CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

冬の台南高雄旅行 10 高捷少女コレクション

2017-04-04 21:08:05 | 冬の台南高雄旅行(2016)
閑話休題、というほどでもありませんが
今回、あっちこっちで見かけた高雄における萌え文化を
ちろっとメモっておくのであります
前回の瑞豊夜市から、移動して美麗島站に来たのである


前回も訪れて写真撮ったわけで、
何回撮っても素晴らしい景色に見える観光名所でありますね

この美麗島站が一番張り切っているというか、ここが基点のようでして
以前もちょっと紹介していた高捷少女(たかめしょうじょ・高雄メトロしょうじょ)が
そこかしこに現れていたので、そのピンナップでもないが
なんだかんだとメモっておきます


名前までは知らないんだが、以前の金髪の駅員さんとは別の
黒髪で車内での飲食禁止を訴えるポスター
こういうのがいたるところに貼ってあるのである


もう一枚ポスター
こっちはちょっとイラストレベルが下がってる気がするけど
むしろ、こういう同人誌めいた感じがオフィシャルで行われてるのが
台灣というか高雄の凄いところである
ちなみに、ドラえもんとジョジョをパロってる
もうなんでもありだな、どっから突っ込んだらいいんだ


柱にキャラ紹介ポスターがあったり
というかこの左下、ガイジン四コマコラのやつじゃないのか


並んで撮影ができる立て看板スポットもありました
ここで初めて、野郎キャラもあるんだと気付く
確かこの二人は駅員さんという設定だったような気がします
あと一人、ちっちゃい茶髪のエンジニアが居た気がするんだが
ともかく楽しそうなのである


娘っ子そろい踏み
これがえらいでっかいポスターというか、壁画になってて
力の入りようがハンパねぇのでありました
さらにこの隣に


イカを食べる少女
これが個人的にツボに入ってしまったんだが、
そうか、そうだよな、高雄ってイカ食べるもんだよなぁと
ナチュラルに萌えキャラがイカ食ってるという姿に
大層ほっこりさせられたのであります
日本でもこういう萌え看板ありそうだけども、
レベルの高さと、混沌とした感じでまけている気がします

そんなわけで、何があるという話でもないのですが
あれこれとたかめ少女を撮ってきたので写真供養がてら紹介しておくのであります
その他、雑多な写真紹介をば


何ということでもないんですが、
こんなに賑わっているゲームコーナーですが、これが
駅の構内というか、駅周辺にみっちりあって、
みんな遊んでいるというのが衝撃なのであります
日本でいうガチャガチャみたいな扱いなのかも


読めないからどういう意味かわかりませんが
物騒だと感じたのである、史上最殺!ってなんだ
いや、漢字が違うんだろうか…


これは駅から出たところの商店街で見つけたのであります
12月に行ったからね、サンタコスも最盛期だよね
結構売れてんだろうか、こんな店が
わりといっぱいあったのが凄いところであります

冬の台南高雄旅行 09 瑞豊夜市で食べる

2017-03-31 20:25:38 | 冬の台南高雄旅行(2016)
続いて瑞豊夜市を楽しむのである、そろそろ食べよう
夜市なんだからね


屋台街も大きく二種類くらいありまして、
こちらは、テーブルとか用意されている
比較的大きな食事スペースのあるコーナー
食べ歩きゾーンは、後々歩いていくとして、目に付いた店に入る


餃子小籠包セット 80元
なんという安さだろうかね…、感激ひとしおでありますが、
えび餃子と小籠包がちょっとずつ味が違うのでセットになっている蒸し物
おばちゃんが持ってきたときに「熱いよ、熱いよ、きゃー」と
最後のきゃーってのはなんだろうかと思いつつも
笑いながら去っていったのが凄い印象的だったのでありますが
味はいたって普通でありました、騒ぐほどではなかった
屋台で蒸し物はあまりよくないのかもしれん

このほかにも、焼き物の店もあったりしたけど、
とりあえず予想以上に腹がふくれてしまったので、移動を開始する
ぶらりと立ち食いエリアを歩いていきますと


大阪焼?
なに、たこ焼き?いや、広島人によるやっかみ?(偏見)
と思っていましたら

これが大阪焼
フレンチトーストの化け物みたいな物体だったのでありますが、
お好み焼きに近い何かだったようにも思いますけども
実際なんだったのかさっぱりわからん、食べる気もない


