CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

九郎と義仲

2005-06-13 00:03:27 | NHK大河ドラマ感想
残り10分くらいがすげぇ見所でありました
今週のNHK大河ドラマ義経

とりあえず平家が都落ちして
そこへ、木曽が入ってくる
まずここの、木曽が入ってきた描写が
凄くステキ、もう、たまらん
特に色濃く、行家と一緒に拝謁している時の所作それぞれが
本当、粗暴粗野をそのままにしていて
法皇自らが語るまでもなく、本当乱暴者というか
智恵の足らない暴力者みたいな描写でよかったのであります
そうだ、それでこそ木曽義仲

で、途中悶着がいっぱいあったが
もう義仲の独壇場、策を弄する法皇を
意にも介さず、だんだんとというか、最初からそうなんだが
ただワガママ放題になっていく様がステキで
今後凋落を思うと今の権勢がより際だつもの

正直今週は、義経とかいらねぇなぁと
思っておったんですが、冒頭の通り
終わり10分ほど

義経と義仲

この二人の語り合いが凄くよかった
もう、特に義仲の演技が凄かった
あれこれと語る様が、いつものとおり、激情につられての
早口であるのが、凄くリアルというか迫真
そして、その言葉の中から紡ぎ出される
様々な情念というか、過去のことだとか、今のことだとか

源氏として都へ出たい

そういう夢をこの男は持って出てきたんだなと
そう思うこそ、すげぇ、ステキであります
今の傍若無人については、まったく説明つかないが
寂しい心を持ってやってきた風に解釈できたので
わたくし、非常に感情移入というか、義仲好きになっております

と、それはそれとして
夢を語る部分として、その語られる夢を
次から次へと聞いていく義経の役回り
義経が、夢とはなんじゃと問われて語った内容は
結局、清盛からの借り物でしか無い気がするんだが
それと違い、己の体験から導き出した答えを
はっきりと言う義仲の言

「九郎殿は幻をつかもうとするのか」

結局、義仲も頼朝も
同じような思想ではないのかと思ってしまいます
どちらも幼い時の境遇が酷いのだが、怨恨など
そういうことを考えると、頼朝よりも義仲の方がかわいそう
そんな風にも見えてしまいます

まぁ、最終的には、ほら
巴とか近くに居たんだからいいんじゃねぇのと
身も蓋もないというか、何一つまとまってないお話になるんだが
いよいよ次週から、義仲戦となる様子
すげぇ楽しみで見守っていきたいと思います

しかし、義嵩に関わるところの話は
思わず涙するかと思うほどでありました
「すまん」この言葉が、本当、ねぇ・・・

やきそば

2005-06-12 00:22:01 | 雑感
最近、一人暮しが長くなってきたせいもあるのか
やきそばの腕前が上がりました(当社比)

まぁ、初めて作っていたころは
なんというか、やきそばのようなものしか
作れなかったわけですが、かなり焼きそばに
最近は近づいてきたわけであります

で、ここでひとつ通ぶらせてもらうと
あれですよ、焼きそばのメインというか
一番重要なのは
高い玉を使うこと
もうこれ、絶対これ

安い20円くらいの玉では全然だめ
やっぱここは奮発して40円くらいの買わないと
と、最近、勇気を出して
一袋40円もする高級そば玉を買って
もりもり焼きそば作ったら、もう
うまいことうまいこと、そして
作るのも簡単なこと簡単なこと
なんというかな、焦げ付かないんだ不思議と
あと、固まらないんだ玉が、そばとそばがくっつかないの

ステキ

思いながら昨日も昨日とて
もりもり焼き蕎麦作りましたとさ
ほら、三日くらい続くわけですが
おすすめは、にんにくを1片スライスして
下地に油で火を通し
そこへベーコンともやし、ばれいしょを投入
ここで弱火でじっくりと熱を加えて
そのあいだに、甘藍とニンジンをびっくりするほど細切りにして
火の通りをよくしておくわけだ
ちなみに細きりにしておくと、キャベツは芯まで食べられるから
可食部分が増えて、生ごみが出なくて
おすすめだゾ(クッキングパパ風)

