たまには本職の事でも書きましょうか 住宅には必ず必要なトイレ
そこには便器が有ります それの取り付け風景をご紹介

私が今手掛けているのは神戸市内が一望出来る
高台に有る高級住宅地の新築住宅

これは設備の排水と給水の仕込み段階

それが床が貼られ壁も完成 ここに
便器を取り付けます
奥のコンセントの下の赤い所が給水
真ん中の丸いパイプが排水菅です


洋風便器、最近は腰掛便器と言うのかな
TOTO等のカタログにはそう書かれています
腰掛便器を付けるのはこの様な排水ソケットを先に
取り付けます 取付位置を示す型紙があります


排水ソケットのビス穴と 下は固定部品の取り付け位置


排水ソケットは接着剤とビス止め 手前の固定部品は
ビス 2本で止めています

排水ソケットに便器本体の排水部を差し込みます


しかしそれで終わりでは無い スケールで便器の
センターを合わせ 後ろの足元に便器固定用の
ビス穴が有ります この穴の所に印を付けます

床が木材ならビスを揉むだけで良いのですが
この床はコンクリートの上にコンパネを貼り
その上に C.F(クッションフロア)で仕上げて
有ります


その様な時はビスが入って行かないので 振動ドリルで
コンクリートに穴を開けます

コンクリートの穴は綺麗に掃除をします


開けた穴にはこの様なカールプラグと呼ばれる物を
叩き込みます コンクリートの穴だけではビスが効かないので
この様な部材を使うのですが 昔は木を削って木栓(もくせん)
を作っていました



コンクリートの穴にプラグを叩き込みました


排水ソケットに便器を取り付け 先程のカールに
この取り付けビスを締め込みます


この時使う工具はラチェットレンチですが ソケットが
この様に浅く ビスの頭を押え込みながら使う事が出来ます


ビスを締め込み 頭にキャップをします
便器は陶器で出来ています それを金物で締め込むのですが
ここは陶器を割らない程度の力加減が必要です これ以上は
締めたら駄目よ と便器の声を聞いてやります
この辺は自分の感覚なんですが これは自転車部品や
カーボン素材の締め込み加減に必要な手応えに通ずる
物が有りますよ

便器の前の足元にも 固定用部材にビス止めします


このビスは最初インパクトドライバーで締めますが
最後は普通のドライバーでやはり手応えを感じながらの
作業です


このビスには化粧キャップを差し込んでおきます

これで便器本体が取り付け出来ました
でもこれではまだ使えません

この後、便器に必要なタンクとウォシュレットを
取り付けましょう

緑に綺麗に映えるブルーの花 綺麗ですね
ここでちょっと休憩しましょう この便器はウォシュレット一体型便器と呼ばれ
タンクとウォシュレットが一体になったタイプです お値段は 230000円程の商品です
次回はタンクを付けて使える様にしましょう
次の作業 【 洋風便器の タンクを取り付ける 】
そこには便器が有ります それの取り付け風景をご紹介

私が今手掛けているのは神戸市内が一望出来る
高台に有る高級住宅地の新築住宅

これは設備の排水と給水の仕込み段階

それが床が貼られ壁も完成 ここに
便器を取り付けます
奥のコンセントの下の赤い所が給水
真ん中の丸いパイプが排水菅です


洋風便器、最近は腰掛便器と言うのかな
TOTO等のカタログにはそう書かれています
腰掛便器を付けるのはこの様な排水ソケットを先に
取り付けます 取付位置を示す型紙があります


排水ソケットのビス穴と 下は固定部品の取り付け位置


排水ソケットは接着剤とビス止め 手前の固定部品は
ビス 2本で止めています

排水ソケットに便器本体の排水部を差し込みます


しかしそれで終わりでは無い スケールで便器の
センターを合わせ 後ろの足元に便器固定用の
ビス穴が有ります この穴の所に印を付けます

床が木材ならビスを揉むだけで良いのですが
この床はコンクリートの上にコンパネを貼り
その上に C.F(クッションフロア)で仕上げて
有ります


その様な時はビスが入って行かないので 振動ドリルで
コンクリートに穴を開けます

コンクリートの穴は綺麗に掃除をします


開けた穴にはこの様なカールプラグと呼ばれる物を
叩き込みます コンクリートの穴だけではビスが効かないので
この様な部材を使うのですが 昔は木を削って木栓(もくせん)
を作っていました



コンクリートの穴にプラグを叩き込みました


排水ソケットに便器を取り付け 先程のカールに
この取り付けビスを締め込みます


この時使う工具はラチェットレンチですが ソケットが
この様に浅く ビスの頭を押え込みながら使う事が出来ます


ビスを締め込み 頭にキャップをします
便器は陶器で出来ています それを金物で締め込むのですが
ここは陶器を割らない程度の力加減が必要です これ以上は
締めたら駄目よ と便器の声を聞いてやります
この辺は自分の感覚なんですが これは自転車部品や
カーボン素材の締め込み加減に必要な手応えに通ずる
物が有りますよ

便器の前の足元にも 固定用部材にビス止めします


このビスは最初インパクトドライバーで締めますが
最後は普通のドライバーでやはり手応えを感じながらの
作業です


このビスには化粧キャップを差し込んでおきます

これで便器本体が取り付け出来ました
でもこれではまだ使えません

この後、便器に必要なタンクとウォシュレットを
取り付けましょう

緑に綺麗に映えるブルーの花 綺麗ですね
ここでちょっと休憩しましょう この便器はウォシュレット一体型便器と呼ばれ
タンクとウォシュレットが一体になったタイプです お値段は 230000円程の商品です
次回はタンクを付けて使える様にしましょう
次の作業 【 洋風便器の タンクを取り付ける 】