今回工事を進める事になった住宅のウッドテラス床束の下に据える
束石の施工を行います
今回の施工現場ですが この掃出しの窓の下まで
テラスの床を上げます束(つか)だけで 1.3m 程度
必要です その束の下に敷く束石の段取りをしましょう
一度に道具を出すと足元も悪くなるので必要な物を
用意しながら進めます 今回束石は 9ヶ所に用意します
束石は市販の物も有りますがここでは現場でコンクリートで
作ります 束石の下に少し細工をしたいので床にヒルティの
弾を打ちます これはシティアンカーとも言いますが
自分が職人として育った環境で幾分呼び方が変ります
でも弾(タマ)で大体話が通じるのが面白い処ですね
弾を打つのには下穴が必要です ロータリーハンマー
ドリルを使います 束石を設置する所には墨を出しています
私達が珠墨(しゅずみ)を使うのは現場では大工さんが
黒い墨を使う事が多いので それを区別する為です
それと大工さんに対する少しの遠慮も有ります
私は珠の他に青い墨も用意しています
床のコンクリートにドリルのキリを当てて回転させます
この機械は回転と同時に打撃も与えています
12.5mm の直径で深さは約 3cm の穴を開けました
穴の中とその周りを綺麗にします 中にゴミが残ってると
弾の強度が出ません
弾を穴に入れます 少し窮屈です
ハンマーで軽く頭を叩き 床と弾を同面(どうずら)に
します
弾の中にピンが入っています それをぴん打ち棒と言う
道具で叩き込みます 写真ではこんな事をしていますが
ちゃんとピン打ち棒は手で握って支えます
これでヒルティの弾が固定されました
弾の頭から内部をみています 白い紙の下にピンが
入っています この紙は単にピンの抜け止めです
弾のお尻は割れており ピンを打ち込む事でこれが
開きます それで固定されると言う事ですね
自転車のステムと一緒の理屈です
次の作業へ進む前に一度床を綺麗にしましょう
電気ブロワ―です
掃いても取り切れない埃も綺麗になりました
現場は何時も綺麗に・・
ここで昨日作ったコンクリートの仮枠を用意します
150×150×100 の大きさでこの中にコンクリートを
流し込みます
この様に 9ヶ所に束石を作ります 一個はクーラーの
室外機の後ろに隠れています
次の道具と材料です 仮枠に併せグリーンの
養生テープを張りました
コンクリートを打つ前にハイモル エマルジョンと言う
物を使います これはコンクリートの接着増強剤です
通常 5倍程度に希釈して使いますが今回は原液で行きます
新たにコンクリートを打つ部分に塗布しました
この材料は塗布後何時までもべた付いて汚れを
呼びます 必要の無い部分に はみ出さない為の
養生でした
接着増強剤は仕舞い 次の工程の材料を用意しました
3分のズンギリ(全ネジ)とナット、ワッシャーです
ズンギリは必要な長さに前もって切っておきました
束石のセンターに打ち込んだ弾に ズンギリをネジ込みました
これは既存のコンクリートの上に作る束石が動かない様に
する為の物です 束石は置くだけで良いのかも分りませんが
出来る事はやっておきます
9ヶ所に同じ事を行いました
そしてこの様に針金を外に立ち上げておきます
これはコンクリートを打った後 上に 20cm程度
出る様にしています 束石の上に束を乗せた後
この針金で束を引っ張っておくのも良いかと
思っての事ですが これは仕事を進めながら
考えます
これでコンクリート内の細工は終わったので
仮枠をセットして行きます 天端は平行に
設置したいので箱の水平を左右両方調整します
調整には 3mm の薄べニアをパッキンにして
低い部分の下にこれを挟んでいきます
このレベル調整に結構時間が掛りました コンクリートの
量も少ないので箱はガムテープで周囲を固定しました
コンクリートを打つ前の準備はこれで完了です
ここで丁度お昼の時間になりました ビールを用意してくれたので
有り難く頂きます 今日の晴れ間、この間にコンクリートの打設は
済ませたいのでお昼一番からセメント工事です 続きは次回に・・
前回の作業 【 本職ではありませんが ウッドテラスを作ります 】
