CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

八重の桜  いつの日も花は咲く

2013-12-15 21:00:45 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「八重の桜」
視聴終了しました
面白かった、いい一年だった
昨年に続いて、よい大河ドラマを見ることができた
そんな感激でいっぱいであります

それからの八重ということで、
よくよく考えてみれば会津の話しを描いていたのだから、
そこから、お国の大事である、日清戦争や日露戦争については
書く必要がないわなと、いまさら思い至りつつ
さりとて、坂の上の雲の使いまわし映像に
心躍らせながらの内容、
もっと力強く、しかりつけるような感じでもよかったんじゃないか
そんな風に見えてしまいましたが、会津戦争のというだけで、
兵隊さんが少し身を正したというのは
なかなかよい演出だったように想います
ステキでありました
清国人が急におとなしくなったくだりは
もうちょっとなんか説明というか、必要じゃないかしらと
思わなくもなかったんですが、ともあれ
看護の話しも回収して満足でした

その後、はらはらと、その他の人たちがどうであったか
それを描くところに注力という感じで
まさに最終回といった様相、これが秀逸とまではいかなくとも
非常にわかりやすく、時勢と絡めながらの何かしで
面白く見ていられたのでありました
特に、けーき公と、お母つぁまのくだりは涙を誘われまして、
どっちも、物語において非常に重要であった
特に、母上は八重をずっと見てきた人だという
その背景もあわせて、涙が止まらないようになりました
いい最終回だ

そして、オオトリで当たり前のようにしてというか、
待ちわびておりました、西郷頼母さまの登場で、
その一言一言が、会津のそれこれを思わせるというか
前半のあの頃を思い出させるような素晴らしいできばえで
一年間追ってきてよかったと
ぐっとくる内容でありました、本当によかった

それでいて、当時を批判するという形を
あえて、新聞批判、報道批判のような形にしたのは
かなり思い切った内容ではないだろうかと
勝手に感心してしまった次第
狂騒であったというその描き方は、おとしどころとしてもいいし、
新しい世代というのを見たという
八重の人生、幕末から近代への転回全てを含めて
いいシーンだったと痛感であります
あれだけで、今年はやった甲斐があったと思えるほど
なんとも見事に決まったと思い知るのでありました

もっとも、最後は問いかけで終わるという
ちょっと解りづらい感じだったものだから、
最後の八重紀行にて、補完されることで完結とも思える
そんな終わりでありましたが、非常に満足だったのであります
ラストシューティングで終わるとか
かっこよすぎるだろう

最後は、昨年に続いてといっていいのか、
終了時にOPという形でありまして
その後、もう少し何か見られるかなと思ってましたが、
OPのまま終了で、この一年間追ってきたOPが
終結というのは見事な作り方だなと
感心しきり、ともかく

一年楽しかったと思える
そして、感謝なのであります