仕上げは強火に切り上げて、じっくりと
野菜全体がなよっとしたところで
そば玉投入、2分くらい炒めたところで
しょうゆを入れ、ひっかきまわしてできあがり

まぁ、あれですよ
何一つひねりもボケもないレシピですよ
こんな日記やめてしまえと、時折思います

今週の怪獣の家

2005-06-11 00:06:38 | 星里もちる
今週もまだ
単行本情報が出ていない
いつだ、早く、一刻も早く

思ったりしながら、わんばんこであります

さて、好評連載中の怪獣の家でありますが
とうとうキーマン投入という具合ぽい
こっから数話見ないと、今後のというか
彼のポジションがわからないので
なんとも言えませんが、なんというかな
顔つきと言動からすると、前作の大久保風なのかと思いつつも
心のどこかで僕に誰かが言うんだ

あれは、工藤義人で、ワニの弟で、コック見習いだって

ああ、たかさんの声が聞こえる
と、こういう濃いぃもちる話を誰かとしたいなぁとか
唐突に思ったりしながらここを運営しております
待て次週というよりも、待て単行本
そんな具合であります

朝鮮民主主義人民共和国代表対日本代表

2005-06-09 00:03:42 | スポーツ
日本代表おめでとー
そしてありがとうー
これでワールドカップが日本でも
じゃかじゃか放映されるやないですか

そんな具合で、微笑ましく
この日を迎えたわけでありますが
さて、聞きしにまさるというか、げにおそろしきは
無観客試合
異様なムードというと、怖いことみたいですが
なんというかな、テレビのこちら側からのわたしの印象では
練習みたいで、緊張感が感じられない
始まった瞬間から、前半終わるまで
なんかずっと胸騒ぎがしてるような、不安な立ち上がりでした

凡ミスがともかく多い試合
北朝鮮の選手の方が
DFの裏へというか
ぽーんと蹴り出したボールが
FWと川口の間のいやなところへと
また、嫌なスピードで、嫌な高さで何度も放り込まれて
ひやひやもの

前半、決定的なフリーでヘディング打たせる場面まであったし
なんというか、日本、勝つ気がないんじゃないか?と思うような
大変心臓に悪い状況
バーレーン戦では、きれきれの活躍だった
柳沢も、もう一つというか、もう、なんだろう
中盤から前が全然機能してなくて
すぐに最終ラインまで戻して、おろおろしてから
ちょろちょろ出して、また、戻してと
どっちつかずを繰り返して
しびれ切らした、というか、
バスケで言うところの30秒ルール間際みたいな具合で
ぽこーんと遠目から入れて、それを取られる
もしくは、左サイドの中田選手が敵へパスという酷い有様

正直、前半終わる頃には
今日の日本は、色々な状況を鑑みて
引き分けで終わろうとか思ってんじゃなかろうかと
スタジアムの外から聞こえる、サポーターの声むなしく
思ったわけです

さて、後半入って、大黒選手投入
今日はどうも調子悪かったというか、なんか
凄い勢いで吹っ飛ばされてた鈴木がひっこめられて
前線がにわかに元気になりました
鹿島ラインがあんまりというか
全く機能してなかったところ、しかし大黒が入ってから
北朝鮮のDFがつられるせいか
前線でスペースがとれるように
そして、待望の1ゴール

前半から、なんか、いつもの柳沢と違う
ゴール前なのにパスしない、シュート狙ってる
と、驚きだった今日のヤナガシワ
スライディングシュートなんて、かっこいいのを
ばちっと決めて先制
あれは、大黒が三人くらいDFひきつれてたから
決まったのかなぁと、素人ながらに思いましたが
それにしてもかっこいいシュートでありました
ここ二試合で、凄いアピールだったように思います
なんというか、かっこよかった、それに活躍していた
柳沢、高原という2トップも見てみたい気がしたのであります

