CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 14 王記府城肉の肉粽と愛玉子

2016-10-06 13:00:32 | 台灣縦断旅行記(2016)
本当は、帰りの新幹線で高鐵便當を食べたかったのですが、
19時過ぎでは売ってない様子でありまして、
断念して、ぐーたら寝ながら台北へと戻ったのであります
都合2時間少々というわけで、到着は21時30分頃、
新幹線のなかで、翌日以降の新幹線のダイヤを調べておいて、
窓口で予約を入れておき、明日以降に備えてから
ぶらぶら宿のある西門町へと戻ったのでありました

さて、ここで小腹が空いたと
当然のように、もう何飯をいつ食べたのか
よくわかっていない状態のため、なんか食べ物はないかと徘徊
22時間近というところでも、平気でお店が開いているのが
台北のよいところ、さすがは土曜日という具合であります
西門町のあちこちが、まだまだこれからだぜと
まさに不夜城の様相でありました
そう、いまさらながらに、台灣は不夜城なんだなと
なんか、しんみりするのである


王記府城肉 西寧店

西門紅楼の裏手側といっていいのか、
一本道をへだてたところに、ほどよく肉粽の店を発見、
そもそもこの日、台南にまで行ってたのに
なんで名物の肉粽食べてないんだと不思議なところですが、
台北にて食べると、なんだかおかしなことをする

店内は明るくて、この時間でも相当の賑わいであります
若者が多くて、なかなか心地よい騒がしさというか、
五月蝿いんじゃなく、活気があるという具合でありました
とりあえず、肉粽と麺線がメニューに見えたので
それを頼もうとして、

私「小姐、小姐!」
小姐「是」
私「バージャン、バージャン、イーガー」

ここで、店内が一瞬だけ騒然というと物々しいけども、
なんかおかしな空気になる、楽しそうだった若いお兄ちゃんたちが
こっちを見て、ちょっと面白そうな感じで笑っている
あれ、俺の声が大きい?、発音が悪いのか

小姐「あー、バージャン、OK,OK(笑)」
私「??、あー、麺線」
小姐「是」

と、追加に麺線を頼むものの注文を聞いてくれたおばちゃんまで、
なんか楽しそうに笑って、これみよがしに「バージャン」と
言っていたのでありました
隣で食べていた若者二人も、こそこそと「バージャン、バージャン」と
なんか呟いている、なんだ、肉粽ってバージャンだろうと
思ったりしていたんだが、はた、気づいた
ここは台北だからバージャンじゃなくて、ロウツォウなのか
聞きかじったところなので、どうなのかわかりませんが
肉粽と書いて、台湾語というか、台南のほうでは「バージャン」
いわゆる華語では、「ロウツォウ」と発音するはず
若い台北っ子が集まる中で、
いまどきの台灣の若者が使わない「バージャン」を
日本人が大声で遣っている
ここがウケた、ところでありましょうや
気づいて、凄い恥ずかしくなったのでありますが
まぁ、だからなんだということもないと気づいて
静かにやってくるのを待ちます
というか、よく調べると「バーツァン」が正しいのか、
バージャンだとうちのブログしか捕まらないじゃないか


肉粽(バージャン/ロウツォウ) 60元

麺線(ミェンシェン) 45元

当然のようにというか、小姐が「バージャン」といって
持ってきてくれたのは、もう、お約束みたいなもんでありましょう
台灣でウケたと思えば、安いものである
と、そんなことはさておき、やってきたいかにもご飯然のそれを
もりもりと食べる
非常に美味しい、どっちも、味付けほどよく、
毎日食べられる絶妙な旨さでありました

後で調べてみたら、なかなかの人気店だったようで、
いいところでいいものを食べたとご満悦であります

肉粽のほうは、八宝と読んでいいのか、
鶏肉をはじめ、様々な具材も入っていて非常に食べ応えがある
タレも、そんなに甘くないしご飯として食べられたのであります
麺線は、かなりあっさり目で、もうちょっとニンニクとか利いてても
よかったかなと思ったりしますが、このあたりは
テーブル上の調味料で調整するものなのかもしれない
いずれにせよ、スタンダートな組合せで満足度高い食事となりました



檸檬愛玉子 35元

食べ終わってから、もう少しうろうろしようと
西門町をさまよっていると、前から気になっていたのに
ずっと食べることができていなかった愛玉子(オーギョーチ)を発見
いや、ここは台北だから「アイユーツィー」が正しいのかも
仙草というものが固まったゼリーでありまして
凄いさっぱり美味しかった
なぜカエルのマークなんだと、食欲と対極のそれでありましたが
そのカエルの卵とは違う、つるっとしたゼリーを堪能して
長かった2日目が終わるのであります
結局日付変わるくらいにぐったりと就寝したのでありました