CLASS3103 三十三組

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春日大社宝物殿 特別公開 刀剣と甲冑

2014-03-10 20:34:07 | 陶磁器を探す旅と名物
2月のこと足を伸ばして奈良まで遊びにいきました
春日大社という、非常にありがたい神社に
一度くらいはおまいりしておこうと
なんか、信心深くなったといいますか
ともあれ、遊びにいったのであります

春日大社そのもの、それもまた
見事で見所たっぷりだったのでありますが
それよりも、近所の鹿なり、居並ぶ灯篭なり、
それらをやり過ごしてたどり着いたのが宝物殿
ここで、非常に珍しい、国宝の大鎧の展示があるというので
まぁ、それが目当てで足を運んだのでありました

「刀剣と甲冑」ということで、
国宝の甲冑(大鎧)を3点、国宝の太刀を2点含む、
絢爛豪華な展示を拝見したのでありました
いやー、凄かった
甲冑というと、どうしても、戦国時代のそれしか見たことない
そう思い起こさせるほど、見事な赤糸威、
ああ、平安武者のそれだ、すげぇ、なんて豪華なんだ
というか、鎧ってこんなに綺麗なまま残るものなのか
凄かったのは「竹虎雀餝」の装飾、
金細工で、見事な竹と虎、そして雀が彩られて
見事なんてものじゃない
その豪壮さから、義経の鎧との言い伝えもあるんだそうで
本当に素晴らしいものでありました
また、前たてというか、鍬形が凄いの
まさに皐月人形のそれなんでありますな
さすが国宝と呆気にとられたのでありました

これに加えて、国宝・金装花押散兵庫鎖太刀も凄い
物凄い鋭利な姿に加えて、見事な鞘、
足利家の花押がいくつもおしてあり、なんとも晴れやか
黄金のそれということからか、義満が奉納との話しで
まぁともかく、そのいわれと姿に圧倒されたのであります
いかにもお宝を見たという具合でありました

それ以外にも、太刀や具足の重文が山ほど展示されていて
空間としてはさほどに広くないというのに
いつまでも居たいと思うほど見事なそれでありました
本当、ありがたいことであります

大鎧の形状というか、大袖は後ろに太い紐で結んであるという
知ってる人には当たり前なんでしょうが、
ああこうなってるから、動きやすくできるのかなどと
感心しきりなことも盛りだくさんでありまして
非常に楽しめたのであります
こういったものがあるから、京都奈良の寺社仏閣は侮れないと
また、別を見回りたいなどと
思うのでありました
眼福眼福、剣呑剣呑


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