アガサ・クリスティー ショートセレクション 二重の罪 作:アガサ・クリスティー
いくつかの短編を収録した内容だったんだが
ポワロあり、マープルありと、非常に満足度の高い一冊だった
初っ端の一話が、驚きの内容で、自分が読み飛ばしてしまったのかと思ったんだが
こういう話も書くのかと衝撃的で、怪談とも異なるが、
不可解をそのまま扱う、降霊術をテーマとしているのが驚きだった
どんなトリックが、あるいは、事件がと身構えて読んでいたら
本当に降霊術の話だけで、しかも悲劇というのが、
当時どういうところに発表された短編だったのか、やたら気になったのである
が、それ以外はいつものアガサ調で、
面白おかしいというか、誰を馬鹿にしているというのでもない、
しかし全体的に誰かを揶揄しつづける会話とでもいうのか、
これがイギリス仕草、みたいな会話劇が大変楽しい
また、収録作品がショートなので、あっという間に終わるというのも
ちょっとずつ読書に最高にマッチしてて、それでいて、
しっかり読んでいないと何が起きたか、あるいは、何が解かれたかがわからない
ほどほどの難しさもあいまって、凄く楽しめたのでありました
これはいい一冊だ、シリーズでもうちょっと探そうかしら
アガサのキャラクタの中で、
高飛車とも異なるが、強気に出ている女性が、
気弱な男性を叱咤していると、男の方が急に男らしくふるまうようになる、
すると女性がそのギャップというか勢いにやられちゃう、みたいなシーンが多く出てくるんだが
これはアガサの性癖なのではないかと感じたりしたんだが
当時は、そういうのがウケたというか、女性にとっての夢物語の一つだったんだろうかなどと
思ったりするのでありました
なんだかんだ、男女の話がシンプルだけど、あっという間に燃え上がるみたいな感じがあって
とても好きだと思うのである
いくつかの短編を収録した内容だったんだが
ポワロあり、マープルありと、非常に満足度の高い一冊だった
初っ端の一話が、驚きの内容で、自分が読み飛ばしてしまったのかと思ったんだが
こういう話も書くのかと衝撃的で、怪談とも異なるが、
不可解をそのまま扱う、降霊術をテーマとしているのが驚きだった
どんなトリックが、あるいは、事件がと身構えて読んでいたら
本当に降霊術の話だけで、しかも悲劇というのが、
当時どういうところに発表された短編だったのか、やたら気になったのである
が、それ以外はいつものアガサ調で、
面白おかしいというか、誰を馬鹿にしているというのでもない、
しかし全体的に誰かを揶揄しつづける会話とでもいうのか、
これがイギリス仕草、みたいな会話劇が大変楽しい
また、収録作品がショートなので、あっという間に終わるというのも
ちょっとずつ読書に最高にマッチしてて、それでいて、
しっかり読んでいないと何が起きたか、あるいは、何が解かれたかがわからない
ほどほどの難しさもあいまって、凄く楽しめたのでありました
これはいい一冊だ、シリーズでもうちょっと探そうかしら
アガサのキャラクタの中で、
高飛車とも異なるが、強気に出ている女性が、
気弱な男性を叱咤していると、男の方が急に男らしくふるまうようになる、
すると女性がそのギャップというか勢いにやられちゃう、みたいなシーンが多く出てくるんだが
これはアガサの性癖なのではないかと感じたりしたんだが
当時は、そういうのがウケたというか、女性にとっての夢物語の一つだったんだろうかなどと
思ったりするのでありました
なんだかんだ、男女の話がシンプルだけど、あっという間に燃え上がるみたいな感じがあって
とても好きだと思うのである
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