CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

ブラタモリ 京都

2015-01-07 20:36:04 | ドラマ映画テレビ感想
テレビ見てばっかだな
本読まずにテレビ見てんだったら
なんだかなという感じでありますが、
年末年始は面白い番組多いから
仕方あるまいと、自分に言い訳をつのります

で、楽しみにしていた、タモリさんの遠出ロケ、
しかも、なじみ深い京都というわけで、
NHKが威信をかけたかどうかはわかりませんが、
全力で、タモリさんの趣味に付き合うように作ったと思われる
ブラタモリの京都篇を見たのでありました
楽しかった、なんというかな、
京都だけで、1シーズン全部やれたんじゃないかと
そう思うほどでありました、
引込み線とかで下京区の市場の話とか
ああいうのも好きそうだしなぁなんて
思ったりなんだったりであります

内容としては、厳選したということでいいのか、
ヒストリアと、大河ドラマと、朝ドラと、
全部をあわせて、時代考証だけ残したかのような
そういう内容でずいぶんステキでありました
琵琶湖疏水に始まって、新京極のなりたち、
そして、御土井なる京都の外郭について
どれもこれも、タモリさん視点で
実にぶらぶらと、説教くさいというか、説明くさくならず
さらっと流しながら堪能できたのでありました

今回、白眉といっていいのか、
すばらしいなと思ったのが
案内人というか、それぞれのポイントで解説してくれる人が
いちいちキャラが立ってるというか、
素人なのに、いや、だからこそなのか、
すばらしい人選だったなと感心しきり
タモリさんとの親和性が高すぎる、いい、本当にすばらしい

そして、それらの専門家を尻目に、
自慢しいではなく、ただ好きだという体で、
タモリさんがあれこれと語るのがまた
なんというかな、楽しさが伝わってきて
普通の教養番組なら見ることもなかろう話題に
なんだかんだと、引き寄せられてしまったのでありました
おかげで、京都駅の0番ホームが外郭だって覚えたよ
梅小路公園のあたりというか、
あの線路のあたり、線路だから持ち上げてあるんじゃなくて、
御土居だから持ち上がってたんだな、すげぇや

と、そんなわけで、京都観光とはまったく違う、
少なくとも、鷹峯なんて、紹介しねぇよと
そういう感じもふくめて
楽しく京都を堪能したのでありました
あの、鳥居のメタル屋も流行ることでしょうと
心にもないことを書いて〆ておくのであります

ドラマ ダークスーツ

2015-01-06 19:26:45 | ドラマ映画テレビ感想
というわけで、土曜ドラマ枠であります
今年は、本を読むペースを格段に落とすので
ちまちまと、昨年レビウできなかったテレビとかドラマとか
てれてれ書いていこうと思うのであります

さて、そんなわけで、毎回楽しみにしつつ
一進一退という感じで、当たり外れにうなったりする
NHKの土曜ドラマ枠でありますが
今回は、ちょっと残念という印象で終わってしまいました

着眼点もよかったし、なかなか面白い、
そう思いつつも、なんといったらいいか
もうひとつパンチがないといってしまうのがいいか、
どうも、登場人物が多すぎてとっちらかった感じがする
そんな印象となってしまいました
というか、既視感のある設定と内容であったように感じます
ジャパンプライドだったか、メイドインジャパンだったか、
唐沢さんのドラマと似た感じよなと
思ってしまって、なんというか
もうひとつのめりこんで見るということがなかったのであります

結局人間ドラマが見せたかったんだろうかなと
感じたりもしつつ、その割に経済関係のつめがぬるいという感じで、
ライセンスビジネスに、最近ご執心のNHKだと思う内容ながら、
そこがだいぶ弱いというか、いまさらそれが逆転のアイデアなのかと
なんとも力が入らないのでありました
もっとも、そういうスタートながらも
物語としては、そこよりも、子会社との間にある
不正と、そのかかわり、あれこれであったわけで、
そこならそれで、もうちょっと
違う見せ方で、クローズしてほしかったと
残念に思ってしまったのであります

とはいえ、悪いばかりなわけもなく、
役員を一人ずつ落としていくストーリーは、
二人目にして、結構な変化球できたりと
なかなか面白くあったのでありまして
これが練られてて面白いと思ったけども
なんか、どうにも、しっくりこなかったのでありました

惜しいと感じ終わったわけでありますが、
また、次のドラマを待ちたいと思ったのであります

花燃ゆ  人むすぶ妹

2015-01-04 20:49:58 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「花燃ゆ」
視聴完了いたしました
今日は、うっかり昼間に更新したから
レビウは明日に回そうとか思ってましたが
いや、気づいたら泣いてみていた(本当に)
実に上々の滑り出しでなかろうかしら

