シマノのビンディング ペダル SPD-SL このビンディング部の
分解整備をしてみましょう 今回は先日から格闘していた
PD-R540 の整備風景ですが ここの構造は DURA-ACE
デュラエースも一緒です

ペダルのビンディングですが 皆さんは定期的に整備は
されるのかな? 私は長くトウクリップ・ストラップを
使っていましたので ここの構造も良く理解していません
だったら ばらすに限る 何事も実戦ですよね

分解はまずここからでしょう 多分・・(笑)
このネジは固い 良く締め込まれていると言うより
緩み止め剤を使っているからですね 気を付けないと
本当に怪我をしそうです


ネジが緩んでしまえば Binding Pin ビンディングピンは
簡単に引き抜けます
そして Binding ビンディングと Spring Cover スプリングカバー部
と 2つに分かれます


ビンディングとスプリングカバー内部です ビンディングの方は
特に複雑な機構は無く 単に樹脂の成型部品です

スプリングカバー内部はカバーを含め 6種類の部品構成です
上から Spring Adjustment Bolt スプリングアジャストボルト
そこに Adjusto E-Ring アジャスト E リングがはまっています
左右に Spring スプリングが 2個 中央の赤色が Adjust Plate Cover
アジャストプレートカバー これは樹脂製です
その下の凸形の物は金属製で Adjust Plate アジャストプレート
そして大きな物が Spring Cover スプリングカバー
これら全ての物は シマノのリペア部品として取り寄せが可能です

何時もの様に汚れた部品を洗浄し 新しいグリスを塗布しました
この時にスプリングの方向を間違わない様にしましょう
方向は分解した時に良く覚えておく事ですね
そうそう このスプリングアジャストボルトは 2.5 mm のアーレンキーを
使うのですが 逆ネジです


ビンディングとスプリング部を組みます
ここはバネの位置を合わせ はめ込むだけです

後はペダル本体にビンディング部を合わせ ビンディングピンを
挿入します
多くの部品で スプリングをばらすと組み付け時に苦労する事が
多いのですが ここは何の苦労も無く納まりました

ここのネジには 嫌気性緩み止剤 LOCTITE 221
低粘度の低強度を使う事にします
このロックタイトについては 過去日記で少々面白い
検証をしています お時間が有れば是非覗いてみて下さい
過去日記
一回目 【 LOCTITE ある試み 】
二回目 【 LOCTITE 強度検証 】
三回目 【 LOCTITE 221 強度検証 】


今回初めてビンディングの分解整備をしてみましたが
それ程内部の汚れも無く 油脂分も枯れていませんでした
これを見るとそんな頻繁に整備をしなくても良い部分じゃ
ないでしょうか
雨の中を長時間走行した時以外なら やや粘度の高いオイルを
気が付いた時に差してやるだけでも大丈夫でしょう
と言いながら私はしっかりメンテナンスはするだろうな(笑)
分解整備をしてみましょう 今回は先日から格闘していた
PD-R540 の整備風景ですが ここの構造は DURA-ACE
デュラエースも一緒です

ペダルのビンディングですが 皆さんは定期的に整備は
されるのかな? 私は長くトウクリップ・ストラップを
使っていましたので ここの構造も良く理解していません
だったら ばらすに限る 何事も実戦ですよね

分解はまずここからでしょう 多分・・(笑)
このネジは固い 良く締め込まれていると言うより
緩み止め剤を使っているからですね 気を付けないと
本当に怪我をしそうです


ネジが緩んでしまえば Binding Pin ビンディングピンは
簡単に引き抜けます
そして Binding ビンディングと Spring Cover スプリングカバー部
と 2つに分かれます


ビンディングとスプリングカバー内部です ビンディングの方は
特に複雑な機構は無く 単に樹脂の成型部品です

スプリングカバー内部はカバーを含め 6種類の部品構成です
上から Spring Adjustment Bolt スプリングアジャストボルト
そこに Adjusto E-Ring アジャスト E リングがはまっています
左右に Spring スプリングが 2個 中央の赤色が Adjust Plate Cover
アジャストプレートカバー これは樹脂製です
その下の凸形の物は金属製で Adjust Plate アジャストプレート
そして大きな物が Spring Cover スプリングカバー
これら全ての物は シマノのリペア部品として取り寄せが可能です

何時もの様に汚れた部品を洗浄し 新しいグリスを塗布しました
この時にスプリングの方向を間違わない様にしましょう
方向は分解した時に良く覚えておく事ですね
そうそう このスプリングアジャストボルトは 2.5 mm のアーレンキーを
使うのですが 逆ネジです


ビンディングとスプリング部を組みます
ここはバネの位置を合わせ はめ込むだけです

後はペダル本体にビンディング部を合わせ ビンディングピンを
挿入します
多くの部品で スプリングをばらすと組み付け時に苦労する事が
多いのですが ここは何の苦労も無く納まりました

ここのネジには 嫌気性緩み止剤 LOCTITE 221
低粘度の低強度を使う事にします
このロックタイトについては 過去日記で少々面白い
検証をしています お時間が有れば是非覗いてみて下さい
過去日記
一回目 【 LOCTITE ある試み 】
二回目 【 LOCTITE 強度検証 】
三回目 【 LOCTITE 221 強度検証 】


今回初めてビンディングの分解整備をしてみましたが
それ程内部の汚れも無く 油脂分も枯れていませんでした
これを見るとそんな頻繁に整備をしなくても良い部分じゃ
ないでしょうか
雨の中を長時間走行した時以外なら やや粘度の高いオイルを
気が付いた時に差してやるだけでも大丈夫でしょう
と言いながら私はしっかりメンテナンスはするだろうな(笑)