前回ホイール組の依頼をして頂いた事を長々と書いてしまいました
ホイール組に絶対必要なのは 部品決定後のスポーク長の計算
スポーク長を計算するのには 使用する部品の各寸法を測る処から
始めます


使用するリムの内径を測ります


スポーク長を計算するのに必要な寸法は リムに納まった
ニップルの頭までの距離が必要です この寸法はニップル穴
からも測れますが それが結構難しい
私はニップルを仮に納め ニップルのリムの内側に印しを入れます


その印しからニップルの頭までを測ります 要はスポークの先が
何処で納まるかなんですが 私はニップルからスポークの先が
飛び出すのを好みません
又それは弊害が有っても良い事は全く無いので この段階で
ニップルの頭から 1mm 控えます
リムの内径 605mm と リム内部のスポーク端 3mm× 2
この合計 611mm が 計算式に必要な寸法で EDR と呼びます
後、リムで必要なのは ニップル穴は ほとんどのリムが左右に
振られています それがリムの中心からどれだけ振られているか
そのオフセット寸法が必要です この ADX-5 は 0.5mm です
ハブでは


ハブの左右ロックナットの距離 一般的に巾と言われる寸法です
この 126mm (前 100mm)が 計算式では OLD と呼ばれます


これはロックナット外面(ソトズラ)から フランジ間の距離を
測っています フランジは面(ツラ)ではなく中心までの寸法です
これは前後左右 4箇所測ります


実はこの寸法取りは結構難しく 何か計測用の治具を造ろうかと
思っていたのですが 今回は C.D をロックナットに挟み込みました
これは手間要らずで ナイスアイデアでした

これは スポーク穴間を計っています このカンパは 42mm で
この寸法は ハブスポーク間 PCD と呼ばれます
後、ハブで必要なのは スポーク穴の直径 このハブは 2.5mm です
図面


ここで計測したものが分かり易い様に図面を書いてみました
仕事用のドラフター(製図版)も部屋に有るのですが 駐輪場化
した状態でドラフターに近付けません そして特に製図の勉強も
した事が無いので 図面が下手だとか 汚いとかの批判はご勘弁
願います(笑)
スポーク長

前記各寸法を スポーク長計算器に入れます
計算器は色々な所が用意しています DT Swiss や SAPIM
のスポークメーカーのサイトから探すのも良いでしょう
今回はスポーキングをどの様にするのかまだ決めていません
それで各組み方の寸法を出しています
凝ったホイールを組むのも魅力ですが 今回はお使いになる方
の事を考え又スモールハブだし オーソドックスな 6本組が
良いかな?
ホイール組に絶対必要なのは 部品決定後のスポーク長の計算
スポーク長を計算するのには 使用する部品の各寸法を測る処から
始めます


使用するリムの内径を測ります


スポーク長を計算するのに必要な寸法は リムに納まった
ニップルの頭までの距離が必要です この寸法はニップル穴
からも測れますが それが結構難しい
私はニップルを仮に納め ニップルのリムの内側に印しを入れます


その印しからニップルの頭までを測ります 要はスポークの先が
何処で納まるかなんですが 私はニップルからスポークの先が
飛び出すのを好みません
又それは弊害が有っても良い事は全く無いので この段階で
ニップルの頭から 1mm 控えます
リムの内径 605mm と リム内部のスポーク端 3mm× 2
この合計 611mm が 計算式に必要な寸法で EDR と呼びます
後、リムで必要なのは ニップル穴は ほとんどのリムが左右に
振られています それがリムの中心からどれだけ振られているか
そのオフセット寸法が必要です この ADX-5 は 0.5mm です
ハブでは


ハブの左右ロックナットの距離 一般的に巾と言われる寸法です
この 126mm (前 100mm)が 計算式では OLD と呼ばれます


これはロックナット外面(ソトズラ)から フランジ間の距離を
測っています フランジは面(ツラ)ではなく中心までの寸法です
これは前後左右 4箇所測ります


実はこの寸法取りは結構難しく 何か計測用の治具を造ろうかと
思っていたのですが 今回は C.D をロックナットに挟み込みました
これは手間要らずで ナイスアイデアでした

これは スポーク穴間を計っています このカンパは 42mm で
この寸法は ハブスポーク間 PCD と呼ばれます
後、ハブで必要なのは スポーク穴の直径 このハブは 2.5mm です
図面


ここで計測したものが分かり易い様に図面を書いてみました
仕事用のドラフター(製図版)も部屋に有るのですが 駐輪場化
した状態でドラフターに近付けません そして特に製図の勉強も
した事が無いので 図面が下手だとか 汚いとかの批判はご勘弁
願います(笑)
スポーク長

前記各寸法を スポーク長計算器に入れます
計算器は色々な所が用意しています DT Swiss や SAPIM
のスポークメーカーのサイトから探すのも良いでしょう
今回はスポーキングをどの様にするのかまだ決めていません
それで各組み方の寸法を出しています
凝ったホイールを組むのも魅力ですが 今回はお使いになる方
の事を考え又スモールハブだし オーソドックスな 6本組が
良いかな?