QED 伊勢の曙光 作:高田崇史
シリーズものだったようですが、初めて読みました
難解というのか、考古学知識がないと
この面白さは満喫できないんじゃないかなと
小説内容の8割くらいが、古代史うんちくで彩られている
かなり変わったミステリ小説でありました
伊勢神宮をテーマにして、そもそもの伊勢神宮自体の謎を解き明かしていく
そこにちょっとしたロマンがあるんだが、平行して架空の神社の
謎の祭事と闇が暴かれていきといった具合で、
事件自体は、よくある古い因習由来の悲しい事件だったわけだが
まぁ、ともかく、伊勢神宮についての
あれでもないこれでもない考察が大変なことで
面白いといえば面白かったけど、読んでて、なんとなし珍説甚だしいのではと
首をひねってしまったんだが
ともかく、古代史にこめられたものを解き明かすという楽しさは
伝わってきたように思うのでありました
字の源や、土地の由来なんかを紐解きつつ、
伊勢神宮の内宮に祭られているのは誰なのかといった謎にせまり、
天照大神が男神ではないかとか、結構な疑問を浮かべ、
それなりの解決をしていくというのが楽しめたのでありました
まぁ、実際はさっぱりわからんというか、
こういう考古学特有ともいえる、想像と妄想の区別がつかない感じもあって
素直に、なるほどと納得できる感じではなかったのでありました
なんだかんだ、自分が神宮に対して特別な思いを抱き過ぎと
そういうことかもしれん
指摘にあった、伊勢神宮には狛犬がいないという話は
いわれてみれば、見たことない気がするなと
結構衝撃だったりしたのでありますけども
猿田彦やら、二見神社の話やらも出てきて
伊勢神宮好きの自分にとっては
楽しいものであったように感じるのでありました
物語は続き物だからか、キャラクタのある種出来上がった関係性が
解きほぐされたというところが極めてあっさりしていて
めでたしなんだろうけど、よくわからなかったかなと
素直に思ったことを書いておきたいのでありました
神宮に対しての思いというのが、明治のご一新以降か、
戦前のそれにまつわるものか
自分でもわからないうちに、古くから続くしきたりと混同してしまってるんだなと
そのあたりだけは思い至ることができたように感じるのであります
シリーズものだったようですが、初めて読みました
難解というのか、考古学知識がないと
この面白さは満喫できないんじゃないかなと
小説内容の8割くらいが、古代史うんちくで彩られている
かなり変わったミステリ小説でありました
伊勢神宮をテーマにして、そもそもの伊勢神宮自体の謎を解き明かしていく
そこにちょっとしたロマンがあるんだが、平行して架空の神社の
謎の祭事と闇が暴かれていきといった具合で、
事件自体は、よくある古い因習由来の悲しい事件だったわけだが
まぁ、ともかく、伊勢神宮についての
あれでもないこれでもない考察が大変なことで
面白いといえば面白かったけど、読んでて、なんとなし珍説甚だしいのではと
首をひねってしまったんだが
ともかく、古代史にこめられたものを解き明かすという楽しさは
伝わってきたように思うのでありました
字の源や、土地の由来なんかを紐解きつつ、
伊勢神宮の内宮に祭られているのは誰なのかといった謎にせまり、
天照大神が男神ではないかとか、結構な疑問を浮かべ、
それなりの解決をしていくというのが楽しめたのでありました
まぁ、実際はさっぱりわからんというか、
こういう考古学特有ともいえる、想像と妄想の区別がつかない感じもあって
素直に、なるほどと納得できる感じではなかったのでありました
なんだかんだ、自分が神宮に対して特別な思いを抱き過ぎと
そういうことかもしれん
指摘にあった、伊勢神宮には狛犬がいないという話は
いわれてみれば、見たことない気がするなと
結構衝撃だったりしたのでありますけども
猿田彦やら、二見神社の話やらも出てきて
伊勢神宮好きの自分にとっては
楽しいものであったように感じるのでありました
物語は続き物だからか、キャラクタのある種出来上がった関係性が
解きほぐされたというところが極めてあっさりしていて
めでたしなんだろうけど、よくわからなかったかなと
素直に思ったことを書いておきたいのでありました
神宮に対しての思いというのが、明治のご一新以降か、
戦前のそれにまつわるものか
自分でもわからないうちに、古くから続くしきたりと混同してしまってるんだなと
そのあたりだけは思い至ることができたように感じるのであります