で、さらに後半も終わりがけに
さんざんオフサイド言われていた大黒が、ようやく抜け出して
一対一から、きっちり追加点
ステキ、あの落ち着きっぷりが大変ステキでありました
というか、あんなに喜ばれたら、拍手するよなぁ、本当
大黒のすげぇ、超うれしそうな具合が
見ているこっちまで楽しくなりました
いいなぁ、ああやってなんか、自分を解放したというか
なんか爆発して感情を表現するのって、かっこいい

今後、後半で相手がへばってきたところで
大黒投入という定石ができあがったりしたらとてもステキ
ワールドカップ本戦で見たい気がするのであります

で、終了間際には
ちょっといただけないこともありましたが、あれは
田中が、ちょっとやりすぎたというか、いらんところで
刺激しただけではないかと
これがプロレスなら間違いなく今後の遺恨として残る決定打
正直残念ではありましたが、まぁ、終わってよかったなぁという塩梅です

というか正直、今日の試合面白くなかった
やっぱり、中田とか中村とかが、どんなに凄い選手なのかというのが
とてもよくわかったというくらいしか収穫が無かったのであります
稲本が一枚貰って、まぁ、予選でカードを消化する必要があるのかどうか
私はわかりませんが、本戦に持ち越しとなるなら
ステキにこれは必要なことだわねと
思ったりなんだったりしつつ

本当におめでとう
頑張ろうドイツ
来年が楽しみであります

ゴルバチョフ

2005-06-08 00:02:15 | 食べ物飲み物
久しぶりに買ってきたウォツカであります
ウォッカフリークというか、ただの
アルコール狂いのわたしでありますが、
最近はまった、アブソリュートとはまた違った
すっきりさが印象に残る一品であります

で、当然薀蓄用にといろいろ調べたら
どうやら、80年くらい前から作られている銘柄だそうで
ロシア貴族のゴルバチョフさんというのが作った
ステキウォトカで、まあ一般的な部類に入る模様

個人的には、スミノフやストリチナヤより
呑みやすいし、翌日に残らない
また、アルコール臭が弱い気がして好きであります
フレーバー系ではないので、カクテルにも合うだろうし
アルコール度数も40と低めなので
誰でも安心して飲めるウォツカであります
とりあえず、あれだ、ギルビーとかウヰルキンソンよりは
はるかにウォツカというか、飲み物らしいウォツカであります

なんだか誉めるところも
けなすところも見つからないような具合で
わたくし、感想文として失格でありますが
そういう、ごくごくふつーのウォツカ
うまいかといわれると、うまいというほどではない
それが総評であります

値段が手ごろなので、その点はステキであります
でも、2本目はいらんなぁと思いました

皇室典範

2005-06-07 00:14:05 | 雑感
以前も取り上げた気がするんですが
まだまだ議論が続けておられる様子の
皇室典範
女性天皇をはたして許すべきか、そうではないか
そんな具合だと思われます

で、諸学派が色々と悶着を広げて
まぁ、どうしても男系で行くべきだろう
他宮家から出すべきでないかとか
女性を持ってこられるかどうかではなく
あくまで男系をどうにかして続けられないかという
アプローチも入っている様子で
結構骨が太いというか、頭硬い内容であります

一部の専門家が、過去に無かった女性天皇を
ここにきて勝手に作るのはいかがなものかみたいなことを
言っておられましたが
わたくし無学で知らないんだが、なんか過去に
何人か女性天皇が居たとか居なかったとか聞いたんだが
あれは伝説上であって、本当じゃなかったのかしらと
思わないでもないのですが
ともかく、居なかったんだから作っちゃダメという発想は
あながち間違ってねぇなぁと思います