さらに歩いていくと、服飾品を扱う店とかもあったわけですが
ここらで飲み物をと探し出したのがこれ
そうだ、台灣にこんだけ通って、まだタロイモ食べて(飲んで)ないわ


というわけで、タロイモミルク(芋頭牛奶) 45元
初めて食べた(飲んだ)わけでありますけども、
思ったよりも甘い、美味しいんだけども随分重い飲み物だなこれわと
ちょっと驚いたのであります
少なくとも、のどが渇いたといって飲むべき物体ではない
でも美味しいのでよいとします、ただ、あと5元足してパパイヤミルク(木瓜牛奶)が飲めるなら
そっちを選んでしまうなぁとそんな気分になったのであります
美味しいんだけどもね、間違いなくそうなんだけどもね


このほか、色々な屋台を見てまわっていると
個人的な趣味物として、斑入りのサボテン売ってたりするのが
凄く素敵でありまして、密輸を検討したくなるほどだったのでありますが
ぐっとこらえて夜市を堪能したのでありました
そこそこの広さですが、まぁ人が凄い多いという印象で
以前通った、六合二路夜市とは規模が違うわと
驚きはためいたのでありました、どっこい、この後、本気の六合二路にいってビビり返すんだが
それはまた先のお話


そこそこの時間で退散と来た道を戻っていくと
信号の向こうに物凄い人垣が、これが全部夜市に向かってくるのである
序盤戦だけ楽しんだので、本当はもっとにぎやかなんだろう


せっかくだからと、駅の近くにある高雄アリーナ(高雄巨蛋)を見てみようと
暗がりを歩いていくと、こんなに真っ暗な中バスケットボールに昂じる若者たちが幾人も見られる
若いっていいねぇ、なんて微笑ましく通りすぎれば


高雄巨蛋前
これが高雄アリーナ、ちょうどコンサートの受付が開始されたくらいだったようで
長蛇の列が吸い込まれていく様が
なかなか見事でありました、というわけで、あれこれ堪能して
高雄中心部へと足を向けるのである

冬の台南高雄旅行 08 瑞豊夜市を行く

2017-03-28 20:15:22 | 冬の台南高雄旅行(2016)

さて、地下鉄にのって移動しました
巨蛋站で下車すると、あっという間に真っ暗になっている
だいたい18時くらいに到着していたのでありますが、
すでに夜市に向かって人の列ができていて、あわてて合流するように
流れにのって移動します
というか、人の流れがあってよかった、迷子にならずに済んだ


少し歩いていきますと、大きな電光掲示板を発見
とうとうやってきたのであります

昨今、高雄といったら、六合二路夜市を推薦されますが、
瑞豊夜市というと、ローカル夜市として有名で、
最近は観光客にも人気が高いと
これまた、推薦されたわけで、あんまり大差ないなと
自分で笑いながら到着したわけでありますが
いやびっくり仰天、ローカルって、小さいという意味じゃないのか
なんだこの巨大な夜市わ


この写真ではあまりその人の多さが伝わらないのが残念でありますけども、
物凄い大混雑、そして、形容しがたい、物凄いごちゃごちゃ感が
たまんなく面白い、いや、別に何が面白いわけでもないんだが、
いかにもお祭りに来ましたという感じがして、自然とテンションがあがってしまう

もみくちゃにされながら、ずいずいと移動していきますと
相当の広さがあるなということが確認できまして、
とりあえず、空いているところへと流れてみようと移動する


遊技場コーナーのようなところに到着
スマートボール?と、ちょっと新世界を思い起こさせるそれですが、
昔ながらの手ではじくパチンコでありました
同じ列に玉が何個か入ると景品がもらえるというそれですな


射的
これは台灣の夜市では比較的メジャーなそれ
台北の士林夜市でも見かけたやつであります
さほどに興味をそそられないとか思ってましたが、
向こうはみんな徴兵を経ているからか、やたら射的の格好が様になっているうえに
滅法上手い、みんなパーフェクトとっていくじゃないかと
これで商売になるんだろうかと不思議に思っていたのであります
ひょっとすると、ストレス解消とかそういう効果が狙われてんだろうか


