リムとタイヤを接着する方法が取られるチューブラータイヤ これには有る程度以上の
接着力が必要でタイヤの装着にもコツが要ります 接着にリムセメントを使う
そんな作業手順を紹介しましょう


今回タイヤを装着するホイールはトラック用で
街道練習に使っていたものです ロード用でも
する事は全く同じです


リムは当然チューブラー用で MAVIC GP4 を
使っています タイヤの接着面は事前に
古いリムセメントを除去~清掃しています
これは有る程度の時期が来たら必要な作業です
その時の作業の様子はこちらを参考にして下さい
【 リムセメントの除去 彫刻刀を使う 】


リムが新しい場合や今回の様に古いセメントを
除去した物には 床(とこ)作りから始めます
ボンドやリムセメントを使いますが今回は
ボンド G17 を使います


これはタイヤを張る為のリムセメントの接着力を
確保する為の作業で ボンドを薄くリムの接着面に
塗ります

リムの接着面に塗り拡がればどの様な方法でも
良いですが 指先で塗るのが綺麗に出来ますね


汚れた指先はシンナーなどの溶剤で拭けば綺麗に
なります 塗ったボンドはそのまま一晩置いて乾燥
させます
さて

一晩置いたリムはボンドが乾き床が出来ています
ここからがタイヤを装着する作業です


タイヤの装着にはリムセメントを使います
これは Panaracer パナレーサーの速乾タイプです
他にも色々と有りますがどれを使っても良いでしょう
リムに必要量塗って行きます

やはり指で塗りましたが その量はタイヤを入れ
空気を張った時にやや横から滲み出るくらいで
良いでしょう それ以上は必要有りません
今回は先程のチューブ 33ml の 1/3 程使っています

今回、タイヤは一度使った物を使います タイヤに依っては
入れる時に凄く固いものも有ります そんな物は事前に
伸ばしたり、リムに入れ一晩放置する様にした方が良い
ですね


リムにタイヤを入れる時には 少し空気を入れてやります
空気が入っていないとタイヤのサイドをリムセメントで
汚し易いですね 下の写真の様にほんの少し脹らむ程度で
良いでしょう 入れ過ぎると内径が小さくなりリムに入らなく
なります

バルブの穴へバルブを通し そこを中心に左右にタイヤを
押し下げながらタイヤをリムに乗せて行きます
注意: バルブは左右に曲がらない事
コツ: タイヤは目一杯伸ばしながら下方向へ押し下げる事

最後の部分 ここは床に置いていたホイールを持ち上げる
必要が有り ここまで伸ばして来たタイヤが縮まない様
保持しながらタイヤをはめてしまいます リムセメントで
色々な所を汚すのはこの辺りです
※ 多くの失敗はタイヤの伸ばし方が足らない時に起きます

入れたタイヤを全体に馴染ませてから 空気を
入れます 3キロ程度で良いでしょう

タイヤが全周に渡り捻れていないか リムの真ん中に
収まっているかホイールを回転させ目視で確認します

センターがずれている所が有ればセンターを合わせて
やります これがチューブラータイヤのセンター出しです
これが完了すれば空気を使用圧まで入れリムセメンが
乾くまで放置します 使うのは半日以上経ってからです


タイヤの方向 進行方向に向かってタイヤの模様が作る
V字の尖った方が上から見て前方になる様にします
今回のタイヤはサイドにも V字が出来ますが 接地
するのはタイヤのセンターが主なのでそちらを基準に
した方が良いとは思います
これは水はけを考慮しての事です 自転車の速度で
それは関係が無いと仰る方も居ますが 水はけを
謳っているメーカーも有るのでそれを無視する必要も
無いですね


完了です前後のタイヤを装着しました

今回のホイールはトラックレーサーに使います 今は軽いタイヤを使ったホイールを
入れていますがそれでは自転車小屋の前も乗れません 又後日入れ替えましょう
最近はチューブラーもリムテープを使う事が多くなり あれは今回の作業と比べると
本当に楽です ただ私はリムセメントも全く苦にならないのでどちらでも良いですね
でも競輪場や競技場を走る時にテープは使わないので 競技者の方はリムセメントの
使い方も覚えておいた方が良いですね
接着力が必要でタイヤの装着にもコツが要ります 接着にリムセメントを使う
そんな作業手順を紹介しましょう