なんというか、嘘かまことかわからないが
とりあえず2600年以上の歴史を誇る
天皇図にハンパなことで勝手な解釈とか加えてはいかんと
一理あると思いました、一回決めたことというか
なんかそうなってる流れって勝手に変えたらダメよ、きっと
困るだろ、麻雀やってて負けがこんでる時にレート上がったり
ヤキトリワレメ追加とかなったらさ(解りづらい)

とはいえ現状では、嫡流(とはいわない)が
女性のみという現状で、にっちもさっちも行かない
やはりこうなっては、女性を天皇にするしか無かろうと
これもまた自然な話

で、なぜ女性天皇がいけないのかという話が
そもそもあるのだが、まぁ、外交上の問題とか
色々あるのかなぁとぼんやり思いますが
ここはアレですよ、わたしがここ一ヶ月くらいかけて読んだ国家論によるとだな

女性というのは、太古の昔から男性よりも劣る存在なのである

このあたりに発端があるんだろうと思われます
ぶっちゃけたなこの野郎みたいな具合で
フェミニストと呼ばれる人が喫驚通り超えて発狂しそうな具合ですが
国家論いわく
過去幾重物歴史をひもとくにつれて
女性が権力者の第一位となった事例、また
それが成功していたという事例があまりに少ない
ほとんどが男系社会で成り立っている
極希にアマゾネスなる民族があったとも言われるが
少数でしかないのはあきらか
つまり、経験的に女性は男性よりも上に立つことが
できなかったわけさ、だから、お前ら口出しするなって
スピノザが言ってました、僕が言ったんじゃない

という具合で、政治の場に女性が上がることを
酷く嫌う、そういうところから
あくまで主権は男性にあるべきという話になっているらしい

これは、この話が提訴された中世頃には
一般的だったんだろうし、何一つつっこみの暇がないほど
立派な論理展開だとわたくしは思います
というか、私には反論の余地が見いだせない

だが、だ

これはアレなのだ、中世だからなのだ
そしてそれよりも昔、古代とかの話だからなのだ
近代を経て、今、現代に至ると話は随分変わってくる
女性が台頭してきたというのは、何も
権利ばかりを主張する女が増えたとかそういうことじゃないのだ
古代、中世くらいまで
どうして女性が上に立てなかったかというと
ひとえに腕力の差であります

国家論では、まぁ、ヒステリーとか
浅はかさとか色々あるから女は不向き等言っておった(言ってません)
それは育ちにもよるだろうし、精神的分野においては
女性の方がむしろ安定と安寧を得ることが多い気がするので
この論はあてはまるまい
そう、つまりこのころに過去をかんがみて
色々考えるという行為に全幅を置いた時点で国家論は負けているのだ
時代は進んでいる、もはや腕力だけでどうこうするような時代は
終わりが近いような気がせんでもない
いや、最終的には暴力が政治を左右するのは
ずっとつきまとうが、その力というものが
昨今は、別に暴力に限らず様々な形で
女性が所持しうる力が増えてきたことがあります

こうなると、男系にこだわる理由
男系でなくては劣るということは既に当てはまらない
じゃぁ女性にしようじゃないか
そういう機運が高まってもなんら不思議じゃない
だって僕たち現代人だもの、蛮族の地位から
もう脱却したんだもの

と、ここまで進んでいて頭の悪い文章で
大半の方が脱落したであろうが
何人かが我慢した上で気付いているだろう
天皇に主権ねぇよバカ
そうなんだ(ぉぃ

ちょっと言ってみたかっただけのことが
思わず輿に乗った感じでつい
と、そんな以上は具合でありますが
実際のところ、それは置いておき、女性を頂点と置いた場合の
ステキな具合を考えると
やはり男系の社会である現状、これは揺るぎ無いことでありますが
ここで女性を象徴として出すことにより
イギリスのクイーンほどではないが
強烈なキャラクターを発信できることになります
そうだ、もうわかるだろう