謎のマージャンゲーム
最初は、パズルゲームの「上海」かと思いましたが、
そうではなく、ただの絵合わせ遊びなんだそうで
帰国してから、遊び方を見て学んだのでありますが
今度行ったらやってみようかと、ちょっとだけ考えたのであります
ただ、ぬいぐるみ貰っても、使いようがないしなぁ
でも、なかなか楽しそうなのである
というか、みんな凄く楽しそうに遊んでいるから
とてもメジャーな遊戯なんだろうと思わされるのである


そして、個人的にベストショットだと思う
輪投げを営むカップル
この輪投げ場が凄い広いというか、この景品群が
この左側に3倍くらいの長さで連なっているという
衝撃的な内容でありました、物量に圧倒されて
変な笑いがこみあげてくる感じだったのである

と、なかなか楽しげであると思いつつも
一人でおっさんが、輪投げするのもアレだなというわけで、
一通りなるほどと見るだけ堪能を行って
そろそろ腹ごなしをしましょうと、食べるものエリアへと移動を始めるのである

冬の台南高雄旅行 07 観三堂と代天宮

2017-03-24 17:40:34 | 冬の台南高雄旅行(2016)

なんてステキな夕陽だろうかしら

ほうけるようにこれを見守ったわけでありますが
見事なサンセット、高雄名物のひとつだとしみじみ思いつつ
西子湾站に向けて歩き始めます
日が沈む前に戻らなくてはならない
歩きの大変なところである


観三堂
さて、歩いて戻るすがら、裏山を背にして
むしろ、裏山に食らいつかれたかのようにひとつのお寺を発見
よくある町の寺だなと思いつつも、えらい細長くて
なんか面白そうだと感じて、ついつい登ってしまう
ちなみに、写真から「観三堂」と名前をつけてみたんだが
google mapでも拾えなかったので、なんという寺かわかりません
ちなみに、探した場所で本当にあってるのかも、今となってはわからない
どこだったんだ


中を見てみると、なんというか凄い
こんな小さなところなのに仏像というか、神像のレベルがすこぶる高い
いや、造型が緻密であると驚愕するのでありました
極めつけが、この二点でありまして


月光的ななにか

日光的な、というか、完全に関羽だこれ

というわけで、なんだろうか仏像フリークでもないが
ちょっと感激してしまったのである
特に関羽と思われる神像の見事さ、これはなんだ
ホビーチャイナ製で10万円とかありそうな見事なそれが
背面の文様とあいまって、最高にかっこいいのである
凄いなぁというか、圧倒された
しかし誰も居ない、というか、ここ、俺が一人入ってるだけで
結構狭くなってしまうな、そんな小さい空間だったのであるが
眼福でありました


橋をわたって鼓山漁港側へと戻っていきますと、
途中に軍艦を発見する、流石台灣だ、今も有事なんだよなと
改めて思い知らされたわけでありますが、
軍港かくやと、さらっとこんなのが停留しているというのがステキであります
写真撮ったけどもよかったんだろうか、いまさらに思うのだが
まぁよいとしよう

さらに歩いて、ちょっと高雄西の町並みを堪能しようと
うろうろとしてみれば、またも大きなお寺を発見


代天宮
どういういわれのお寺かはわかりませんが、
地元にあっちこっちから→が向いていたというか、
案内が出ていたので相当に有名なお寺だと思われます


結構立派な門構えなんて、偉そうなことを言ってしまうのだけども
非常に大きく、ステキなお寺でありました
飾ってある仏像それこれは、まぁおおよそ見たことがあるというか
とりたててと思わないなんて考えておりましたら


布袋さんがおられる
ついついおなかを撫でてしまう(たぶん触れたら駄目なんじゃないか)
台中を思い出すような見事なふくふくしさに
なんというか、ほっこりしたのであります
まぁ、ちょっと笑顔が怖いと思わなくもないですが
なかなかご利益高そうなご尊顔であると
なむなむするのでありました

非常に堪能できた高雄めぐり西方の巻でありましたが
そろそろいい時間になってきたので、とっとと次の目的地へと
足を向けだしたのであります
そう、夜といえば、夜市めぐりである

冬の台南高雄旅行 06 打狗英国領事館官邸その2

2017-03-21 19:50:54 | 冬の台南高雄旅行(2016)
続いて丘から降りて、ふもとの公館へと移動を始めます


こんな感じでこちら側がどうも正面にあたるところのようでありますが、
西洋のお城みたいな雰囲気でなかなかかっこいい
結構な高低差で、登っていくのはしんどそうだと、
下りながら思ったわけでありますが、途中に