今回タイヤを装着するホイールはトラック用で
街道練習に使っていたものです ロード用でも
する事は全く同じです


リムは当然チューブラー用で MAVIC GP4 を
使っています タイヤの接着面は事前に
古いリムセメントを除去~清掃しています
これは有る程度の時期が来たら必要な作業です
その時の作業の様子はこちらを参考にして下さい
【 リムセメントの除去 彫刻刀を使う 】


リムが新しい場合や今回の様に古いセメントを
除去した物には 床(とこ)作りから始めます
ボンドやリムセメントを使いますが今回は
ボンド G17 を使います


これはタイヤを張る為のリムセメントの接着力を
確保する為の作業で ボンドを薄くリムの接着面に
塗ります

リムの接着面に塗り拡がればどの様な方法でも
良いですが 指先で塗るのが綺麗に出来ますね


汚れた指先はシンナーなどの溶剤で拭けば綺麗に
なります 塗ったボンドはそのまま一晩置いて乾燥
させます
さて

一晩置いたリムはボンドが乾き床が出来ています
ここからがタイヤを装着する作業です


タイヤの装着にはリムセメントを使います
これは Panaracer パナレーサーの速乾タイプです
他にも色々と有りますがどれを使っても良いでしょう
リムに必要量塗って行きます

やはり指で塗りましたが その量はタイヤを入れ
空気を張った時にやや横から滲み出るくらいで
良いでしょう それ以上は必要有りません
今回は先程のチューブ 33ml の 1/3 程使っています

今回、タイヤは一度使った物を使います タイヤに依っては
入れる時に凄く固いものも有ります そんな物は事前に
伸ばしたり、リムに入れ一晩放置する様にした方が良い
ですね


リムにタイヤを入れる時には 少し空気を入れてやります
空気が入っていないとタイヤのサイドをリムセメントで
汚し易いですね 下の写真の様にほんの少し脹らむ程度で
良いでしょう 入れ過ぎると内径が小さくなりリムに入らなく
なります

バルブの穴へバルブを通し そこを中心に左右にタイヤを
押し下げながらタイヤをリムに乗せて行きます
注意: バルブは左右に曲がらない事
コツ: タイヤは目一杯伸ばしながら下方向へ押し下げる事

最後の部分 ここは床に置いていたホイールを持ち上げる
必要が有り ここまで伸ばして来たタイヤが縮まない様
保持しながらタイヤをはめてしまいます リムセメントで
色々な所を汚すのはこの辺りです
※ 多くの失敗はタイヤの伸ばし方が足らない時に起きます

入れたタイヤを全体に馴染ませてから 空気を
入れます 3キロ程度で良いでしょう

タイヤが全周に渡り捻れていないか リムの真ん中に
収まっているかホイールを回転させ目視で確認します

センターがずれている所が有ればセンターを合わせて
やります これがチューブラータイヤのセンター出しです
これが完了すれば空気を使用圧まで入れリムセメンが
乾くまで放置します 使うのは半日以上経ってからです


タイヤの方向 進行方向に向かってタイヤの模様が作る
V字の尖った方が上から見て前方になる様にします
今回のタイヤはサイドにも V字が出来ますが 接地
するのはタイヤのセンターが主なのでそちらを基準に
した方が良いとは思います
これは水はけを考慮しての事です 自転車の速度で
それは関係が無いと仰る方も居ますが 水はけを
謳っているメーカーも有るのでそれを無視する必要も
無いですね


完了です前後のタイヤを装着しました

今回のホイールはトラックレーサーに使います 今は軽いタイヤを使ったホイールを
入れていますがそれでは自転車小屋の前も乗れません 又後日入れ替えましょう
最近はチューブラーもリムテープを使う事が多くなり あれは今回の作業と比べると
本当に楽です ただ私はリムセメントも全く苦にならないのでどちらでも良いですね
でも競輪場や競技場を走る時にテープは使わないので 競技者の方はリムセメントの
使い方も覚えておいた方が良いですね