」ページ:http://nagoya-grampus.jp/hometown/shop.html

商店街関連:21 / 20 / 19 / 18 / 17 / 16 / 15 / 14 / 13 / 12 / 11 / 10 / 9 / 8 / 7 / 6 / 5 / 4 / 3 / 2 / 1

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PR宣伝について46 【J特】

2013-02-12 00:01:32 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 いろいろと観ていたら、面白いページを見つけました。スポナビの中にあったのですが、「ブログパーク」というページ。スポーツ別に分類されていて、サッカーを観ると、有名選手のブログがあるわあるわ・・・
 特に、代表選手や欧州組のものが充実していますね。JリーグクラブもJ1、J2としっかりブログをされているところが出ていて、こういう情報公開に熱心なクラブ、そうでないクラブがよくわかりました。以下、まとめてみました。
    
【日本代表・欧州組】
日本代表大津祐樹香川真司岡崎慎司清武弘嗣長谷部誠吉田麻也川島永嗣宇佐美貴史乾貴士細貝萌中村憲剛高橋秀人佐藤寿人李忠成安田理大本田圭佑(マネージャー)メッシ

【なでしこジャパン】
川澄奈穂美鮫島彩丸山桂里奈大儀見優季

【Jリーグクラブ】
J1:柏、仙台、横浜FM、名古屋、鳥栖、清水、磐田、川崎、新潟、甲府
J2:G大阪、札幌、横浜FC、愛媛、水戸

【その他】
ラモス瑠偉武田修宏宮本恒靖塚本泰史アンバサダーセルジオ越後ジーコ

 目に留まったブログを並べてみました。登録数は548もあり、お目当ての選手のブログがあるかもしれません。ただし、一覧表はなく、新着順か50音順で探すか、著者検索するしかありません。これらの他に目立ったのは、いちいち紹介しませんが歴代代表選手。やはりこういう部分に熱心だったのか蒼々たる顔ぶれが並んでいて、懐かしかったです。某黄色いチームも現役と元選手がわんさか載っていました。
 J2岡山では「トピックス」というページが出ていましたが、フロントブログはありませんでした。現役選手では田所、真子、西原の3選手と高橋コーチがありました。かつての所属選手も何人もありましたね。
 面白かったですね。特に代表選手のブログは、ついこの前のラトビア戦の感想とかタイムリーに載っていて、興味深かったですね。これからもちょくちょく覗いてみたいと思います。
 
スポナビ「ブログパーク」:http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/blogpark/?sort=0&compe=サッカー

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ようこそファジアーノへ69 【J特】

2013-02-11 00:01:31 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 なかなか地元岡山の事例を紹介する事が少なく、何かないかなぁと思っていたところ、山陽新聞に「つかめJ1昇格 ファジアーノ」という連載特集が始まっているのを見つけました。「夢舞台」「重点補強」「専用練習場」「育成」「資金集め」と続き、今朝の分で合わせて5回。この中でも特に、当ブログで目に留まった記事について、抜粋して紹介します。
    
 第4回は「育成」。下山アカデミーディレクターの「目指す一貫教育は、まだ道半ばか」というセリフから始まります。今春ユースチームに加入する中学3年生が練習参加したが、ジュニアユースチームからの内部昇格は新入団9人中わずか2人。県内外のサッカー強豪校への進学など、有望選手の流出がその要因。今春ようやくユース3学年が揃うが、ファジのユースチームではプロへの道筋が十分描けない事が理由と見られ、未だユース出身のプロ選手は誕生せず、有望な小・中学生の獲得は名前の知れた近隣のJクラブや高校に遅れを取っているとか。
 昨年J1優勝のJ1広島では日本人選手24人中9人が育成出身。毎年プロ選手を輩出するユースチームも、昨年に高円宮杯全日本ユースで3連覇。前身のマツダ時代から20年以上、育成に力を入れてきた広島でさえ、ユースに実力のある選手が集まるまで、4~5年掛かっているいるとか。J2岡山も、ネクスファジにユース1期生17人を2種登録。下部組織の選手育成に弾みをつけるためには、トップチームの強化、クラブの運営費にかかっている。

 第5回は「資金集め」。昨シーズン決算込みでJ2岡山の営業収益は約8.5億円。クラブ目標のJ2平均10.2億円には届かず、J1平均29.1億円には遠く及ばず。クラブの営業収入の約半分を占める広告料は、法人化した'06年以降順調に伸びて4億円超の見込み。
 ただ、スポンサーの新規契約や増額はまだ少ない。クラブ社員16人中、営業担当6人が営業活動を進めるが、'13年度は長期契約の大手スポンサー(複数?)の撤退や、景況感悪化のため(理由がこれらだけならいいのですが)、初めて減収になる見通し。もう1つの柱が入場料収入。'12年度は1.4億円が入ったが、チケット代据え置きのため、大幅増収は見込めない。 
 今シーズンから導入の「クラブライセンス制度」も大きい。財務面では債務超過か3期連続赤字で、下部リーグ降格となる。債務超過は'14年度決算、3期連続赤字は'12年度決算が起点に適用。J2岡山は、'12年度は3年ぶりに黒字の見込みだが、'13年度は強化費を4億円に増やした事もあって赤字濃厚。