スワイン・ホー氏
珍しくパンフレットを貰ったので、その情報を載せておきますれば
初代打狗英国領事でありながら、動物学者でもあったのか、
台灣の生物生態調査もやっていたそうで、
その姿を模した陶人形であります
残念ながら、心無いことに近くに居座るおサルさんの人形が壊れていたのですが、
なかなかの迫力、割と遠目から並んで写真撮ったら本物と思うくらい
えらい精巧にできていました


ふもとから見上げてみると、こんな感じである
結構な高さだなと改めて思うところ
裏道から登っていったわけだが、なんだかんだ大変だったので
遊びにいく前に、身体を作っておいて損はないのであります

ふもとには英国領事館らしくイングリッシュガーデンが作られていたのでありますが

ハイビスカス…むしろ、ブッソウゲと言ったほうが近い

ペンタス
と、まぁ、イングリッシュかというとそうじゃないだろう、
むしろ亜熱帯の植物の庭園という感じで、これはこれで
楽しくていいじゃないかと、かろうじてロックガーデンみたいになってましたが、
なかなか綺麗な庭を堪能できたのであります
植物好きにも台灣はいい国である


ジョン・ギブソンと曽憲徳の交渉姿
英国領事と清朝の官僚とが、なにごとか交渉ごとをしている蝋人形が
ふもとの領事館内にありまして、なかなかステキでありました
これもまた、えらいリアルでありまして、
この領事館付近に、こんな蝋人形がいっぱい並んでおりまして


領事館前の賑わい

サボる人足

こんな按配で、写真撮影スポットになっておりました
個人的に、サボる人足がツボに入りまして、
なんというか、伝染りそうなほどのあくび顔が
リアルといっていいのか、迫力といえばいいのか、
ともかく感激に近い感情を催しまして
大変満足だったのであります

テーマパークというほどではないものの、
珍しく観光を楽しんだと、満悦のままここをあとにしたのであります

冬の台南高雄旅行 05 打狗英国領事館官邸その1

2017-03-18 22:30:10 | 冬の台南高雄旅行(2016)
途中の寺社めぐりを堪能して、いよいよ小高い丘の頂上にやってきました


十八王公廟 霊興殿

公邸近くにある大きなお寺さんであります
どうもこの日は結婚披露宴か何かが企画されていた様子でありまして、
廟の中にはちょっと入りがたい雰囲気、なにせ


明らかに披露宴会場


裏手では、今まさに料理を作っているという具合

なかなか楽しげでありました
ひょっとしたら、誰かのお祝いというだけなのかもしれないと
思ったりもするわけでありますが、結局私が居る間には、
お客さんは現れなかったのでどういうものだったかは不明である
ただ、大皿にチャーハンとか、かなりダイナミックに盛り付けているのが
印象的というか、楽しそうな食卓になるなと
指をくわえて見ている感じになったのであります


ちなみに、このお寺の前にも昭和っぽいおみくじマシーンが鎮座
小さい女の子が、ひとつ試しているのを見ましたが
なんというか、ほのぼのでありますね
結構あっちこっちにあるのかもしれない
そして人気が高いのかもしれない

さて、気を取り直して、本丸であります打狗英国領事館官邸へ突入


チケットを購入して、割と物々しい門扉というかゲートをくぐると
内部へと入ることができます、チケット代は99元+30元
この30元は、敷地内でなんか買うときに使えるクーポン代ということで
なかなか商売がうまい仕組みであります


門扉がユニオンジャックになっているあたりが、
なかなか英国風であります、いや、風じゃなくて英国なんだけどもね


この赤レンガの建物が見所でありまして、英国領事館として機能していた名残であります
ここが丘の上にある邸宅のほうでありまして、
仕事場はこの後、丘を降りたふもとに別途設けられています
赤レンガの建物が渋いというか、見る人からすると
時代感があって、垂涎のそれなんだそうである
私にはまったくわからん、半田の赤レンガ倉庫と何が違うんだろうか(個人の感想です)


中では、こんなお洒落なカフェもあったり、
あとはコペンハーゲンだか、ウエッジウッドだかの陶磁器販売をしていたり
おみやげ物屋さんも充実していました
しかし、いかんせん高価い、現地の言葉で太貴了(タイグイラ)であります
ケーキセットが500元できかない感じだったと思うんだが
そこまでジョンブルではないので、庶民でも手を出しやすい屋台に移動


