CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【ドラマ】ダウントン・アビー 華麗なる英国貴族の館

2014-06-28 19:11:08 | ドラマ映画テレビ感想
NHKが放映する海外ドラマシリーズでありました
すげぇ、すっげぇ面白かった
正直、金のかかった地味ドラマというか、
近代ヨーロッパの退廃的なものを
凝りに凝った舞台と役者と衣装と小道具で見せる
そういうドラマかしらねと、
もっぱら絵柄というか、そういうところを
楽しみにしてみていたんですが
とんでもなかった、凄い、話もやたら面白かった

とりあえず、NHKでやった第1シーズンだけの感想ですが、
貴族のありようといいますか
第一次大戦が始まる直前のイングランドは
あんな雰囲気だったんだろうか、
従者と主人、貴族とそこに仕える人々という
最初に期待した、その頃の英国を行き写したかと思うような
ステキ映像にも見事にやられたのでありますが
ここで起きる、さして大きくもない事件が
ひとつひとつ、それぞれがいちいち面白くてよかった

矜持、誇り、嫉妬、陰謀なんて
ありふれた単語で飾ってしまえる内容なんだが
どれをとっても、そんなに強い印象を植える
派手なものではないんだけども、
たんたんと、その雰囲気とともに話しを
まぁ、よく考えてみると従者たちのいざこざというか、
ただの職場いじめの話しだったようにも
思わなくはないんだが、
あれが不思議と、キャラクタのおかげなのか、
やはり絵の影響なのか、凄く面白く見えて
台詞回しや、さりげなく貴族というものが描かれる
そのさまざまな部分に感激したのであります

また、慈善事業についての部分なんかは
非常に面白くて、やはりああいう心持が
貴族であり、そしてあの頃に古くなっていたのだなと
ああいうのが好きな自分には
たまらないものがありました、ステキですね
滅ぶというわけでもないはずなのに、
そう見えてしまうような、
そしてその対抗としてあがるのが社会主義者というのが
またまた、とても楽しくて
最近のNHKは、出掛けの頃の社会主義に
何か思うところがあるんだろうかと
そう感じたりもしながら
楽しんだのでありました

また、次のシーズンが秋には放映だそうで
その前に、シャーロックの地上波を早くしろと
思わなくもないですが
楽しみに待ちたいのでありました
しかし、イギリスのドラマは、
ああやって完全に続く体なのに終りとか
酷いことを毎回やってんだろうか
そりゃ、皮肉のきいた国民ばかりになるわけだぜと
思ったりもするのであります