古くから有るリムで MAVIC マビックの GP4 と言うチューブラー用リムが有ります
この中には製造時期に依り 通常のタイヤの張り方では少し不安な物が有ります
その不安を解消するのにはしっかりとしたベッドが必要です


MAVIC GP4 今回ここで紹介するリムはマイナー
チェンジ後の物です 初期の赤い菱形と金色の
シールの物とその後のステッカーがこれと同じでも
初期の形状の物はタイヤを貼る上では特に問題は
有りません
※ 今回の記事は少し前に書いたものと被る部分も
有りますが 前回のまとめ的なものです


この GP4 を使ったリムはトラック用に組まれています

貼って有るタイヤは SOYO のシームレスで
22mm 巾のしなやかなタイヤです


そのタイヤを剥すとリムとタイヤが密着していない
部分が有ります


こちらはステッカーは違いますが同じ形状をした
リムを使った後輪です


後輪にも同じタイヤが使われており こちらは
リムとタイヤが綺麗に密着しています これの差は
ベッドの厚さの違いが有りそうです
これらのタイヤは私が張ったのでは有りませんが
他の仕事を見てもかなり腕の良い人がした仕事だと
思います 技術力はきっと私より上の人ですね


これらのリムセメントには SOYO の金リム用の
白セメンが使われていました


次は速乾性のリムセメンを使いたかったので
これらの古いリムセメントを剥離しました
最初は彫刻刀で削り落しています

一本でこれだけのリムセメントが削れました
かなりの量です


その後は塗料の剥離剤を使い全てを綺麗に
除去します

古いセメントは残っていません

これがマイナーチェンジされたリムの形状で
両サイドのリブが高く 谷も深くなっています
この形状がタイヤ張りを難しくしています


次のタイヤを貼る為に新しくベッドを作ります
ここではボンド G-17 を使いました


ボンドをリムの接着面に塗り拡げ一晩乾燥させます
ベッド作りは人に依り考え方が色々です 私は自分が
使うホイールには一回塗りで終わらせています


ベッドが出来たホイールにタイヤを入れます
今回は速乾性のリムセメンを使います


今回はタイヤを剥した時にタイヤとリムが密着
していない処も見ているので 普段より多く
又リムの両サイドのリブ部分にもセメンを塗り
タイヤを貼りました

タイヤを貼って一晩寝かせました セメントの
接着力が出ている時間経過です


ここでもう一度タイヤを外してみると 両サイドの
リブ部分にタイヤは接着していますが 谷底の本来
タイヤが接着する部分にタイヤが届いていません
これがこの形状の GP4 に不安を感じる処です


これを解消するのには この深い接着面から
この様なアールになるまでの厚いベッドが必要
だと言う事です これには一回のベッド作りでは
終らず何回かの作業と多量のリムセメントが必要
ですね

先日このリムの事を記事にしましたが今回はそのまとめ的な記事です
この深い谷では当然リムテープはタイヤが届かないので使えません
この様な事を理解しながら両サイドのリブにタイヤを丁寧に接着すれば
乗り方にも依りますがタイヤは外れずに使えそうな気もします
もし同じリムをお使いでしたら 少し気に留めておいた方が良いですね
幸いにもこのリムに関しては以前の記事以降 造詣が深い何人かの方から話が聴けました
特に人気サイト cyclowired シクロワイアードの編集長からはマイナーチェンジ前は
素晴らしいリムでしたが この後期型はレースでは使い難いリムですと ご自身の使用感や
多くの試合を見聞された経験からのお話しでした
前回の関連記事 【 MAVIC GP4 と言う チューブラーリム 】
この中には製造時期に依り 通常のタイヤの張り方では少し不安な物が有ります
その不安を解消するのにはしっかりとしたベッドが必要です


MAVIC GP4 今回ここで紹介するリムはマイナー
チェンジ後の物です 初期の赤い菱形と金色の
シールの物とその後のステッカーがこれと同じでも
初期の形状の物はタイヤを貼る上では特に問題は
有りません
※ 今回の記事は少し前に書いたものと被る部分も
有りますが 前回のまとめ的なものです


この GP4 を使ったリムはトラック用に組まれています

貼って有るタイヤは SOYO のシームレスで
22mm 巾のしなやかなタイヤです


そのタイヤを剥すとリムとタイヤが密着していない
部分が有ります


こちらはステッカーは違いますが同じ形状をした
リムを使った後輪です


後輪にも同じタイヤが使われており こちらは
リムとタイヤが綺麗に密着しています これの差は
ベッドの厚さの違いが有りそうです
これらのタイヤは私が張ったのでは有りませんが
他の仕事を見てもかなり腕の良い人がした仕事だと
思います 技術力はきっと私より上の人ですね


これらのリムセメントには SOYO の金リム用の
白セメンが使われていました


次は速乾性のリムセメンを使いたかったので
これらの古いリムセメントを剥離しました
最初は彫刻刀で削り落しています

一本でこれだけのリムセメントが削れました
かなりの量です


その後は塗料の剥離剤を使い全てを綺麗に
除去します

古いセメントは残っていません

これがマイナーチェンジされたリムの形状で
両サイドのリブが高く 谷も深くなっています
この形状がタイヤ張りを難しくしています


次のタイヤを貼る為に新しくベッドを作ります
ここではボンド G-17 を使いました


ボンドをリムの接着面に塗り拡げ一晩乾燥させます
ベッド作りは人に依り考え方が色々です 私は自分が
使うホイールには一回塗りで終わらせています


ベッドが出来たホイールにタイヤを入れます
今回は速乾性のリムセメンを使います


今回はタイヤを剥した時にタイヤとリムが密着
していない処も見ているので 普段より多く
又リムの両サイドのリブ部分にもセメンを塗り
タイヤを貼りました

タイヤを貼って一晩寝かせました セメントの
接着力が出ている時間経過です


ここでもう一度タイヤを外してみると 両サイドの
リブ部分にタイヤは接着していますが 谷底の本来
タイヤが接着する部分にタイヤが届いていません
これがこの形状の GP4 に不安を感じる処です


これを解消するのには この深い接着面から
この様なアールになるまでの厚いベッドが必要
だと言う事です これには一回のベッド作りでは
終らず何回かの作業と多量のリムセメントが必要
ですね

先日このリムの事を記事にしましたが今回はそのまとめ的な記事です
この深い谷では当然リムテープはタイヤが届かないので使えません
この様な事を理解しながら両サイドのリブにタイヤを丁寧に接着すれば
乗り方にも依りますがタイヤは外れずに使えそうな気もします
もし同じリムをお使いでしたら 少し気に留めておいた方が良いですね
幸いにもこのリムに関しては以前の記事以降 造詣が深い何人かの方から話が聴けました
特に人気サイト cyclowired シクロワイアードの編集長からはマイナーチェンジ前は
素晴らしいリムでしたが この後期型はレースでは使い難いリムですと ご自身の使用感や
多くの試合を見聞された経験からのお話しでした
前回の関連記事 【 MAVIC GP4 と言う チューブラーリム 】