英国紅茶 100元
ここでチケットの30元を使って、70元で飲んだのであります
ローズヒップティーのアイスで、芳しい香りとほのかな甘味が素晴らしく
暑かったこともあって、すごい満足の一杯でありました
ただ、氷が多くて、中身があんまりないのが残念
このほかにも、マンゴーアイスだとか、コーヒーだとかも売ってたんですが、
一番のどに優しそうなのを選んだのであります

展示品なんかも、あれこれ見て回りまして
英国王室ゆかりというか、女王陛下行幸の折と思しき写真とか、
ダイアナ妃の写真とか、実際の英国大使なんかも偲ぶコーナーがあって
なかなか面白かったのでありました


全然うまいこと撮れてませんが、夕陽を眺めるのにもよいスポットなのである
台北の淡水に並んで、ここの夕焼けは見事とのお話でありましたが、
暮れなずむ太陽を見守りつつ、観光しなきゃいけないなと
沈むまでは待つこともなく、次へと移動を開始したのでありました

冬の台南高雄旅行 04 共興堂と無極慈賢宮

2017-03-14 20:58:42 | 冬の台南高雄旅行(2016)
目指すは打狗英国領事館官邸であります


それっぽい看板とともに、登りの道が見えております
早速に意気揚々と登っていく、この日のためにと、
年中、あっちこっちの低山をうろうろ上り下りしていたので
健脚にはいささか覚えありという具合でありまして
もちもち歩く


行くすがら、おそらくは民家の間を抜けていくと
そういう感じだったと思われます。
結構狭い路地なんだけども、途中、家の敷地みたいなところも素通りしながら
さくさくと進んでいく具合、洗濯物が干してあったり
非常に長閑なイメージなのでありました
なんとなし、常滑の散歩道に近い印象を受けた
知ってる人しかわかりませんな


と、登りの途中で、道の脇に鄙びたアーケードを発見、
なんだこのやる気のない、いや、すでに滅びたといわぬばかりの門扉は…、
そう思ったら見に行くしかないというわけで、
横道にそれてそちらのほうへと経巡っていく


廃寺になっているかと勝手に想像していましたが、
そんなこともなく、お爺さんたちが談笑しながら
立派なお寺というかお堂がありました


近づいてみると、でっかいインコだかなんだかわからん
ちょっと怖い鳥が居たのであります
凄い足してるし、指出したらつつかれるというか
噛みつかれそうになったので、さっさと退散
結局なんだったのかわかりませんが、ともかくお寺をひとつ巡ったと
そういうお話である、これが共興堂であります


さらに進むと、今度は若者向けのイベントスペースみたいなのを発見
これも一瞬お寺なのかと思いましたが、どうも
チケットを購入して中に入るとライブを聴けるといった内容のもののようで
若者がふらふらしている場所でありました
ひょっとしたら危ないところだったんだろうか、
そんな雰囲気ではなかったのですが、若者を珍しくたくさん見たのである

さらにこの近くに大きなお寺さんがありまして


無極慈賢宮
さっきグーグルマップで調べていたら、
たぶんこれだろうという名前に突き当たったわけでありますけども、
かなり大きなお寺であります
そして、天井から仏さんか、神様が突き出ておる
凄いところだなこりゃ

この突き出ている神様になんとか肉薄できないかと
あっちこっちを登ったりしてみましたが、残念ながら
ここへの登り道がわからず、結局、普通のお堂に入って
お参りというか、中を拝見


目隠しされている何か
「怖っ!!」
思わずおぞけ立ったというか、衝撃に身をすくめてしまったのでありますけども
人形の顔が赤い布で隠してあるという
謎の仏像であります
そういえば、前にも台南あたりで見た気がするなと
思わないでもないですが、人気がないところでこういうのに遭遇すると
ちょっと怖いなと思いつつ、とりあえず手だけ合わせておいたのであります
まぁ、こういうわからんものを拝むのはよくないと
おばあちゃんとかに言われた気もするが気にしない


いつもの通り、どこにでも咲いているアデニウム
相変わらず台灣の気候は素晴らしいなと
12月に路地で満開になっているアデニウムに心奪われつつ
いい加減ちゃんとしたルートに戻って、英国領事館へと急ぐのでありました