「ディアナソレルというアイドルがな」

ギンガナム大将が言っておりました
そうなのだ、アイドルなのだ、アイドルがいると
国民が熱狂するんだ、見ただろほら
ターンAでディアナに傾倒していく国民達をディアナカウンターの力を
つまるところ、ここに完結するのだ
遠い先、我々は到達する、かつて君主論にて
国民が主権のもとに結束する、その結束の最高の形は
信頼である、信頼に勝る力は無い
チェーザレボルジアがなぜ病に倒れた後も
已然として一勢力を保ち得たのか、民衆が彼の味方だったからだ
国民からの信頼を得ていたからだ

その信頼を掛け値無しで
理由なしで与えるのが宗教を超える
女性象徴によるアイドルなのだ
嘘をつくな?バカをいえ、今の日本の現状を見ろ、ほら
右も左もヲタクとひきこもりしかいないじゃないか
(注:私の社交範囲はネット上の匿名者の集団です)
現在増え続けるヲタクを奮起させるにはもはやそれしかない
かくして、時代を経た近い未来
日本に女性天皇が誕生し
全国のひきこもりが一斉蜂起、頼みもしないのに徴兵されたと集まり
普段ひきこもりながらつちかってきた
役に立たない理論武装をひっさげて文字通り
腕力に頼らなければ彼らは見境がないはずだ
それに、ヲタクだから切り捨ててもあんまり心が痛まない(ぉぃ

ここに国家論と君主論でテーマとされた
強い軍事力がかなうわけだ、なに女王陛下の為に
忠義を尽くすキリシタンがあんだけいるんだ
これから養っていけば、いや、勝手に脳内設定で喜んでいる我々ならば
もっと頑張ってやっていけるような気がせんでもない

傭兵や職業軍人に頼らない
本当の意味で強い国を手に入れるって寸法さ
わかるかな?
つまり、俺達の時代が来るってことさ
なんてなぁ

運命の上洛

2005-06-06 00:11:35 | NHK大河ドラマ感想
宿命だったような気もするんだが
確かめる気力がないので、よいとして

さて、今週も無事見終わりました
NHK大河ドラマ義経
刻一刻と近づいていく義経一行の
戸惑いブリはよく説明されておりましたが
もう一つ実感というか、共感を覚えられず
それよりも平家方が今回はすげぇ面白かった

知盛かっこえええ
鼻血出すかと思うほどのかっこよさ
武人とはこうあるべきなんだろうかと
ほとほと思いましたが、史実ではどうだったのか
はたして武将の能力として、義経や義仲と並ぶほどだったかが
凄く気になるところ
ただ、あの圧倒的なかっこよさが今回
最大の見所でありました

宗盛のうつけっぷりももはや
可愛らしいの域に達しつつあるが
あれはあれで鬱屈した青春時代を送ってたんだなぁと
今更ながら思います
というか、屏風の時の憎まれっ子が
まさか彼だったとは、月日は残酷であります(違う)
宗盛もかわいそうで
上皇のところで散々に横にいる妖怪おばちゃんにいちびられて
あれはあれで失禁するほど怖かったんですが
なかなかどうして、あの空間だけ
本当にああだったんじゃないかと毎回思います

で、子バカ加減を遺憾なく発揮して
自分が嫡流だとかなんとか言い出すあたりとか
平家の凋落を一心に背負うような姿が
酷い有様ですが、最終的に壇ノ浦でどうするか
楽しみであります、死ぬの嫌がったりとかしたら
それはそれですげぇことだなNHKとか思います

余計な話に飛びましたが
とりあえず、義仲の飛ぶ鳥を落とす勢いがいい塩梅で描かれ
調子こいてる具合がすげぇ楽しみ
あれでこそ義仲、そして義仲の一生はあそこで終わる
一花咲かせたという意味では
義仲は本当に武将として素晴らしかったと思えるような
そういう最後を期待できるような今回