 という内容でした。育成問題はともかく、経営面での問題は根が深いと思います。ひょっとしたら、'12年度の実績がピークになる可能性もあります。そうなると、経営体制の話が出てくるかもしれません。当ブログで過去何度も紹介しましたが、J2栃木は旧生え抜き役員体制から、地元財界主導の役員に総入れ替えし、経営面での脱皮を達成。当ブログでは「栃木型」として記事にしています。クラブ経営が一皮むけてJ1を目指すため、J2平均10億円を超えてJ1平均約30億円弱に近づくためには、いつか何かそういう「策」が必要なのかもしれません。素人なので、個人的にはよくわかりませんが、時々周りの人達が話をしているのを耳にします。
   
 話は少し変わり、今日郵送で、クラブから毎年この時期に送られる資料一式が来ました。「子どもたちに夢を!」の文字がやたら大きい、社長の挨拶が入った鏡文。ファンクラブ入会案内、シーズンパスの申込み案内、スクール生募集案内とともに、個人スポンサー(1口:52,500円)案内が入っていました。個人スポンサーも制度ができて募集が始まった最初の2年は申し込みましたが、ここ数年は無し。
 この時にふと、J1甲府のとある資料が脳裏に浮かびました。クラブの年度ごとの事業報告書である「ホームタウンレポート」です。そこには、成績からスクール事業から、地域・社会貢献活動まですべての記録が記されており、スポンサー営業に活用され、公式HPにもアップ(すごい重いですが)されてすべてのファンクラブ会員が閲覧できるようになっています。
【参考】
 甲府市は人口19万人弱(岡山市は約71万人)、山梨県は人口約85万人(岡山県は約193万人)、甲府の昨年の平均観客動員数はJ2で1位の10,407人で2011年の年間予算が約14億円。

 大事なのは「情報公開」。J2岡山も甲府さんのような事をやれば、イメージアップが図られてスポンサー獲得や、その他会員サービスに好影響を与えるのではないかと。
 ちなみに山陽新聞にはこういう記事も載ったそうです。何ともコメントをするのが難しいですが。また助教さんに様子を聞いてみるとしよう。
J1甲府公式HP該当ページ:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120713
J1甲府公式HP「ホームタウン」ページ:http://www.ventforet.co.jp/about/hometown/

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観客のためのスタジアム16 【J特】

2013-02-10 00:59:51 | スポーツ文化・その他

 事例紹介コラムです。
 先ほど、FOOT×BRAINがあり、当ブログのお師匠様の傍士理事が出演されていました。面白かったし、また新しい情報が知りました。録画で内容を確認しながら、記事にしました。以下、どうぞ。
   
 「理想のサッカースタジアム」がメインテーマ。傍士理事のキャッチフレーズは「地域活性化の種を撒く人」で、これからJリーグに上がる・目指すクラブのお手伝いをし、サッカーに関心のない人に向けてわかりやすく、「Jリーグを目指すとこんないい事がある」「皆さん儲かりますよ」とい伝える活動をされています。
【ヨーロッパのサッカー専用スタジアム】
①快適な観戦: 
 ピッチが観客席から近い。屋根に覆われた客席で天候を気にせず観戦できる。中には空調設備、ヒーター付きシートがあるところや、キッズスペース、視覚障碍者専用シートが完備されたスタジアムもある。交通網の整備も図られ、試合チケットで公共の交通機関を利用できるところもある。
②複合施設
 観戦以外の施設が充実している。ファンショップ、スタジアム地下にショッピングセンター、スカイボックス(企業用個室)、ラウンジを完備しているところある。商業部分が充実しているところは、スタジアムが地域住民に欠かせない場所となり、街の拠点となっている。
③都市開発:
 スタジアムに観客が集まる事で、商業施設が増え、交通網も整備される。ヨーロッパではスタジアムが街のシンボルとなち、スタジアム建設が街づくりにつながっている。
※ラウンジを完備したスタジアムを持つのがドイツ4部リーグのチームと言っていましたが、FCマクデブルクというチームでした。
  
 日本との違いは「思想を持って作っている事」。一つは観客目線で「劇場空間」を作った事。音楽や芸術と同様にスポーツが「文化」として捉えているので、サッカーの専門性を発揮できる場所である、それがサッカースタジアム。球技場であってはいけない。
 もう一つは「地域のため」。街の誇りとしての思想が最近生まれてきた。試合をしていない時期に地域の人が親しめるスタジアム。これは地域社会のためにスタジアムが存在している事になり、大きな違いとなる。
 