ちなみに、結構な山道というか、小高い丘の上で
意外と行くのが大変なのであります

冬の台南高雄旅行 03 肉包と高雄肉圓を食べる

2017-03-10 20:30:42 | 冬の台南高雄旅行(2016)
さて、さほどに感動することもなかった鉄道博物館でありますが
気を取り直してというか、あまり時間もないということもあり
急ぎ次の目的地方面へと向かいます
英国領事館が歩いて数キロのところにあるというので
そっちに向かって歩いていくことにする
物凄い荒い地図を片手にでありましたが、
割となんとかなるというか
まず川に向かえという記憶のもと、ずずいっと移動していくわけだ


15時過ぎというあたりだったので、
考えてみると機内食はおろか、昼飯めいたものを食べてない
なんか小腹にいれるべさと、都合よく目に入ったのがこの包子屋さん
手前にたなざらしになっておりますが、
物凄い量の日本でいうところの肉まんを売っている
こりゃちょうどよさそうだ


というわけで、食いさし画像で恐縮でありますが
鮮肉包子(シェンロウパオヅー) 16元と格安、50円くらいであろうかしら
いわゆる肉まんでありますが、大変美味しい
このほかにも色々な餡があったので、もっと食べていきたいところであるが、
いやいや、同じようなものばっかりで、少ない食事のチャンスを埋めてはならぬと
いつもの通り先を急ぐのでありました


続いて発見したのがラーメン「の」屋
久しぶりに台灣ぽいネーミングだと、「の」乱用を見てほくそ笑む、
台灣では「の」が「的」のような使い方で広まっているというか
そういうものだと認識されているらしく、こういうのが
とても心温まるのである


ちなみにラーメンは地獄ラーメンなど、パンチの効いたものが販売中
この後、様々なところで地獄ラーメンを見たので、
これは日本における、坦坦麺的なメジャーなジャンルなんだろうと思われます
ちなみに、時間外なので、おっちゃんとおばちゃんは、のんきにタバコを吸ってました
のらりくらりとやり過ごすと


なんか良さげな店が見えてきたじゃないか
喜び勇んで歩み寄ってみますと、肉圓のお店だそうで
台北、台中、彰化は食べたけども、高雄はまた違うんだろうかと
食指が動いたわけであります
早速入ってみて、そして大きな声で「バーワンイーガー!」と元気よく注文、
そう、台北では失笑を買ったバーワン発音でありますが、
高雄ではどうなのか、固唾を見守るほどもなく
おっちゃんが、凄い嬉しそうな顔で近づいてくる
そいでもって、ポスターを指差して「バーワン?」なんて聞いてくる
ああ、よかった通じたんだというか、すげぇ嬉しそうなのはアレか、
現地の言葉をガイジンが喋ったからだろうか
こっちも嬉しくなって、一生懸命聞き取ろうとすると
どうも、台湾語を喋っている気がする
「ジップンラン」て言ったと思われる、ここですかさず
「グォシージップンラン(私は日本人です)」なんて答えると、満足そうに頷かれたので
おそらく台湾語で会話が成立したのだろうと感激したのでありました

その後は、まくし立てられるが、まったく理解を超えたため
言葉少なに、「魚丸湯(ユーワンタン)イーペイ」と頼むと
とりあえずいそいそと厨房の方へ、
ここでおばちゃんが配膳しようとするのを制止して、
おっちゃんが自ら入れて持ってきてくれたんだが、
なんかサービス的なものだったんだろうか、わからんがありがとうおっちゃん


と、長長物語りしてしまいましたが、手に入れたのがこれ
肉圓(35元)と魚丸湯(30元)である、ひょっとすると貢丸湯だったかもしれない
ともあれ、ちゃんと食事っぽいと喜んで食べてみる

肉圓については、これまでのとは大分印象が違って
甘いタレに、肉はそぼろ状になってて
餅っぽい部分を食べるのがメインという感じに、
魚丸湯のほうは、浮き身というか薬味にネギが浮いてるとすすってみると、
こいつが中華料理らしく、スープセルリー(キンサイ)だったのでありました
いやー、そうかこうやって使うからスープセルリーって言うのか
味はセロリなんですが、大変美味しい
味覇とか使ったときにこれあると凄いいいかもなんて思ったりしたのである