次の作業 【 ウッドテラス 土台 コンクリート打設 】
束石の施工を行います
今回の施工現場ですが この掃出しの窓の下まで
テラスの床を上げます束(つか)だけで 1.3m 程度
必要です その束の下に敷く束石の段取りをしましょう
一度に道具を出すと足元も悪くなるので必要な物を
用意しながら進めます 今回束石は 9ヶ所に用意します
束石は市販の物も有りますがここでは現場でコンクリートで
作ります 束石の下に少し細工をしたいので床にヒルティの
弾を打ちます これはシティアンカーとも言いますが
自分が職人として育った環境で幾分呼び方が変ります
でも弾(タマ)で大体話が通じるのが面白い処ですね
弾を打つのには下穴が必要です ロータリーハンマー
ドリルを使います 束石を設置する所には墨を出しています
私達が珠墨(しゅずみ)を使うのは現場では大工さんが
黒い墨を使う事が多いので それを区別する為です
それと大工さんに対する少しの遠慮も有ります
私は珠の他に青い墨も用意しています
床のコンクリートにドリルのキリを当てて回転させます
この機械は回転と同時に打撃も与えています
12.5mm の直径で深さは約 3cm の穴を開けました
穴の中とその周りを綺麗にします 中にゴミが残ってると
弾の強度が出ません
弾を穴に入れます 少し窮屈です
ハンマーで軽く頭を叩き 床と弾を同面(どうずら)に
します
弾の中にピンが入っています それをぴん打ち棒と言う
道具で叩き込みます 写真ではこんな事をしていますが
ちゃんとピン打ち棒は手で握って支えます
これでヒルティの弾が固定されました
弾の頭から内部をみています 白い紙の下にピンが
入っています この紙は単にピンの抜け止めです
弾のお尻は割れており ピンを打ち込む事でこれが
開きます それで固定されると言う事ですね
自転車のステムと一緒の理屈です
次の作業へ進む前に一度床を綺麗にしましょう
電気ブロワ―です
掃いても取り切れない埃も綺麗になりました
現場は何時も綺麗に・・
ここで昨日作ったコンクリートの仮枠を用意します
150×150×100 の大きさでこの中にコンクリートを
流し込みます
この様に 9ヶ所に束石を作ります 一個はクーラーの
室外機の後ろに隠れています
次の道具と材料です 仮枠に併せグリーンの
養生テープを張りました
コンクリートを打つ前にハイモル エマルジョンと言う
物を使います これはコンクリートの接着増強剤です
通常 5倍程度に希釈して使いますが今回は原液で行きます
新たにコンクリートを打つ部分に塗布しました
この材料は塗布後何時までもべた付いて汚れを
呼びます 必要の無い部分に はみ出さない為の
養生でした
接着増強剤は仕舞い 次の工程の材料を用意しました
3分のズンギリ(全ネジ)とナット、ワッシャーです
ズンギリは必要な長さに前もって切っておきました
束石のセンターに打ち込んだ弾に ズンギリをネジ込みました
これは既存のコンクリートの上に作る束石が動かない様に
する為の物です 束石は置くだけで良いのかも分りませんが
出来る事はやっておきます
9ヶ所に同じ事を行いました
そしてこの様に針金を外に立ち上げておきます
これはコンクリートを打った後 上に 20cm程度
出る様にしています 束石の上に束を乗せた後
この針金で束を引っ張っておくのも良いかと
思っての事ですが これは仕事を進めながら
考えます
これでコンクリート内の細工は終わったので
仮枠をセットして行きます 天端は平行に
設置したいので箱の水平を左右両方調整します
調整には 3mm の薄べニアをパッキンにして
低い部分の下にこれを挟んでいきます
このレベル調整に結構時間が掛りました コンクリートの
量も少ないので箱はガムテープで周囲を固定しました
コンクリートを打つ前の準備はこれで完了です
ここで丁度お昼の時間になりました ビールを用意してくれたので
有り難く頂きます 今日の晴れ間、この間にコンクリートの打設は
済ませたいのでお昼一番からセメント工事です 続きは次回に・・
前回の作業 【 本職ではありませんが ウッドテラスを作ります 】
次の作業 【 ウッドテラス 土台 コンクリート打設 】