【UEFAスタジアムカテゴリー】
 座席数や照明設備を始め、厳しい選考基準で決まる格付制度。主なカテゴリー4はウェンブリー、オールドトラフォード、サンチャゴ・ベルナベウ、カンプノウ、アリアンツ・アレナ、シグナル・イドゥナ・バルク、ジュゼッペ・メアッツア、スタディオ・オリンピコの8ケ所。ヨーロッパの主要な大会はこのカテゴリでしか開催できない。VIPエリアが400㎡、VIPシートは最少500席が条件。
【日本の現状】
・ホームがサッカー専用スタジアムであるチーム
 40チーム中6チーム。(J1:浦和、柏、鹿島、大宮、清水、J2:鳥取)
【なぜ、専用スタジアムが少ないのか】
①タイミングを逃した
 ヨーロッパでは大きな国際大会(W杯・ユーロ)をきっかけに造られた。日本はJリーグ発足と日韓W杯がきっかけになったが、専用スタジアムがそれほどできなかった。韓国は日韓W杯で10会場が専用スタジアムを作っている。
②クラブの資金不足
 クラブに資金がなければ自治体に頼らざるを得ないが、自治体では国体優先など公益性が出てきてサッカー専用という要素は低くなる。公園の敷地内になる事が多く、都市公園法が立ちはだかる。(運動施設を建設する事は想定されてなく、他の運動施設も合わせた総面積が公園全体の50%以下という条件) 施設内で火を使用できないため、スタジアム内に厨房のあるレストランを作れない。収益活動も禁止されているので、ファンショップが作れない。(ヨーロッパを手本にして建設されたユアスタは例外的事例→「いいスタジアムがあれば、いいクラブができる」)
【サッカー専用スタジアム建設検討中の地域】
 秋田、山形、福島、群馬、栃木、東京、長野、静岡、愛知、京都、大阪、広島、愛媛、徳島、北九州の15地域
【G大阪の事例】
 コンセプトは日本初の試み「募金で作るスタジアム」。最寄駅と新スタジアムの間に巨大複合施設を作る計画があり、スタジアム内にはVIPルームなどヨーロッパ並みの設備を整える予定。スタジアムができる事で街ができる事になる。
【これからの日本に求められるスタジアム】
 今回の震災で、万人単位の人が入れて、情報発信設備が付いていて、トイレとシャワールームが完備されていて、厨房で料理が食べられるという「大規模避難拠点」、いろんな人で関わりが持てるスタジアムができれば、みんなから愛されてそれが街の誇りになるという思想を持って行けば、おのずと実現すると思うと傍士理事は締めくくられました。
   
「SOCIALxBRAIN 好きなスタジアムランキングとその理由」
1位:ニッパツ三ツ沢球技場 / 2位:日立柏サッカー場 / 3位:ベアスタ / 4位:埼スタ / 5位:カシマスタジアム / 
6位:国立競技場 / 
7位:ユアスタ / 8位:アンフィールド(英・リバプール) / 9位:NACKスタ / 10位:アウスタ /
11位:キンチョウスタジアム / 12位:フクアリ / 13位:ヤマハスタジアム / 14位:豊田スタジアム / 15位:カンプノウ(スペイン・FCバルセロナ) /
16位:サンシーロ(伊・インテル、ACミラン) / 17位:ズィグナル・イグナ・パルク(独・ドルトムント) / 
18
位:スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(伊・インテル、ACミラン) / 19位:日産スタジアム / 20位:万博競技場
その理由については、フェイスブックページをご覧下さい

 面白かったですね。さすが師匠、とても勉強になりました。最後の最後に、日立台が2位になって出てきたのが良かったですね。やっぱそうでしょ。ニッパツはまだ行った事がないので、そのうち行ってみたいと思います。
 このランキングを観ると、オリ10のJ2の2チームを除いてすべてJ1と欧州クラブのホームスタ。J2はまだまだですね。でも「サッカー専用スタジアム建設検討中の地域」にJ2のホーム地域がたくさん出てきた事には大いに期待できます。県サッカー協会のヴィジョンにもありましたが、岡山にもいつか専用スタジアムができたらいいですね。
 この記事を打ちながら、一つわかった事があります。こうして記事に残せば、永久に資料として残るのです。TV番組であれば、一瞬電波が流れて終わりますが、こうして活字に直してブログ記事にまとめれば、せっかくの貴重な情報が残るし、残して良かったと思います。当ブログのサブタイトルは「情報ライブラリ」ですから。傍士理事のキャッチフレーズが「地域活性化の種を撒く人」なら、当ブログは「「地域活性化を謳うサッカーブログ」でいきたいと思います。そのうち、この記事を読んでもらって、「よくまとめてくれた」と褒めてもらえるかなぁ・・・
「Jリーグ スタジアムプロジェクト 欧州視察報告」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120715
「J.LEAGUE NEWS特別版『スタジアムの未来』」関連:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120906