あっという間に食べ終えて、多謝、好吃!と
わかったようなわからんような言葉を残して悠々と先を急ぐのであった


進んでいくとフェリー乗り場が見えてくる
ここから、大きな島へと移動できるわけなんだが、
今回はフェリーには乗らないで、湾に流れ込んでいる大きい河を越えていきます
しかし、このフェリーが凄い大きい&車とバイクが物凄いいっぱい吸い込まれていくと、
島への往来が大変激しいことに衝撃を受けたのでありました
再開発が行われているとは聞いていたが、
行き来が多いというのは、活気があっていいなぁと感心したのでありました


河を越える途中にフェリーを見てみると
こんな感じで、どこのスペースにバイクと車は入っていったんだろうか
そのあたりはよくわからんのだけども
ついつい手を振ったりしながら、見送ったのであります
もしかするとこいつは交通用ではなく、観光用なのかもしれない
ともあれ夕暮れが近づいてきた高雄を歩いていきます
次第に海の匂いが強くなってくるのであった

冬の台南高雄旅行 02 打狗鉄道故事館

2017-03-06 21:10:20 | 冬の台南高雄旅行(2016)
準備万端整ったので、早速移動開始
地下鉄に乗って、高雄の西の端まで移動します
MRT西子湾站から歩いてすぐ、打狗鉄道故事館に到着


駅を出てすぐに博物館がある

早速におっかなびっくり入っていくと、
中では店員さんといえばいいのか、女の子が何人か店番していまして、
これが滅法可愛い、思わず写真撮ってしまったのであるが
あれこれ配慮して掲載はしないのであります(なんだかな)
いや本当に、凄い可愛かったんだ、本当だってば

そんな妙なテンションに浮かれつつ、鉄道にまつわるあれこれの展示を見て回る


駅長の机
名前はたぶん、最後の駅長さんだと思われる


手信号灯
ランタンだと思ったんだが、信号灯だよな
使ってるところ見たことないけども、レトロであります


大量の蔵書とレトロな看板
看板は本物といっていいのか、実物だったと思われます

この看板の通り、もともとはこのあたりに高雄港という鉄道の駅があったようで、
港からの引込み線といったらいいか、日本でもよくある
貨物列車の巣だった模様、このインフラも日本統治時代あたりに
なかなか栄えていたんでなかったかと、うろおぼえ知識で見て回ったのでありまして、
あちこちに、日本語も見てとれたので、なんとも時代を感じさせるのでありました
昭和だよ昭和


展示館から出たところに展示されているSL

ガイドブック的なものによれば、
もっと広いところで、車庫みたいなのをわんさか見られるという印象でしたが、
今回行ったところでは、このSLのほか、ディーゼルと別のSL車両が2両ほどと
なんかしょんぼりな内容でありました
さっき調べてみたら、大規模工事中なんだそうで、
そうとも知らずに、博物館というわりには、小さくね?なんて思ってごめんなさいなのであります
また次回行くことがあれば、もっと広くなっていますように

というわけで、あんまり見るところもないという印象になってしまい
あとは、近くを少しうろうろして、ゆかりのものを見て回る


打狗の文字が時代を感じさせる
高雄の前名といっていいのか、もともと現地の言葉でターカウという発音で、
これに字を当てて打狗、字があんまりだからと日本読みで高雄になったんじゃなかったか
嘘かもしれませんから、自分で調べてみましょう
ともあれ、昔は打狗と書いたというお話である


手塚チックな漫画
台詞は読めませんでしたが、高雄港の歴史について
漫画で読めるというものでありました
これが、結構な分量で、大きな看板になってずらっと並んでいて
なかなか楽しかったのであります
漫画がまた、うまいんだな

と、とりあえず観光地狩り第一弾として打狗鉄道故事館を終了
続いて、西へ西へと歩いて英国領事館を目指していきます

冬の台南高雄旅行 01 Peachで高雄まで

2017-03-01 17:55:01 | 冬の台南高雄旅行(2016)
2016年12月頃に、しれっとまた台灣旅行を敢行してました
今回は、あれこれ悩んだ末に、南を攻めようと初の台北飛ばし、
関空から高雄空港へ、Peachで行ったのであります
前回から、一人で工面してという旅になれたとはいえ、
初めての高雄空港、そして、Peachにおっかなびっくりでありましたが
2泊3日で3万円くらいで遊べたのがステキでステキで
これなら、もっと頻繁にいけるんじゃねぇかと
思ったりもするのでありますが、ともかく、冬の台灣を楽しんだお話であります


