CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

【読書】これからお祈りにいきます

2018-04-16 21:30:12 | 読書感想文とか読み物レビウー
これからお祈りにいきます  作:津村 記久子

不思議な物語だった
地域に伝わる、あんまりたいしたことない神様について、
その祭を迎えるにあたって、全然それを信じていないんだけども
なんか、最近流行しているようで、
まぁみんな熱心だなぁ、大変やなぁ
なんて、のらりくらりした感じの主人公が
それとは別に、自分の家はどうもくさくさしてて
なかなか大変な状況がずっと続く

最終的には、神様のおかげだったのか、
そうではないのかという奇跡めいたものが
起きたような、そうでもないようなと
そんな風にして物語が終わったのだけども
なんといったらいいか
面白かったんだが、なんだろうこの読後感は
爽やかだけど、なんだったか全然わかんない
そういう感じである

もう一遍載っていまして
そちらは、京都に住まう学生さんが、
なんというか、しょーもないといっていいのか、
自分自身でもよくわかっていない気持ちを抱えたまま
気付いたら、ひょんなことで知ることができた
アルゼンチンの女性のために祈るという
まぁ、それだけの話なんだけども
こういうドラマチックというか、唐突に何か思い立って、
そしてそれが運命かのように思えて、
何かそれまでと違う行動をとってしまうなんて
あったり、なかったりだなぁと
物語ならではの楽しさがあったのであります

ぼやっとしながら読んでしまったので
しっかりと感想を抱けていないんだけども、
不思議なお祭りの話は、
なんかしらんが、夢に見るくらいのリアルさといったらいいか
よくわからん風習だけど、信心深くをそれを行うという
このなんといえばいいのか、
ともかく、あるよなーと、そんな経験もないのに
思い至ったのでありましたとさ
面白かったけど、なんといえばいいのかしらね


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