次週以降でどういう具合に出るか
劣勢に立った時の義仲が見物であります
しかし、それはそれとして

喜三太が最近かわいそうに思えてきたのは
私だけでしょうか
活躍して欲しいものであります

バーレーン代表対日本代表

2005-06-05 00:59:27 | スポーツ
というわけで、今朝方やっておりました
日本がワールドカップへいけるかどうか、いや
今後、日本でどれだけワールドカップの放映がされるかどうか
その瀬戸際

無事、日本の勝利で終わりました
わたくし、頑張って夜中起きて
必死に応援しておりました
いやー、すげぇ、日本なんだかんだ言って強いというか
いい日本のイメージだった塩梅であります
どうも日本は暑い国で強いのではないかと思います
なんかへろへろになって、どっちが倒れるんだ?
みたいな勝負になると、異常に強い気がする
飽食の時代と言われつつも
やはり根っこでは、二次大戦後の拳闘よろしく
倒れない日本人というDNAがあるのではないかと
勝手に思ったりしつつ

さて、

とりあえず凄かったのは
中田ヒデ選手、中澤、柳沢
もう、中田に関しては、本当、超すげぇ
なんであんだけ試合出してもらえてなかったのに
すげぇ運動量で、もう、ボランチという守備的位置なのに
気付いたら2列目にいたり縦横無尽のがんばり
中盤に彼がいるだけで、どれだけ日本は救われたか
すげぇ思いました、素人のおいらでもわかる
あの運動量はすげぇ、いつもテレビ画面に出ているということが
どれくらい大変なことか、ダービッツを見るようにして見ています
全然仕事違いますがヽ( ´ー`)丿

中澤選手も凄かった
来る弾、来る弾、全てはじき返す
まぁ、前々からずっと思ってましたが、彼が抜かれた時に
日本はピンチを迎えるというのは
今回も発揮されておりましたが、日本が産んだ
恐ろしいDFではないのだろうか
どうなんだ、海外のDFって誰居るかしらないけど
こんな奴が山ほどいるなら、ヨーロッパには絶対勝てないと思います
ステキ

そして、始まるまですっげぇ疑問だった柳沢

個人的に、私は柳沢選手が頑張っていた頃を
全然知らないで、その後、というか
柳沢がセリエに行って、ずっとベンチを温めている
そんな印象しか無いので驚きだったんですが
凄い運動量と、的確なポストプレイ
ゴールキーパーを抜いた後に味方へバックパスという行為については
私の予備知識で自分ではゴールを決めない奥ゆかしい男という
部分が発揮されたんだと思って目をつむりますが
本当、裏への飛び出しとか
DFを引きつける動きは凄かった
一人で前線で奮闘している様は感動しました

反面、悪かったのが
2列目ではないかと思います
中村と小笠原があんまり調子よくなかったのか
柳沢の負担が凄かったように思えます
あれだけDFひっぱって貰って、結構
フリーになったりしてたのに、あんまりな活躍
まぁ、中村選手は途中でありえねーほどのタックル受けたりと
酷いいぢめに遭ってたので仕方ないっちゃぁ仕方ないんだが
もっと当たりというか、いぢめが陰湿なイタリアにいるんだから
ガッツ溢れるところを見せて貰いたかったであります

まぁ、そういうガッツを
中田選手がバリバリ見せてくれたんだから良かったんですが
とりあえず勝ったからよかった
これで北朝鮮戦を静かに終わらせて
ワールドカップ確定を目指して欲しいのであります
小野選手が居ないのが凄くわたくし残念でありますが
次回は、中田、中村が出られないとのこと
正直、この三人が居ないだけで
今の日本代表はまるでダメじゃないかなと
凄く心配ですが、ここでやはし

稲本

の復活を凄く希望します
キリンカップで数少ない、凄く優れたプレーヤーだと
わたくし思ったんですが
なんで今回は時間稼ぎ要員でしか使われなかったのか謎であります
出て欲しいなぁ、前回のワールドカップの時だったか
現地の雰囲気を
「やべぇっ、なんかしんねぇけど、ワールドカップやべぇっ」
とかいう、何一つわからないけど、気持ちは伝わる台詞
顕わしてくれた、素直な彼に期待したいのであります
なんか人柄も良さそうっていうか
昨日勝った瞬間、誰よりもうれしそうな笑顔だったのが
心に響きました
ああいう人に頑張って貰いたい
小野といい、稲本といい、サッカーやっていい笑顔が出せる人が大好きです

