グリスポンプ 自作

先日からメンテナンスをしているデュラの SPD-SL ペダル
このペダル本体奥の回転部　極小さなスチールボールと
ニードルベアリングを組み付ける際　グリスをどの様にして
塗布しようかと思案していました　そして・・・




これは Microlon Lubricant マイクロロン・ルブリカントを
注射器に入れた処

この方法は　私のブログに良くコメントをくれる　研究熱心な
【 ZENSHOJI さん 】 が　先に同じくデュラのペダルのメンテを
した時の記事で目にした方法

グリスを注射器で注入　この発想は私には無かった　人がされて
いる事で　良いと思う事は　アイデア料は払えないが真似をさせて
もらおう（笑）

ここで　何故グリスをこんな方法で？と思われる方もいらっしゃる
と思います　ZENSHOJIさんも先程の記事で書かれていますが

粘度の高いグリスは　その粘度を利用し鋼球を並べる事が出来るが
このマイクロロンの様に　粘度の低いグリスは鋼球に塗布しても
ボールが落ち着かないし　逆に埃を呼ぶだけなので　使う場所に
依っては　後からグリスを注入した方が良い場合が有ります



ところが・・



私の手持ちの注射器は針が細く　グリスが中々出ない
じゃ　どうにかしてやろうと　細いパイプをサイズ別に用意




おっこれが計った様に丁度合うじゃないですか
さてこれを固定しましょう






ここはエポキシ系のパテで行きましょう
必要量を切り取り　硬化剤と主剤をコネコネと混ぜます






良く混ぜ合わせたパテで　注射器とパイプを巻き込み
成型します　数時間で硬化し完全硬化後はヤスリ掛けも
O.K と言う物　常備しておけば使い道も広く便利な一品です






折角道具や材料を用意したし　もう一つ予備で
作っておきましょう
この自作ポンプが使えるまで　ペダルのグリスアップは
お預けですね






同じ様な材料を使い　以前に自作したのはこんな物
【 超微量オイル差し 】





自宅近くの河原に咲いていました

なに？　こんなもの私には似合わないって？　納得（笑）