Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ペダル 雪辱戦の 行方は

2009-07-18 20:09:21 | 自転車整備 ペダル
シマノの SPD-SL ペダル PD-R540 これのロックボルトを壊し 
それを取り外そうと悪戦苦闘 果敢にロックボルトに挑むも
一度は返り討ちに合う この手強い相手に対しての雪辱戦は
前回すでに 2時間を経過 さてさてその後はどうなったのか・・






事の始まりはここから このペダル アクスルの樹脂製
ロックボルトを 専用工具を使わず壊してしまった
ペダル本体内に残ったロックボルトを取り外そうと
挑戦するが 私が【 返り討ちに合う 】 只今これに対する
雪辱戦が進行中






前回 2時間掛けてかなり奥の方まで ロックボルトを
取る事が出来たが 焼き切った残骸を外に出すのも結構難しい
そこで先が曲がった フック型ソルダーエイドも使う事に






スポークと同じ様に先をトーチランプで炙り シャフトに沿わせ
奥に進め ロックボルトを焼きそれを引っ張り出す
それで一回で取り出せる量はわずかこれだけ・・・




本体内部に入っているこのロックボルトを全て
取り省くのにどれだけこの作業を繰り返すのか

前回の 2時間作業をしたその後 実はもう2時間
同じ作業を繰り返している ここまで述べ4時間の
作業・・






ソルダーエイドはやや太く奥まで入らなくなって来た
まあそれだけ仕事が進んだと言う事 今度はスポークの先を
適度に曲げ同じ作業を繰り返す






この辺りでスポークの先に 奥の金属に当る手応えを感じる
希望が出て来た 少し大きな残骸が出てきたら思わずニコと
してしまう こんな些細な事が嬉しいじゃないか(笑)



そして・・



ついにペダル軸が抜けた! 
スポークを炙って差しては抜きの作業を繰り返す事 数百回 
作業再開からここまで 3時間 作業開始から述べ 7時間掛かりました






最後はこの先を曲げたスポークが凄く役に立ちました
プライヤーを握る手にはマメが出来ました






ペダルアクスルの回転部 ウエスで拭いてやると
綺麗なままでした これならグリスアップをして充分
使えます






しかし これで直ぐにグリスアップ~組付けが出来るかと
言うとそうでは無い まだペダル本体内部のネジに樹脂の
残骸がビッシリと残っています
ま、これは目視が出来るし工具も使えるから コツコツと
2時間も掛ければ取れるでしょう






ロックナットに敗北後 残骸を燃やしてみたり
加熱したスポークを差したりして考え付いた
施工方法 取り合えずは成功しました




今回使った 栄製機(株) SAKAE FUJI の業務用ガスバーナー
このトーチランプは仕事で多用する物で 火炎温度は約 1500度
これと違うタイプも有り 用途に依り使い分けています 
もう一つの方は 1900度まで温度が上がります

皆さんから励ましを頂いた 今回の作業 使った物は 
ガスボンベが 3本 スポークが 7~8本 ソルダーエイド 1本
作業時間 延べ 7時間
今回のリベンジマッチ 私の勝利で良いでしょうか?(笑)

コメント (10)
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