関空のPeach専用のラウンジというかターミナル

安いと聞いていたから、どんな怖いことになるかと
少々早めに空港到着していたのが功を奏しまして、
いつもの発着口と、さっぱり違うところへバスでつれていかれて
勝手がわからないので右往左往していたらよい時間になって危なかった
Peach専用のそれは初見では結構怖いものである

並んでいる券売機みたいなもので、あらかじめ印刷してきたQRコードを読み取らせると
あれよあれよとチェックインができてしまうという、
この人件費がかからない徹底っぷりが格安のヒミツなんでありましょう


税関も特別というか、独立したやつになってまして
そこを抜けると、完全にPeach利用客のみの待合
専用グッズ売ってたり、なんだかんだとにぎわっていましたが
格安を使うということは、そんなところにお金落とすやついないだろうと
自分も含めて、あれこれ考えてしまったんだが
ともかく、飛行機を待つのでありました


乗り込みは滑走路脇をひっそり歩いて飛行機まで近づく
このあたりが、国内の地方空港みたいで面白いと感じたのだけども
存外大きいというか、かなり立派な飛行機で驚いたのでありました
貨物と兼用だから安いとかいう話を以前に聞いたが
そういう感じでもなさそうだが、思った以上に立派で、
すわり心地も上々と、素晴らしい内容でありました

今回、特に座席指定もせずに、その代金すらケチったわけでありましたが
特に問題なく座れて、しかも満席というあたりが凄いと
ほとほと感心したわけであります
この旅を前後するときに、なじみにしていた、トランスアジア航空が解散するという
個人的に衝撃的な事件もあったわけで、その煽りか、もともと人気なのかぎゅうぎゅうだったのである
いつものように機内で食事は出ないものの、特に不安もなく飛行機は飛んでいきます


高雄空港
飛行自体はあっという間、高雄空港が結構街中にあるので、
着陸時の眺めはステキでありました、
うっかりカメラを構えてなかったので、高雄85のビルとか撮影できなかったんだが
ともかく、遊びにきたという気持ちが湧き立つのであります

とりあえず空港で両替、銀行が二つあって、いつもの通り嘘英語というか
チェンジ マネー、なんていう言葉とともに日本円を渡せば台灣ドルになって返ってまいります
今回のレートは、1万円=2680元、前回より悪化してるけども4倍弱なのでよしとします
手数料30元を払いつつ、財布をえりえりして地下鉄へ向かう

高雄空港のよいところは、空港直結の地下鉄が走っているところで、
まったく迷う余地がない、しかも、遊悠カードも使えるため
非常に快適な移動がかなうのでありました
近々、台北の桃園空港も地下鉄が通じるとの話なので、
この便利さは共通となると思われますが、高雄のほうが時間もかからないしステキである


今回の宿がある三多商圏
地下鉄で、4駅くらいだったと思いますが、あっという間に到着して
社内アナウンスに耳をたてていたのでありますが、
日本語アナウンスがあるのは、高雄の中心地近辺だけのようで、
このあたりは、標準語、客家語、台灣語、英語といういつものラインナップでありました


遠くにそびえる高雄85ビル
地下鉄から出て、このランドマークを目に収める
前回高雄参りしたときには、雨が酷くて見ることが叶わなかったのであるが
流石冬、物凄く天気がいい、これだけで素晴らしいと思えるのであります

ちなみに、この日の気温が27℃と、これまた過ごしやすいベストな気温で、
日本から着てきた衣類は早々に荷物の奥へとしまわれ、
Tシャツで、うろうろしていたのでありました


凄いインパクトだと思って撮った看板
夜になって気付いたのでありますが、この優越感の向こう側が
ちょっとした夜市になっていて、何度かお世話になりますが
それはまた後述である


そして今回泊まった、三多ホテル(サンドゥオホテル)
外壁の色だけ塗りなおしたという感じで、中身はいつもの通り
ビジネスホテルから、毛が抜けたくらいの内容でありますが
安いから文句のつけようもありません、
朝食もついていたので、結構ステキなホテルだと思うわけですが
寝床にさほどの思い入れがないので割愛して、
いよいよ、高雄旅行を始めるのであります