本山は違うんだ、にやにやしてるから
いや、嫌いじゃないんだけども

とか、支離滅裂ですが
日本代表勝利おめでとう、来週には本戦出場決定だ

貴ノ花

2005-06-04 00:01:38 | スポーツ
少し前になってしまいますが
元貴ノ花がお亡くなりになりました。

一時代を築いた人として
様々な番組で特集が組まれておりましたが
当時の相撲映像等が流れてそれをぼーっと眺めていて
本当にすげぇ関取だったんだなぁと
改めて、いや、初めて知りました

わたくし若年のため
大相撲大盛況というか、千代の富士よりも前については
さっぱりわからないんですが、その頃の取り組みが
何番も見られて、本当にがちんこというか
すげぇ力の入る相撲ばかり
粘り腰とか二枚腰とかそんなレベルじゃないような
執拗な受けと攻め、そんな攻防がすごく面白かったのでありますが、
まぁ、貴ノ花の相撲だけそうだったのかなぁとも
思わないもでないです
つうかありえねぇだろ、あの反りっぷりは
あの当時、年何場所あったのかわかりませんが
二ヶ月に一回の本場所で、あんなことしてたら
絶対身が保たないってばさよ

そんなステキさ加減
また、当時は高見山とかステキ力士も多かった模様で
ガチンコの相撲、投げの打ち合い、凄い
なんというか、ああ、そうだ
昔、遠い昔におすもうさんは凄いなぁと思ってたのは
こういう相撲だった
そんな映像てんこもりでありましたが
やはり、当時、相撲の人気をひっぱってたのは
こういった、凄い取り組みもさることながら
役者の違いだろう

初優勝の時だったか、違ったか
わかりませんが、現理事長北の湖との対決
あんなのが毎場所見られると思うだけで
そりゃ毎回見るっつうのな、本当

もう、当時のことはわからないけど
極短い映像だけで解る
あの北の湖から流れ出るというか、あふれ出るというか
漏れ漂ってくる悪役臭
やべぇ、だって顔が悪い(いい意味)、すげぇ悪い人っぽい
あれこそ強い男だっ
それに対抗する、身体は小さいがいい男の貴ノ花
あの構図こそ、相撲の面白さでなかろうかと思います

私が知っている、凄く面白かった相撲は
小錦と千代の富士であり
小錦と霧島であり
小錦と貴乃花でありました

いや、嘘、今ちょっとサービスしすぎた
そんなに小錦好きじゃない(こら)
一番感動したというか、リアルタイムで見ていて
無茶苦茶面白かったのが
曙→貴乃花→武蔵丸
と流れていくあのあたりであります
もっとも、貴乃花→武蔵丸の頃は
貴乃花が強すぎてもう一つ面白くなかったんですが
ともかく、強い奴と強い奴の戦い
そこに、なんとなく悪そうな奴と、いいものそうな奴が絡んでくる

当時の貴ノ花は、間違いなくいい男だったんでしょう
相当なプレッシャーもあって、凄い相撲を取り続けて
やがてぼろぼろになった身体とともに大関のままで引退
これがまた、凄くよかったようにも思います
横綱にならなかったから、また、一つの時代を築いた
いや、記憶に残った
そんな具合

その後は親方道を究めて、部屋として
一つの大きなものを造り上げましたが
晩年はなかなか、様々な不遇が重なり
そして最後は病に土俵を割ってしまった

何度も流れる当時の勇姿を見ていると
後年、決してこうなるだろうとは思わなかっただろう
その日一番一番をガムシャラにおいかけたような
そういうかっこよさが、またあったように思います
長い相撲生活がここで終わったんだなと
ぼんやり思って

