先日より BB 付近からの異音で整備を進めているロードバイク 今回は変速機の取付け部
リプレイスエンドの点検をし修正を行いました ディレーラーハンガーとも呼ばれるアルミの金物です
CARRERA ERAKLE TS と言うカーボンフレームのロードバイクです BB 付近からの異音で
整備を進めて来ましたが今回はリアディレーラーのマウント金物 リプレイスエンドの歪みの
有無を点検します
今回ホイールを装着しますが このチェーンステーの
内側が触れるのはこれで最後になります
今の間にもう一度ワックスを掛けておきます
ホイールは Campagnolo BORA 良いホイールですね
空力特性も優れている様です
フレームへ装着する前に使用空気圧までエアーを張っておきます
チェーンレストを外し ホイールを入れます
ストレートドロップアウトのエンドですが ホイールのセンターが
出ているか確認をしています
リアホイールを装着しました
今回の BB 付近の異音とは関係ないと思いますが
手抜きはせずに リプレイスエンドの歪みをチェックしておきます
変速機を外しました
最近のカーボンやアルミフレームには ほとんど使われている
変速機の取付け金物 これをリプレイスエンドと呼びます
ディレーラーハンガーと呼んでも良いでしょう
これの取付けネジは良く緩みますが、先日増し締めを行っています
エンド金物の点検には専用工具を使います 色々な所が出していますが
これは HOZAN C-336 ディレーラー直付ゲージと言う商品名です
工具をリプレイスエンドに取り付けます
この様にホイールと工具との距離を測ります
ここは 36mm
場所を変えます ブレーキ付近です 43mm
ブレーキの下です 少し見難いですが 28mm
これは先程のブレーキ付近と 15mm の差が有ります
許容範囲を大きく超えています 良い状態ではありません
修正
今回のエンドは後ろから見ると概ねこの様な方向に
曲がっていました これを矢印方向へ修正をします
同じ工具を使い測定ヶ所を 35mm で揃えました
これでリプレイスエンドは真っ直ぐになりました
これはホイールが振れていない事が正確な作業の条件ですが
今回はホイール装着時にその確認はしています
変速機を元に戻します 古いグリスと汚れを拭き取ります
新しいグリスを取付けネジに塗布します ここはグリスの
切れやすい部分です 変速機の駆動部でも有るのでグリスは
必要です
変速機の取付けボルトを締め込みます このネジは気を付けないと
斜めに差込み、線を切る事が有ります慎重に行います 取付けが
出来ました
ここまでがリプレイスエンドの点検と修正作業です
あれだけ曲がっていたのを修正すると 恐らく変速機の
プーリーの位置も変っていると思います、この後その点検を
する必要が有ります
今回はこの様にリプレイスエンドを修正しましたが 新品のフレームでも真っ直ぐなものは無いと
言われる程、精度が出てない部分です 変速性能に直接係わる部分なので是非チェックしてみて下さい
元々落車等で変速機に衝撃を与えた時にフレーム素材より弱い金属を使う事で フレーム本体を
守る目的で作られたものです それにしても今回のパーツは驚く程柔らかかったです できれば
予備を確保しておいたほうが良いですね
前回の記事 【 ペダルの清掃 取付け SPEEDPRAY 】
次の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】
リプレイスエンドの点検をし修正を行いました ディレーラーハンガーとも呼ばれるアルミの金物です
CARRERA ERAKLE TS と言うカーボンフレームのロードバイクです BB 付近からの異音で
整備を進めて来ましたが今回はリアディレーラーのマウント金物 リプレイスエンドの歪みの
有無を点検します
今回ホイールを装着しますが このチェーンステーの
内側が触れるのはこれで最後になります
今の間にもう一度ワックスを掛けておきます
ホイールは Campagnolo BORA 良いホイールですね
空力特性も優れている様です
フレームへ装着する前に使用空気圧までエアーを張っておきます
チェーンレストを外し ホイールを入れます
ストレートドロップアウトのエンドですが ホイールのセンターが
出ているか確認をしています
リアホイールを装着しました
今回の BB 付近の異音とは関係ないと思いますが
手抜きはせずに リプレイスエンドの歪みをチェックしておきます
変速機を外しました
最近のカーボンやアルミフレームには ほとんど使われている
変速機の取付け金物 これをリプレイスエンドと呼びます
ディレーラーハンガーと呼んでも良いでしょう
これの取付けネジは良く緩みますが、先日増し締めを行っています
エンド金物の点検には専用工具を使います 色々な所が出していますが
これは HOZAN C-336 ディレーラー直付ゲージと言う商品名です
工具をリプレイスエンドに取り付けます
この様にホイールと工具との距離を測ります
ここは 36mm
場所を変えます ブレーキ付近です 43mm
ブレーキの下です 少し見難いですが 28mm
これは先程のブレーキ付近と 15mm の差が有ります
許容範囲を大きく超えています 良い状態ではありません
修正
今回のエンドは後ろから見ると概ねこの様な方向に
曲がっていました これを矢印方向へ修正をします
同じ工具を使い測定ヶ所を 35mm で揃えました
これでリプレイスエンドは真っ直ぐになりました
これはホイールが振れていない事が正確な作業の条件ですが
今回はホイール装着時にその確認はしています
変速機を元に戻します 古いグリスと汚れを拭き取ります
新しいグリスを取付けネジに塗布します ここはグリスの
切れやすい部分です 変速機の駆動部でも有るのでグリスは
必要です
変速機の取付けボルトを締め込みます このネジは気を付けないと
斜めに差込み、線を切る事が有ります慎重に行います 取付けが
出来ました
ここまでがリプレイスエンドの点検と修正作業です
あれだけ曲がっていたのを修正すると 恐らく変速機の
プーリーの位置も変っていると思います、この後その点検を
する必要が有ります
今回はこの様にリプレイスエンドを修正しましたが 新品のフレームでも真っ直ぐなものは無いと
言われる程、精度が出てない部分です 変速性能に直接係わる部分なので是非チェックしてみて下さい
元々落車等で変速機に衝撃を与えた時にフレーム素材より弱い金属を使う事で フレーム本体を
守る目的で作られたものです それにしても今回のパーツは驚く程柔らかかったです できれば
予備を確保しておいたほうが良いですね
前回の記事 【 ペダルの清掃 取付け SPEEDPRAY 】
次の作業 【 ウルトラトルク フィキシングボルトには ロックタイトを使う 】