Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

素人大工が作るウッドテラス 床組

2015-06-17 20:36:01 | ウッドテラス作り
前回は加工した床の構成材を組み付けました 今回はそれを立ち上げ
床組を行いましょう 一人で行う奮闘記です





この行程にくるまですでに 6 行程を消化しています これは前回組み付けた
床を作る為の材料です 今回はこれを束石の上に立ち上げてセットして行きましょう




現場打ちしたコンクリートの束石です 内部には
アンカーを打って動かない様にしています 束を
建てる芯墨を出しています ここでは目安程度に
考えて良いでしょう






90mm 角の木材を 6m 程度使っているので結構重いです
束石の上に乗せ倒れない様に控えを取りました 束石から
寸三の木材で突っ張りをしています 寸三とは 35mm 角の
木材の事を言います






住宅の壁に密着させるのは控え 壁と束は 5mm
空かす(すかす)為にパッキンを挟んでいます
これは後で取ります 下げ振りを使い立ちを
見ています 立ちとは垂直方向の傾きの事を
言います 立ちが悪ければ直して行きます






大引きの上に水平器を乗せて水平を見ています 束石の
上に乗せただけですが気持ちが良い位バッチリでした
事前に全部の束石の高さを確認し それに従って束の
長さを決めたのが良かった様です こう言うのはホッと
すると同時に嬉しいですね






壁際の骨組には壁から金物で控えを取ります
壁と束にビスで止めます






この建物の外壁は厚さ 50mm の ALC が貼られその下地は
コンパネです 長いビスを使えばコンパネにビスが効きます
※ ALC = 気泡コンクリート 耐火材です






足元にも突っ張りを入れました ここは建物の基礎
コンクリートです






コンクリ―トに穴を開け スタープラグを打って
ビスで止めましょう




床に束石の準備をした時に使ったロータリーハンマー
ドリルを使います 回転と打撃でコンクリートに穴を開けます






スタープラグには色々な商品が有りますが 今回は
エビのモンゴを使います これは少し高価ですが
一番使い易いですね






プラグを軽く叩いて奥まで入れます






5mm のビスを使います 下穴とプラグは 8mm を使っています






壁際の床材の設置が終わりました 建物からの控えで
しっかりと自立しています 窓にダッフィ―の姿が・・
外が気になる様です






立ちを見る下げ振りはこの様に使います 取付け位置は
束と糸の間が 50mm 開いています 下部の下げ振り部分の
糸との間を測り 上と同じ 50mm なら倒れていないと言う
事です 倒れている、寝ている等の言葉を使い垂直に
なると立ちが出たと言います





この後それぞれの床組材を 天端部分と足元の距離を
合せながら 上部の根太(ねだ)を両端に仮止めしました
※ 根太とは大引きと直角に交わる床の下地材で
今回は 45mm 角を選びました





今回の紹介はここまで 次回はこの床組みをもう少し強固な物へ補強して
行きましょう その後、根太も決めてしまいたいですね

前回の作業 【 日曜大工のウッドテラス 木工事 】 

次の作業 【 素人親方のウッドデッキ工事 建築金物の取付け 】

コメント
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