つくりと、話のそれぞれが、
なるほどなぁ、なんて、仁先生みたいな口ぶりになるほど
うまいことできてると感心しきりでありました
序盤の起こりから、紹介が、
時勢、人物に加えて、考え方、思想の分野を
さらっと見せたというのがステキでステキで
実にすばらしいと感じたのであります
とりあえず大砲使ったのも
キャッチーでステキなどと
思ったりしたのであります
戦風景はほとんど見られないだろうから、
なんだろうか、ああいうシーンに予算使ってほしいかしら

さて、話については、学問とは何かという
こういう思想系のお話で、
もっとも根本のところを、凄いわかりやすく
ドラマにしてあったと個人的に感じたんだが
最近、変な本を読みすぎたせいだろうかと
不安になりつつも、その部分で、
物凄く感動して、思わず涙したわけであります
あんな風に勉強できるはずもないのだが、
ああいう気持ちとか、心持とかが、
まぁ憧れでありますわな
かっこいい風景なのであります

序盤として、狂気ではない理屈ばりながらも
危険なそれこれというのが、
ありありわかりやすく描かれていたと受け取りましたので
今後も、寅次郎さんのお話中心に
楽しみにしていきたいと思うのでありました
去年よりも、五経とかの諳んじが出てくるんじゃないかと
思ったりしますが、
とりあえず、満足な第一話でありましたとさ
今後出てくるのかわからんが、
あの海がどうしたという本の中身を
うまいこと読み下してほしいと
願ってしまうのであります
いや、読めよと思うんだけども、なかなかね

と、ここまで書いて思い出したが
松下村塾の面々があれこれいってるシーンは
ぴんとこなかったというか、
なんか違うなと思ってしまったのでありますが、
とりあえず、寅次郎さんがいきいきと
ペリーに会いに行くまで楽しみに見ていこうと
誓うのでありました

大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!

2015-01-04 13:13:36 | ドラマ映画テレビ感想
新しい大江戸捜査網が放映というわけで
おっかなびっくり見守ったのであります
いや凄い、もう次回はないと見切ったかのように
盛り込めるだけ盛り込んできた
これはなんというか、面白い、ステキだわ
そんな按配でありました

と、正直なところ、以前の大江戸捜査網は見ていないわけで、
テーマ曲が西部劇っぽくてかっこいいよなと、
見当違いなことしか思ってなかったのですが、
なぜ、時代劇と特撮は似ているのかと、
その答えを見せてもらったというか、
時代劇のかっこうしてるだけで、
なんとかレンジャー的なものと一緒じゃないかと
驚きながら、そして、楽しく見られたのでありました

つっこみどころはいっぱいあるものの
仲間が増えて、悪を討つという非常にわかりやすい話が
くるくると三回転くらいしたのは、
ついつい見入ってしまうというか、目が離せないほどではないけど
続きが気になるほどでもないけども、
なんだか、見ていてしまうというか
楽しかったのでありました

さて、時代劇といえば殺陣というわけで、
そっちをしっかりと見ていたわけですが、
こっちについては残念といってしまってはあれだけど、
なんだろうか、役者さんの足が長すぎるという
いつもの、腰の位置が高いという問題が改善されず
大きな、複数殺陣は見ごたえあったなぁと
しみじみ楽しんだものの、
時代劇殺陣をやってた俳優さんと、そうでない俳優さんで
動きの差が見られて、そういう学習的な見方では
非常に面白かったのでありました
見得の切り方というか、村上先生は抜群にかっこよく
迫力のあるから竹割りに見えるのに、
高橋さんのではそうは見えなかったというところに
時代劇特有の間というか、見せ方、刀の用い方が
あるんだろうなと感心しきりでありました

緩急が大切なんだなとも思うのだけども、
動きが最小限のようにも見えるというのも素敵、
そして、時代劇ならではの、
刀を交差させるという部分が、
どうしても、刀から先にいっちゃって、
あわせてから、打ち合うというあの違和感が
どうしたらうまくごまかせるか、役者に負担をかけずに映せるのか
そんなことを真剣に考えさせられたのであります
話も面白かったし、殴るとか、あと、長い得物に関しては
見ていて楽しく思えたのでいいんだが
やっぱり、刀をなんとかなぁと
あれこれ思い至りながら
楽しく過ごしたのでありました

しばらく私の見る番組では見かけなかった
夏菜がいたのが、凄く安心というか、和んだのでありました
彼女もまた、足が細くて長すぎるので、
町人やらすなら、足見せたらだめだよなと
思ってしまうのであります
難しいなあ

大人のピタゴラスイッチ ~数ピタ!たのしい数学~

2015-01-03 12:10:04 | ドラマ映画テレビ感想
すっかり毎年恒例となったように思います
今年も眠い目こすりながら、
がんばって見守りました
面白かった数学的思考を試されるというか
さらっと見せてくれるという
この楽しさがステキでありました

