Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

クリンチャー用チューブ パンク張り

2014-10-01 20:32:34 | 自転車整備 その他 
クリンチャータイヤを使っている時 出先でパンクするとチューブを交換します
そのパンクしたチューブは持ち帰りパンク修理をします やってみましょう





クリンチャーホイールに使うチューブです これを携帯しパンクをすれば
パンクをしたチューブと入れ替えます




パンクをしたチューブは持ち帰り修理しまた使います 
これは皆さんがすでにやっていらっしゃる事ですが 
これからされる方もおいでになるでしょう そんな
作業をご紹介致します






パンク修理を行いましょう まずチューブに空気を
入れます 少し固くなる程度で良いでしょう






穴が開いている場所を探します 穴の状態で
音で解る場合も有りますが 解らない時は
容器に水を入れ 水調べを行います






普段はこの様な物で印は付けませんが 今回は
分り易い様にマーキングしました 2ヶ所穴が
開いていました




マーキングに使った POSCA これは色々な使い途が
有りとても重宝します






普段は穴が開いた部分をハサミで少し切り取ります
これはこの後ペーパーを使い表面を研磨しますが
こうしておくとマーキングが消える事が有りません




次の工程へ進みます






穴の周辺をペーパーで擦ってやります 180番手を
使いますがこの位荒い物が良いですね






表面を荒してやりました






もう片方は チューブに段差が有ります これは
削ってやった方が良いですね 




チューブの用意が出来たのでパッチゴムの準備です
この様な物も有りますね ただ大きさが決まって
しまいます






今回はパッチゴム一枚では少し穴が離れすぎています
小さなゴムを二つ用意します おおむねの大きさで
切りましたがこのままではいけません 
ここから角と直線部の面落しをします パッチゴムが
剥がれ難くする為に必要な事です






直線部分は斜めに切り落し 角は面取りをしています
穴に応じた物を二枚作りました






パッチゴムより広い範囲にゴム糊を塗ります
あまり少ないのは良くないですね 指先で
滑らかに塗り拡げられる位の量は欲しいです






ゴム糊の表面が乾いて来たらパッチゴムの
裏布を剥します




穴を塞ぐ様にパッチゴムを張ります
今回は 2ヶ所有りましたが同時に張りました






パッチを張った後は樹脂やゴムハンマーで良く叩き
圧着します かなり強く叩きますが台やハンマーの
角などに当ててチューブに傷を付けない様にしましょう






パンク修理が上手く出来ているか確認します
もう一度チューブに空気を入れました






パッチゴムを張った部分だけでなく チューブ全体を
確認します 大丈夫でした空気が抜ける所は有りません





パンク修理の部分 パッチゴムをこの様に切ると捲れ難くなります
必ず必要な切り方です 今回小さなゴムを 2枚使ったのは 1枚では
大きな物を飲み込んだヘビの腹みたいになるのでそれを避けました




これでパンク修理は完了です






このチューブは又使うので保管します チューブ内の
空気を抜いてしまいます




携帯する時の形に畳みました






ウエスを適度な大きさの帯にします でも
これは絶対に必要なものでは有りません






そのウエスをチューブに巻きテープで巻いておきます
このテープは車のワイヤーハーネス用で熱の影響を
あまり受けず糊も湧き難いものです 端は捲り易い
様に折り返しておきました




他の物と区別できる様に修理日を書いておきます





とても綺麗に写す事が出来ました これから種になって行くのでしょうか

今回の修理は皆さんがやっている事だと思います シティサイクルのパンクと
する事は同じです でもこんな事も自転車の楽しみの一つですね

コメント (13)
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