CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台灣縦断旅行記 16 八卦山 彰化大佛

2016-10-20 17:46:06 | 台灣縦断旅行記(2016)
八卦山(パークァサン)の大佛にいよいよお目見えであります


写真でわかりづらいけども、手前のおししも大きかった
3mくらいあったんじゃなかろうか


凛々しいご尊顔

お約束の角度から

大仏というと個人的には、
奈良の大仏、東海市の聚楽園と
この二つになってしまうのですが、
それと比べてもかなりの大きさでありました
聚楽園のでも相当大きいと思っていたが、
ここのはもっと大きい、まさに大仏の名にふさわしい
ともかくありがたい
そして、顔立ちがシャープでかっこいいのである

台灣における仏教がどういう位置づけというか
どんな信仰になっているのか、よく見る廟がはたして
仏教とかかわりがあるのか、このあたりは
まったくもってわからないというか、
ちょっと考えたら、関係あるわけないなと気づいたんですけども
ともあれ、これだけ立派な大仏が建立されていて感激、
なかなか荘厳であります、素晴らしい

そして何よりも、この大仏の凄いところは
胎内めぐりができるところであります
台座の脇のところから、大仏内に入ることができまして
ここがまた素晴らしい


胎内のご本尊?玉彫のようにも見える輪王坐像
精巧な仏像に思わず目をみはったのでありますが、
信心深い人たちによる灯火がまわりにちりばめられていて
なかなかステキな雰囲気、仏花が蘭というのもステキ
素晴らしいことに、この大仏内が
5階建てになっていまして、
残念ながら5階は閉鎖されているので入れませんけども
途中途中に、仏陀の絵解きというか、ともあれ写真をご覧じろ


天上天下唯我独尊

お釈迦様が生まれたその時の人形であります
これが大仏の胎内にありまして、階を登るにつれて
シーンが進んでいくというステキ仕様


魔女に誘惑される仏陀
実際に立て看板に「魔女誘惑」と書いてあったので
間違いないと思われます、
こんなシーンあったっけなと思わなくもないけど
この反対側にも女性像があって、腰をくねらせて
誘っているシーンで、なんとなく微笑ましく思ったのであります
インド映画っぽい


弟子を諭すシーン
多分、弟子のアーナンダじゃないかと思われるんだが、
このほかにも、出家を行うシーンだとか、
悟りを開くシーンだとかもあって、非常に面白いというか
興味深い内容でありました
何よりも、解説の文を読まなくても(読めない)、
物語がわかるというのが秀逸だと
この人形に敬意を覚えた次第でありました

なんともあり難いというか、特別敬虔な仏教徒でもない私ですが
随分わかりやすいそれこれに触れて、
遺憾なく楽しんだ次第でありました
この大仏の背後に大きなお寺というか寺廟があるため
そちらに今度は向かうのであります
なんて大きな仏教寺院なんだろうかと
東大寺とは違う驚きを覚えたのでありました

しかし、人が居ない、朝早いとはいえ私しか居ない