リトル・シスター 作:レイモンド・チャンドラー
そして、三本目というわけで
順番どおりに読みました
村上春樹訳シリーズのレイモンドチャンドラー
いわゆるマーロウ物であります
今回のは、あとがきによりますと
今までの二本と比べると人気が落ちるんだそうで
指摘されているような難点がそこかしこに見られ
実際、読んでいて、あれ?と思うことも多かったわけですが、
むしろそういう本なので、気にせずに読んで欲しいという
この村上評は、ある意味、レイモンドチャンドラーをというか、
この本を読む上で大切な心持だと
思ったりしたのでした
だって、難しいというか、相変わらず回りくどくて
よくわかんない描写が多いんだもの
内容は、またも、なんとも形容しがたい事件に巻き込まれた
マーロウが、シニカルに生きていくわけですが、
今回のはさすがにというか、これはもう、
死んだんじゃないかというシーンが二つ、三つくらいあって
読んでいると、今までのと違って
先が気になって仕方ない
ついでにいうと、謎解きも、一番凝ってるというか、
今まであいまいで、何を解くものかもわからないと
そんな印象だったのが、
今回ははっきりと、この事件とこの事件で、
このトリックと犯人は誰かということ
その目的がわかりやすくてよかったのであります
ただ、その目的が果たされたかどうかは
また別の話しなのでありますけども
そんなわけで、なかなか楽しんで読めた三本目でありまして
描写というか、出てきた女性たちがどれもこれも
クセがあるけども、魅力的に見えて
なんか、読みやすかったようにも思うのでした
ただ、急展開すぎるというか、
マーロウが、タフにすぎるというか、
それはもう死ぬからやめておけというほど
休む暇もなく、あれこれと事件が起きていくのは
ちょっと落ち着いて読み返すと
不審きわまりないのですが
ま、それはそれ、ただ読み流して楽しむのでありました
三本読んで、一番好きかもしれない
そう思って、レイモンドチャンドラーシリーズから
離れるのでありました
そして、三本目というわけで
順番どおりに読みました
村上春樹訳シリーズのレイモンドチャンドラー
いわゆるマーロウ物であります
今回のは、あとがきによりますと
今までの二本と比べると人気が落ちるんだそうで
指摘されているような難点がそこかしこに見られ
実際、読んでいて、あれ?と思うことも多かったわけですが、
むしろそういう本なので、気にせずに読んで欲しいという
この村上評は、ある意味、レイモンドチャンドラーをというか、
この本を読む上で大切な心持だと
思ったりしたのでした
だって、難しいというか、相変わらず回りくどくて
よくわかんない描写が多いんだもの
内容は、またも、なんとも形容しがたい事件に巻き込まれた
マーロウが、シニカルに生きていくわけですが、
今回のはさすがにというか、これはもう、
死んだんじゃないかというシーンが二つ、三つくらいあって
読んでいると、今までのと違って
先が気になって仕方ない
ついでにいうと、謎解きも、一番凝ってるというか、
今まであいまいで、何を解くものかもわからないと
そんな印象だったのが、
今回ははっきりと、この事件とこの事件で、
このトリックと犯人は誰かということ
その目的がわかりやすくてよかったのであります
ただ、その目的が果たされたかどうかは
また別の話しなのでありますけども
そんなわけで、なかなか楽しんで読めた三本目でありまして
描写というか、出てきた女性たちがどれもこれも
クセがあるけども、魅力的に見えて
なんか、読みやすかったようにも思うのでした
ただ、急展開すぎるというか、
マーロウが、タフにすぎるというか、
それはもう死ぬからやめておけというほど
休む暇もなく、あれこれと事件が起きていくのは
ちょっと落ち着いて読み返すと
不審きわまりないのですが
ま、それはそれ、ただ読み流して楽しむのでありました
三本読んで、一番好きかもしれない
そう思って、レイモンドチャンドラーシリーズから
離れるのでありました