CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

光る君へ  輝きののちに

2024-11-10 21:07:29 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「光る君へ」
視聴完了しました
割とおとなしめといっていいのか、最後がどこになるかわからんが、
予告見ていると、道長の退場はちょっと早めになるのか
とりあえず今回でてきた大宰府の話しが、結構派手になるだろうと思うので
そこを楽しみにしたいわけだが、
現状の説明とでもいわぬばかりの、実資との問答が見ごたえあってよかった
あれは演技がというよりも、あの問答の内容そのものがよかったし
シーンとしてすごくいいなと見入ったのである
無論、演技もよかったのだが、いかにも歴史物ドラマの鉄板といったシーンで
すごくよかった

三条天皇とのあれこれについては、
かなり美化されたとみるべきなのか、
実際は道長が相当の嫌がらせをしていたらしいと聞いたんだが、
そういう感じではなく、体が弱ってきていて政治に差し支えがあるというのは
確かにというところでもあるし、実際はどうであるかはこの際なと
そういう感じの落としどころで見事ではあったものの
その釈然としないところを先の問答で見事に描いたというか
結局、私利私欲ではないかというあたり、
民の顔が見えているか、視聴者としては見えているようなシーンをいっぱい見てきたが
実際どうであるかというのが、よくできてていいなと
感心と感動を催したのでありました

そして、天皇の周りも誰を贔屓でもないが引き上げるかという問題があり
その悩みというのが、一見独りよがりにも見えてしまうのが
道長目線のドラマだから仕方ないのだけど、そこまであしざまではない
仕方なくというところは、道長と結局一緒というのもよかった
そして、それをしても、道長の方が仲間が多いということだなと
このあたりの差が残酷で、これこそが政治なんだろうなと思うばかりであった

それはそれとして、大宰府の名前が急によく出てくるようになってと
完全にこの後を見据えた感じだなと思いつつも、
そちらへ役者が流れ込んでいって、おそらくは娘を振った男は死ぬんだろうなと
思ったりしながら、はたしてどうなっていくか楽しみに見守るのである
ジュディオングはなかなかよかったな
まひろもすっかり年を重ねて、大人になったなと思うばかりである