Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

スペアホイールの整備

2014-10-03 20:00:54 | ホイール
普段は使う事がないスペアホイールですが保管しているだけで劣化する物も
有ります いざ使う時に不具合が無い様に整備をしてやります




普段はホイールバッグに入れて保管している
スペアホイール






このバッグの中にはロード用のホイールが入って
います リムは ARAYA ADX-1 28H 30年近く前の
リムですがとても良いリムです






フロントハブは Campagnolo RECORD ロックナットには
74" の刻印が有ります それをラジアルで組みました
リアは WR Compositi カーボンが得意なメーカーですね






先日このホイールを少し使ったのですが タイヤを
張ってから相当期間経っているのでリムセメントに
不安を感じます






自転車に不安を感じそれをそのままにしておくのは
良く有りません 一度タイヤを外し状況を確認し
状況に応じて対処します






このホイールには速乾タイプのセメントを使っています
このリムセメントは劣化すると柔軟性が無くなり接着力が
著しく落ちます この上に塗り重ねれば生き返るかも
解りませんが 微妙な状態だったのでリムセメントを全て
剥しました






タイヤの接着面がリムの地肌の場合 いきなりタイヤを張る
のではなく事前に床(とこ)を作ってやる必要が有ります
これは接着力を確保するのが目的でリムセメントやボンドを
使います 今回はリムセメンを使います






リムのタイヤ面にリムセメントを薄く塗ってやります
ブラシやヘラを使っても良いですが 指が一番綺麗に
塗れますね




塗ったリムセメントが乾くまで一晩置いてやれば
床が出来ます




そして



一晩経ちました綺麗に床が出来ています
この状態で触っても指先にセメンが付く
事は有りません






このホイールにタイヤを張ろうか少し思案しています
この中にこれに使っていたものも有るのですが それは
他に使い新しいタイヤを用意した方が良いのかな・・






タイヤはまだ急ぐ必要もないので 床に埃が被らない様に
ビニールで養生しておきます






タイヤについて 現役時代は練習では重いホイールとタイヤを使い
試合では軽いホイールに良いタイヤと言う様に使い別けていました
これに付いては普段から最高の機材を と言う考え方も有りますが
選手の皆がその様に出来るものでは有りません





お天気の良い日の河原で見掛けました まだつぼみも有るし何時までも
楽しませてくれそうです

タイヤについては
今でもその頃の考え方は変わらず普段使いのタイヤはそれほど拘りません
そこで後輩のメカニックから
Kinoさん 貴重なライドの時間を極上の機材で走る。選手時代ならともかく、
今は楽しみで乗られているわけですから、機材、特に費用対効果の高いタイヤに
お金を掛けることは勿体無いとは思いません。

と上質なタイヤを勧められています 確かにもう試合で走る事は無いですから
このままでは一生良いタイヤは使えないですよね(笑)

コメント (2)
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