あの短時間で、要領よくといっていいのか、
これが数学的思考とわかるようなわからんような
そういう事例をいくつも紹介してもらって
まぁ、楽しい楽しい
夜中に目がさえてしまって、その後、
数独やって過ごしてしまったのである(趣味じゃないか)

相変わらず、あれを端的に見せられたからといって
ピタゴラスイッチを作れるはずもなく、
ああ、ああいう思考というか、なんだろうか、
くるくる回る図形が、どんな穴を通るか
あれだけでアハ体験が凄かったのであります
棒がつぼ状になるというか、
ああやって、つぼ作ることもできるのかと
今思えばわかるところながらも、
新鮮な驚きでありました、正月からいいもの見たなあ

しかし、今回というか、最近は知恵がついてきましたので
こういう考え方が大変重要だと思いつつも
すぐに利用できるというか、活用できるとなるには
また、別の知恵が必要であるとも
感づいてしまうのであります
私が楽しいと思っているのは、
まさに、クイズや謎解きといったそれなのでありますね
凄い楽しいけど、趣味である

と、まあ、そんなせん無いことはさしたるもなし
今回特に感心したというか、喜んでしまったのは、
ピタゴラ装置が、何度もリテイクしていたという事実で
見せ方もあったんだろうが、
最初はけっこういいところまで進みながらも
途中から、最初とおったところすら
うまくいかなくなるという
あれはもう、なんというかな、これこそが重要よなと
何度もやりなおす、微調整をする
そういう姿が感動的でありました
最後できたときはスタッフ泣いたんじゃないか
そう思うようでもありました
いや、やっとできたという感慨というか疲れだろうかしら
ドキュメンタリとしても見てみたいと
真剣に感じ入ったのでありました

あとは鏡を使って線の長さをはかるとか
あの手法にも驚きながら、どうやってあれセットしたんだろう
鏡映すときはどういう定理になるんだったかとか、
まぁ、ともかく大変楽しく見えたのでありました
コツとしていいのか
普通とは違う動きになる、違和感がでる動きを
理屈で作るというのが大変楽しくて、
これが、部品作りとかになるのかなと
わからないままに楽しんで
来年も見たいと、せつせつ願うのでありましたとさ
凄い楽しい時間でありました

ドラマ  さよならわたし

2015-01-02 11:41:47 | ドラマ映画テレビ感想
昨年末のNHK火曜ドラマ枠であります
これの前のも面白かったというか、
本当、ここのところ趣味趣向が変わってきたせいか
なんだかんだと、こういうのを楽しみに見てしまう

今回のも、最初はどうだろうかと
ちょっとあぐねる感じでありました
妙齢の女性二人の人格が入れ替わる
しかも、階段から落ちてという
鉄板ネタでありました
これはさすがに続きみないかしら
なんて思いながら見ていたら
作りがうまいうまい

第一話から、入り組んだというか、
すごく面白そうな人間関係が説明されていきつつ
その入れ替わった人格の面白さが見せられて
そこからは目が離せなくなったのであります
細かいつっこみどころは
SFの本質というか、そういうものだとうっちゃって
不倫相手が友人というところで、
その友人と人格が入れ替わってと
まあ、その愛のあり方と次の段階みたいな
そういうずるい見せ方が
わりと、なるほどなと思えるようでもあって
大変面白かったのであります

また、その違和感みたいなのを
もう一人の友人、そっちも、よからぬ関係で夫婦間が
あれこれしているというのもよろしくて
なんだろうかな、最終的にはよかったねという
雰囲気になったのが凄いところで
本当は、そういうことじゃないんじゃないか
もっと手前で考えることが
あったんじゃないかなんて
思ったりなんだったり
最近はもう、夫婦間というのは冷えているから
お互いが不倫しようが何しようが
さほどでないのかなと思わせつつ、
でも、そこを割り切れるほどなにかれでもないとか
両方の感情というのか、そこに至る過程と
信じていたかどうかもわからない、愛めいたものが
すごくよく見えて
面白いドラマだなと、感動したのでありました

詰め込みすぎじゃないかというほど、
イベント盛りだくさんで、飽きがない展開というか
ダレない作りこみが巧妙というか、
こんなふっとんだ設定でも、
さらっと違和感のない(あるんだけどさ)ドラマになるというのに
脱帽というか、楽しんだといった
そんなお話でありました

独り身が長いせいか
最期に見せられた家族めいた共同体の形
あの理屈めいた説明に理解を覚えつつ
「寂しいんでしょう」というのが本質なんだなと
だまされてしまって、本当
いいドラマを見せてもらったと
感激したと、そんなお話でありましたとさ

妙齢の独身女性数人とシェアするという世界は
わりと、当たり前にでてきそうだなと
倫理をとんで思うのでありました