私にとっては、剣晃の死に続いてショックだった
おすもうさんの死でありました
ご冥福をお祈りいたします

先月のブログ

2005-06-02 00:13:48 | 雑感
やりました、今月でわたくしも
ブログ開設一年となるんですが
このぎりぎりの所で初めて
一ヶ月連続更新に成功しました
ありがとう、おめでとう俺

仕事の都合とか
酒呑みすぎたとか
そんな理由で他の月は逃してきましたが
今月は真剣に狙ってやったので
なんというか感動もひとしお
自分だけとはいえ、充実感を持とうと思ったら
やっぱ目標が必要なんだなと改めて実感

これからもくだらないことを
だらだら配信していくブログでありますが
今後ともよろしくお願いいたします

いざ出陣

2005-06-01 00:15:23 | NHK大河ドラマ感想
ようやく見られました
色々あって、見損ねていたNHK大河ドラマ義経
いよいよ義経出陣の段であります

さて、その義経サイドの陽気さというか
あの出陣が言い渡された後の
郎党共のうれしがりかたが真剣に涙を誘われたのですが
その裏で、いや、この後の悲劇を思うと
その涙はますます増すばかりであります

さて、その義経のいたいけさが全て否定されたような今回
頼朝のステキさと、政治がよく見えて
またそこへ順応しむしろ力を伸ばしつつある政子の影
平塚殺しの一件については実に興味深いものでありました

抑止力のために殺す
政子がさらさらと解説しておりましたが
一つ見せしめを作ることで全体がひきしまるとは
前作というのは違う気がするが
去年の新撰組で土方が行ったのと同じ手法
ああ、なるほどと納得しつつも、明らかに近い将来滅ぶんだな
歴史達が物語っている気がせんでもないですが
それはさておき、実に明快でそこに順応する
優秀な武将が多いのもステキです
あそこで殺された平塚という人は
私のような人間に分かり易く説明するとオールドタイプだったのだ
エゴだよそれはとか言いながら死んでそうな気がするが
まぁ、それはおいて、ともかくそういうことだろう

で、当然その理を解く様が納得できない義経
色々思うところがあるんだが、流石
流浪の身を続けただけあって、ここ踏み越えたら殺されるフラグだ
うすうす感じ取るのか、危ういところでモゴモゴしてましたが
結局、座に召集されてあれこれとお話
ここで義経が説いた、清盛の国の形について
頼朝がにらみをきかせていたが、あれは清盛の肩を持ったことじゃなく
やはり、そういう家族的な中で育った義経への
妬みみたいなものだったのかしらと思います
あの一瞬の二人の挙動で
生い立ちのあまりの違いがよく見えた、素晴らしいカットだったと
勝手に合点です

で、渋々でもなくそれを承諾し
時間は経ち、名物倶利伽羅峠の牛追い祭(少し違う)にて
義仲がなんだか調子こいたところ
平家のヘタレっぷりが、凄く簡略化して流されてるのが
少々納得いかないけども、まぁ、仕方ないとして
惟盛の鳥や牛に負けた騒ぎは、他人事ながら
かわいそすぎると思いました
才覚が無かったんだろうね多分、よくわからんが運も無かったんだな
そういう具合です

わざとらしい理由つけの上京があいなって
いよいよ義経が出陣となりましたが
悲運の旅の始まり、出る前に

「都に先にはいるな」
「静観してろ」
「後がくるまで動くな」

これらの台詞の一つ一つと
今回の平塚殺しに見られた主命への絶対服従
がキーワードとなって、長い旅に出ることとなるんだねなんて
思ったりなんだったりしつつ
よくよく考えると
頼朝が一度でも都に来ていたら
こんなことにもならなかったのかしらとか
思ったり思わなかったりしつつ

来週も楽しみです
合戦はまだかしら、三郎の活躍はまだかしら