CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  池田屋事件

2013-03-10 20:46:25 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴完了であります
斬新といっていいのか、これは新しいといっていいのか、
なるほどと、思わずうなった今回であります

幕末の有名事件の一つに数えてよいと思われる
池田屋騒動を会津から描くというのは
かなり新鮮でありました、そうか、あいつらの暴走という
そんな見方になるのかと、つくづく感心
今回のこれは、新選組と会津との温度差といっていいのか、
佐幕派のそれでも、底辺であった新選組というのが
ありあり見えて、個人的に楽しくて仕方ありません

ちょっと斬り過ぎじゃないかなと
思ったりもしますが、それはそれとしまして、
派手な立ち回りで見せてくれました
調子にのって、刀振り回して、敵の刀叩き折ってたのは
原田だったんだろうか、
そういういらぬことも考えさせられたのでありますが
えらく綺麗な殺陣で面白かったのであります
個人的には、幕末ものについては、
喧嘩剣法みたいなのが好きなので、
もっとズンバラリとやってほしかった気がしますが
ちょっと刀使いが軽くみえたものの
派手で面白いそれでありました

斉藤が、抜き打ちで左から右へ
斬り上げるシーンが二回ありましたが
もうちょっと前のめりで、刀をあそこまで開かずに
前に突きぬいたみたいにしてくれたら、
鬼平でみた、渾身の一閃に近くてステキだったのになぁと
残念に思ったりなんだったり
ともかく、よかったように思うのであります
刀を叩きつけて、かいなでくびり殺すみたいなのは
非常によい表現でありましたね、実に新選組っぽい

話は、池田屋というのがどういうことだったのかと
早々と時代が進んで、長州の勃興を描いたようで
会津の不穏さがましていくのがステキでありました
何が、それがというわけでもなく、
時折はさまれる会津の安穏とした風景が
また残酷でもあるなぁと思わされ、
はしごをはずされたように酷い目にあう容保さまが
かわいそうだなぁと孝明天皇が出てこないと
より思わされたりしつつ
来週の蛤と思われるそれを待つのであります

追記
記憶が弱っていて情けないかぎり、
池田屋は原田いなかった
こうなると、永倉で、
のしかかりながら殺してたのが武田だろうか