CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

愛知県半田市にて

2011-09-26 21:40:34 | 陶磁器を探す旅と名物
愛知県をぶらぶらしていて、半田であれこれ遊んできたので
そのレビウをかねて、メモっておきます

■半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
これは、別だてでカブトビールの話もやらないといけないかと
思わなくもなかったのでありますが、
なんと、半田市にも赤レンガの建物がありまして、
それがあれこれと補修を受けた今、定期的に一般公開されておるのであります

聞いたところでは、もともとはカブトビールという、
地元のビール工場だったそうで、ドイツの技術なんかを使いながら
立派に販売されていた様子でありました
現在というか、期間限定で当時の復刻ビールが販売されていますが、
黒ビール風で、苦味強く、なかなか美味しいものでありました

見所としましては、二次大戦時になんと、あの中島飛行機の
食料庫を担っていたらしく、当時空襲というか、
急襲してきたP-51に機銃掃射を受けたという
その痕跡がすばらしいのであります
今と、どの程度破壊力が違うのかわかりませんが、
存外、レンガというのは頑丈なのか、へこんでいるという程度で
穴があいているわけではないのが、なんだかリアルでステキで、
固唾を呑んで見守ったのであります
展示として、そのときの銃弾や、当時の新聞なんかもありまして
なかなか楽しかったのであります
風情もあるし、この時期だとほどよい涼しさをともなって
大変よろしい場所だと思うのでありました

■国盛の工場見学
正式には、工場ではないのでありますけども
国盛の日本酒を試飲できたり、当時の蔵なんかを見学できたりと
なかなか楽しい社会見学ができる施設でありました
当時の甕なんかもあるのですが、磁器なんかもあれこれ展示されていて
熱燗造る装置という、ステキなそれなんかは
ノスタルジックで、思わず一つほしいと思わせるような感じ
ステキでありました

日本酒のほかにも、やきいも味の甘酒とか、
アルコールでないものも面白くて、地元企業だけに
がんばっていただきたいと、願ったりなんだったりしつつ
にごり酒がうまいなぁと思うのであります

■ミツカンの工場見学
どんだけ工場見学し続けるんだという具合ですが、
かのミツカン酢で有名なそれも工場がありまして、
半田の地の利といいますか、運河沿いであることを利用して、
海運などとのかかわりをもった、
ミツカン工場の歴史を学んできたのであります

こっちは、相当に凄いといいますか
さすが大きな企業は違うと圧倒されてしまいましたが、
当時の酢つくりのそれこれから、現在のそれまでを
わかりやすく解説されていて、大変面白かった
サントリーとかの工場にもいきましたが、
あれにかなり近いと思うところであります

まぁ、何がすごいって、この三つが
全部実は同じ企業家というか、企業一家からなっているという
そこなのでありましたが、
半田市すごいなぁと感心してきたのであります

知多というくくりなのか、知多半島界隈で、
あれこれがんばろうと、各市ががんばっておるなか
半田もすごいなぁと感心しきりだったので
メモっておくのでありましたとさ