バン、バン! はい死んだ: ミュリエル・スパーク傑作短篇集 作:ミュリエル・スパーク
完全に題名買いであります
しかも、帯の煽りによれば、
イギリスが誇るブラックジョークの短編巨匠とのことで、
もう、楽しみで仕方ないといった具合で
もりもり読んだのであります
難しかった
私の勘違いもあったのだと思いますが、
てっきり、星新一的なショートショートがいっぱいとか、
そんな具合の小説なのかなと楽しみにしていたのですが、
確かに、それと似たようなジャンルであるものの
なんというか、難解でありました、
純粋なブリトンのジョークというか、風刺というのは、
日本語にあわないのかもしれない
もしくは、この人の素の文が
まるで日本語に適さないのかもしれない
そんな風に感じてしまったのであります
短編なのに、何回も読まないと理解できなかったのであります
私の頭が悪いということもあるが、
とかく、難しいという印象でありました
今回は、短編集ということなので、
似たような内容を集めていたのもあるのでしょう、
いくつか、似たテーマ、似た設定で語られるものがあって、
どれもこれも、すきっとするわけではなく、
理解できるかどうかぎりぎりぐらいの、
そういうところが、詩のようでもあり、文学なんだろうかと
わからないから、勝手に名前をつけてしまう次第なのでありました
全体にわたって、他人を基本的に見下しているといったらいいか、
描かれる人間たちは、どれもこれも、
利己的で、傲岸でといった風にも見えて、
そこが、風刺なのかもしれないと思うものの
決して、読後感がいいとか、そういう清清しさのない
なんとも、奇妙な物語ばかり
それでも、一つの恋を歌った小説だけは、
毛色が違ってというか、
お互いの想像というか、妄想をクロスオーバーさせていき、
最終的には、そんな妄想なんかよりも
よっぽど素晴らしい現実でめでたしめでたしなんていう
読んでいて、ほのぼのステキなのもあったりしたのですが
あれはあれで、なんかブラックなものが
潜まれていたんだろうかしらと
考えてみるものの、ただ、楽しかったように思うのでありまして
なかなかどうして、難しいと
勝手にあれこれ思わされたりだったのであります
原文で、ちゃんと読めるように
学をつまないといけないなどと
感じたりするのであります
完全に題名買いであります
しかも、帯の煽りによれば、
イギリスが誇るブラックジョークの短編巨匠とのことで、
もう、楽しみで仕方ないといった具合で
もりもり読んだのであります
難しかった
私の勘違いもあったのだと思いますが、
てっきり、星新一的なショートショートがいっぱいとか、
そんな具合の小説なのかなと楽しみにしていたのですが、
確かに、それと似たようなジャンルであるものの
なんというか、難解でありました、
純粋なブリトンのジョークというか、風刺というのは、
日本語にあわないのかもしれない
もしくは、この人の素の文が
まるで日本語に適さないのかもしれない
そんな風に感じてしまったのであります
短編なのに、何回も読まないと理解できなかったのであります
私の頭が悪いということもあるが、
とかく、難しいという印象でありました
今回は、短編集ということなので、
似たような内容を集めていたのもあるのでしょう、
いくつか、似たテーマ、似た設定で語られるものがあって、
どれもこれも、すきっとするわけではなく、
理解できるかどうかぎりぎりぐらいの、
そういうところが、詩のようでもあり、文学なんだろうかと
わからないから、勝手に名前をつけてしまう次第なのでありました
全体にわたって、他人を基本的に見下しているといったらいいか、
描かれる人間たちは、どれもこれも、
利己的で、傲岸でといった風にも見えて、
そこが、風刺なのかもしれないと思うものの
決して、読後感がいいとか、そういう清清しさのない
なんとも、奇妙な物語ばかり
それでも、一つの恋を歌った小説だけは、
毛色が違ってというか、
お互いの想像というか、妄想をクロスオーバーさせていき、
最終的には、そんな妄想なんかよりも
よっぽど素晴らしい現実でめでたしめでたしなんていう
読んでいて、ほのぼのステキなのもあったりしたのですが
あれはあれで、なんかブラックなものが
潜まれていたんだろうかしらと
考えてみるものの、ただ、楽しかったように思うのでありまして
なかなかどうして、難しいと
勝手にあれこれ思わされたりだったのであります
原文で、ちゃんと読めるように
学をつまないといけないなどと
感じたりするのであります