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選手・現場の声30 【J特】

2013-02-09 00:02:50 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 事例紹介コラムです。
 当ブログの毎晩の日課が、某黄色いチームの広報日記を読む事です。ほぼ毎日更新されるクラブ広報のブログレポですが、かなりレベルが高く、本当に面白い。こちらの広報こそ本当のJクラブ広報だと思っています。携帯サイトでは写真付きのミニレポを1日当たり3件、これも毎日発信しています。いい広報さんです。
 そんな黄色い「広報日記」ですが、昨日の記事におおっと思いました。合宿の中でAED講習をしてるのです。以下、抜粋して紹介。
   
 練習を終えた夕食後、外国籍選手も含めて、全選手が参加しての「心肺蘇生法、AED講習会」を実施。和田トレーナーがこれまで在籍してきたクラブでも実施していたとか。
【主な流れ(少し簡略)】
①意識を確認する
②周りの人を呼ぶ(できるだけ多くの助けを借りる)
③かけつけた人に、救急車手配と、AED手配をはっきりと頼む
④呼吸していないようだったら、心臓マッサージ。両手を合わせ、左胸ではなく、胸の中央当たりに親指の付け根部分を当てる
⑤ヒジをのばし、体重を乗せるようにして、成人なら5cmほど押しこむ。1分で100回のペース。
⑥介助の人と交代してマッサージを続ける(一人で続けるのは体力的にも苦しいので)
⑦AEDが届いたら、機械の音声指示に従って、電気ショックを与える。
※人工呼吸はマッサージ30回したら、2回ふきこむ(人口呼吸)のが一般的ですが、あまり経験のない方でしたらマッサージを続けるだけでも良いとの事。
公益財団法人 日本心臓財団公式HP該当ページ:http://www.jhf.or.jp/aed/

 柏市での統計では、救急車が到着するまで、電話から7~8分かかるとか。心臓が止まって、それぐらいの時間が経つと、蘇生の確率は限りなくゼロとなってしまいます。
 2011年、松田選手が練習中に絶命するという大変悲しい事故があり、彼を知る元チームメイトもJ1柏に在籍しているとか。決して他人事ではなく、仲間だけでなく、家族や友人、そして通りすがりの見ず知らずの人の、大切な命を救うことができるかもしれないす。それは選手たちだけでなく、一般の人にも同じことが言えると締めくくっています。

 いいブログ記事でした。メッセージ性のある心の温まる記事。こちらの広報日記を読んでいると、しばしばそういう何か思いにふけってしまう記事に出会います。J1川崎のフロンターレ日記もそうですが、レベルの高い記事ほど毎日更新に近いと思います。1ケ月に2~3回の頻度、仕事の義務で書いているんだろなと、書いている人の気持ちが伝わってくるものも中にはありますね。
 また、選手が講習を受けるという事は、選手の社会経験(学校訪問や、地域イベント参加、商店街巡回等)という意味でも大きいと思います。サッカーしかやらせてもらえない「サッカーマシン」状態とは大きく違うでしょう。

 AEDといえば、つい先日我々OSS委員会でも実施して、親近感が持てます。レポの内容を読んでも、ほぼ同じに感じました。選手がこういう講習を受けたというのは、確かJ1川崎がそうでした。当ブログで思う事は、まずはフロント。スポーツ興業に携わる人として役員、社員が全員毎年受講するのが理想だと思います。その次にボランティアや選手・スタッフなどが出てくると思います。消防署の方は、いつまでも自分たちが教えるのではなく、教え手を作って、その人に教えて欲しいと思っています。実際に、先日の講習でも「ぜひ、数を経験して、今度はあなた達が教えて欲しい」と言われました。まずは講習をできたら毎年開催する事。フロントが早く完璧にマスターして、ボランティア等に講習できるようになったら完璧ですね。理想と現実は違うでしょうが、もう二度と松田選手のような悲劇を生まないためにもお願いしたいものです。
広報日記該当ページ:http://blog.reysol.co.jp/koho/6_13.php

 黄色いチームといえば、もう2週間でゼロックススーパーカップです。そうです、1週間早い2013年シーズンの開幕です。早いですね。黄色いチームは日本一オフシーズンが短いチームですが、やってもらいましょう。あと、先日の(一般参加もある)新体制発表会ですが、議事録出ました。やはり、情報公開度の面で違いを感じますね。

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