Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

ウッドテラス 土台 コンクリート打設

2015-06-12 20:06:05 | ウッドテラス作り
住宅にウッドテラスを作る為の土台作り 前回はコンクリートを流し込む
仮枠の設置が終わりました 今回はコンクリート工事を進めます





前回はコンクリートを打設する仮枠=箱の設置を終わらせています
今回はその箱にコンクリートを流し込みましょう 道具と材料を用意
しています




今回はコンクリートと言っていますが セメント+砂+砂利
これを水で練った物をコンクリートと言いマンションの躯体
などはこれが使われます それに対しセメント+砂を水で
練った物はモルタルと言います 今回はモルタルで仕事を
進めます

最近は砂とセメントを最適配合で混ぜ合わせた物が売っています
今回もそれを使います これは水を混ぜて練るだけでモルタルが
出来る便利なもの 
通常のモルタルは、砂 3 に対しセメントは 1 の配合です 強度が
欲しい時には砂 2 セメント 1 などにしたりします




左官工事に使うコテです 私達の仕事は結構セメントを
触るので通常これ位の物は何時でも用意します その他
状況に依りコテを選ぶので 色々な物を倉庫に保管しています






さて配合された材料を水で練ります 以前なら練り箱と
左官用のクワを使い練りましたが 最近はこの様なハンド
ミキサーを使います これは本職の左官屋さんでもそうなって
来ていますね もちろんバケツの中で手練りでも O.K です






ミキサーで練りました この機械を使うと綺麗なモルタルが
練れますね、と言うより均等に練れると言うのが正解かな
モルタルは柔らかい方が仕事が楽ですが 水を多く使うと
強度が出難いらしいです この辺は感覚ですがとても良い
モルタルが練れています




昨日設置した壁際の仮枠から始めましょう
箱の中には強固に土台(束石)を固定する為に
アンカーとズンギリで細工をしています






この形のコテはレンガゴテと言います この様に
モルタルをすくうのに重宝するコテです 箱の中に
入れて行きましょう






箱の高さは 100mm 10cm にしています 天端のすり切れまで
モルタルを入れ 箱の周囲をハンマーで軽く叩いて行きます
これで箱の隅々までモルタルを回します 上から突くだけでは
マメと呼ばれる モルタルの表面に巣が出来る事が有ります

マメを作らない様に振動を与えモルタルを締めるのですが
これをやり過ぎると砂、セメン、水が分離してしまうので
適度な処で止めておく必要があります




最後に少し仕上げコテで表面を抑えて完了です






束を止める為の針金を仕込んだ物も同じ要領で
モルタルを打ち今回用意した 9個全てが完了です
事前にモルタルの必要容量を計算していたので
材料の過不足も有りませんでした(自慢 笑)




現場仕事で一番大切な事は 怪我をしない事。
そして 現場の掃除と片づけ こんな事は出来て
当り前なんですが これが出来ない人は 真剣に
自分のしている事を考えた方が良いですね
建設業と言う業種が世間に認めて貰えるためには
必要な事です





モルタルが打ち終った土台 この様に乾燥と共に少し痩せます
水分が蒸発してこの様な事が起ります この箱をばらすのは、まる一日経ってからですね

何か色々と知った様な事を書いていますが 書物等で勉強した事は有りません
現場で今迄に見聞した知識だけです それを素人の私が仕事を進めています
本職の方達がご覧になれば 苦笑されているかも分りません、でもそこは
大きな心でお許し下さい さて次は打ち終わった土台の高さ関係を正確に
確認しておきたいですね

前回の作業 【 ウッドテラス 束石の施工 】

次の作業 【 素人が作るウッドテラス 土台の高さ確認 】

コメント
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