Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

誰でも出来る 自転車のパンク修理 完成

2015-06-21 20:59:38 | 自転車整備 その他 
自転車のパンク修理はコツが解れば誰にでも直せます 前回には穴探しから
穴にパッチゴムを貼る処まで案内しました 今回はその続きでタイヤを嵌め
空気を入れ乗れる状態にしましょう





前回は穴を探しそこへパッチゴムを貼りチューブの空気漏れの修理は
完了しました 今回はタイヤを嵌めてしまいましょう






タイヤを嵌める前にタイヤの内側に異物が無いか
ウエスで擦ったり目視で良く確認します この中へ
チューブを入れるのはそれが終わってからです




今回のパンクはチューブのリム側に穴が開いていました
パンクをした付近のリム側のチェックをします 併せて
リムにリムフラップが正しくはまっているかここも全周
チェックしましょう






どこにも異常が無いのでチューブをタイヤの中に
入れます まずバルブからですリム穴に真っ直ぐ
入れます






ここで虫ゴムをセットします 外した虫に異常は
有りませんがついでに新しいゴムに替えてしまいます




虫ゴムは自由な長さに切れる長い物を用意しています






虫ゴムの長さは 上の写真の様に先端から金属部が
見えているのはいけません 下の写真の様にゴムの
先が余る位の長さが必要です






虫ゴムを取り付けますが 最後のバルブナットは
奥まで締めないでおきます






全く空気が入っていないチューブは折れ曲がり
上手くタイヤの中に入りません 少し空気を
入れます




ほんの少し脹らむ程度で OK です 入れ過ぎは
この後の作業を難しくします






外に有ったチューブを全周 タイヤの中へ入れました






タイヤをリムに嵌めていきます 私はバルブの部分から
入れます バルブを奥に押し込みタイヤを入れます
これはタイヤのビートでチューブを嚙ませない為です

※ タイヤをリムに入れる時 バルブの反対側から入れる
人もいます これはどちら側からでも結構です自分の
やり易い方から始めて下さい どちらから入れても気を
付ける事は一つ タイヤのビートとリムの間にチューブは
挟まない事。




私はバルブの所から始めます バルブを押し込み
チューブを奥に逃がしながらタイヤをはめます




そこから左右へとタイヤをはめて行きます






後になるにつれ固くなって来ますが 要領は親指の
付け根の手の平を使い押し込んで行きます 親指の
先を使うと生爪が剥がれそうで痛いですね






大体手で入りますが どうしても無理ならタイヤレバーを
使います レバーを差し込んでタイヤを持ち上げてやります
この時にレバーでチューブに穴を開ける事も多いので そこは
神経質に進めて下さい






タイヤが入ればチューブが噛んでいないか 全周チェックを
します




チューブが噛んでいない事が確認出来たら 使用圧まで
空気を入れます






バルブナットを奥まで締め込みます ここは手で
キツク締めれば結構です






バルブも押し込んでもう一度チューブを奥へ押し込んで
やります






ウエスで手の届く所くらいは 掃除をしてやると
良いですね






指先に唾を付け バルブに付けます これでここからの
空気漏れのチェックをします




バルブを拭いておきましょか これはお好きな様に・・






最後にバルブのゴムキャップを取り付けて完了です






自転車のタイヤには幾つかの表示が JIS で義務付けられています
その一つが標準空気圧 このタイヤにはMAX 65 PSI 4.6 kgf/cm2
と書かれています 実際 4.2~4.5 kgf/cm2 辺りが良さそうです





これでパンク修理が完了しました 特に難しい道具は使っていません
パッチゴムとゴム糊セット タイヤレバーと空気入れ これだけは用意して下さい
気を付けながら行えば誰にでも出来る作業だと思います

前回の作業 【 誰にでも出来る 自転車のパンク修理 】

コメント (4)
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